頭皮トラブル
自分でできる頭皮のかゆみ対策。シャンプーの方法や食生活で改善も
少しのかゆみだからと放っておくと、炎症が進んで深刻な状態に陥る可能性も。かゆみの原因を知り、早めに適切な対策を取ることが必要です。
今回は頭皮のかゆみ対策について、自分でもできるケア方法を中心にご紹介したいと思います。
Contents
そのシャンプー法は大丈夫?かゆみを防ぐ適切な洗髪法とは?
かゆみの原因を引き起こすものとして、まず考えられるのは洗髪の仕方。改善することで、かゆみが治まるかもしれません。以下に気をつけるべきポイントをまとめました。
シャンプー前に、ブラッシングと予備洗いをしっかりと!
頭皮のかゆみを防ぐには、シャンプーの前にしっかりと汚れを落とすことが重要。特にポイントになるのは、ブラッシングと予備洗いです。
ブラッシングで髪についた埃を取り除き、お湯だけの予備洗いで汚れをしっかりと落とします。
シャンプーやトリートメントは直接頭皮につけない
シャンプーやトリートメントを直接頭皮につけてから泡立てる人も多いと思いますが、根元に洗い残しができると、それが頭皮への刺激になる可能性もあります。
シャンプーはまず手に取り、手の中で泡立ててから髪につけるようにしてください。同じくトリートメントもまず手のひらに取り、伸ばしてから髪につけることをおすすめします。
すすぎの際は、毛穴にシャンプーが残るとかゆみの原因になるので、ぬるつきがなくなるまでしっかりと洗い流しましょう。
シャンプーは頭皮への刺激が少ないものがおすすめ!
かゆみを抑えたいのなら、石鹸シャンプーやアミノ酸系シャンプーなど、低刺激で頭皮に優しいものを使うことをおすすめします。
シャンプー後はしっかりタオルドライ!
ドライヤーの熱を当てすぎると、頭皮が乾燥し、かゆみに繋がる場合があります。シャンプーの後、髪がびちょびちょのままドライヤーを当ててしまうと、乾かすのに時間がかかり、熱風のダメージを長く受けることになってしまいます。
シャンプーの後は、まずタオルドライで水気をしっかり拭き取りましょう。また、雑菌が繁殖しないためにも、お風呂上りはすぐにドライヤーで髪を乾かすとよいでしょう。
乾燥した頭皮には、ローションでバリア機能をアップ!
頭皮の乾燥が気になる方は、ローションを使うのもおすすめです。保湿成分だけではなく、炎症を抑えたり、細菌の繁殖を予防する成分が配合されているものもあるので、頭皮本来のバリア機能を取り戻すことができます。
野菜と魚中心の食生活で頭皮湿疹ができにくい体質に
頭皮湿疹は、かゆみの原因となることも多い頭皮の炎症の一つ。それは食生活を変えることで改善や予防が期待できます。
濃い味付けや肉類、アルコールや甘い物、辛い物の摂り過ぎは、頭皮に刺激を与え、頭皮湿疹にかかりやすくなります。できれば野菜や魚をたくさん摂取できる、和食中心の食生活を心がけましょう。
特にビタミンB群が不足すると頭皮湿疹が起こりやすいので、かゆみが気になる方は積極的に摂取するようにしてください。
これらの食材バランスよく食べるのが難しい人は、足りない分をサプリメントで補ってもよいでしょう。
しっかりと睡眠を取り、規則正しい生活を
ストレスや睡眠不足は、ホルモンバランスを乱し、毛穴に皮脂が詰まりやすくなるなど、頭皮環境にも悪影響を与えます。
ヘッドスパで汚れ除去&保湿のスペシャルケアを!
毎日しっかり洗っているつもりでも、自己流では汚れを落とし切れていない可能性も。毛穴の汚れをしっかり落とすという点では、ヘッドスパもおすすめです。
かゆみがひどい場合は皮膚科に相談を
かゆみがひどい場合や、上記のような対策を行っても改善が見られない場合は、すみやかに皮膚科に相談しましょう。
原因に合わせた適切な対策で、頭皮のかゆみよさようなら!
いかがでしたか?頭皮のかゆみを引き起こすには様々な原因が考えられますので、自分に合った対策を行うことが何よりも大切です。
シャンプーや食事など、毎日のことだとついおざなりになりがちですが、いくつかのポイントに気を付けて丁寧に行うことで、かゆみなどの症状を防ぐことができるかもしれません。