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白髪

黒ごまは白髪予防に効果あり!その理由とおすすめの食べ方

しかし、白髪の量が増えてくると、白髪染めを使っても染め残しが出てくる、染めてもすぐにまた生えてきた部分の白髪が目立つようになってしまいます。

しかも、白髪染めを頻繁に使用すると、頭皮や髪を傷めてしまいます。それでも白髪が気になると、白髪染めを使わずにはいられなくなるのです。

そこで、根本的に白髪を改善できる方法を試してみましょう。体の内側から白髪を改善するために役立つのが黒ごま。

黒ごまが、白髪の改善や予防に効果がある理由と、おすすめの食べ方について、紹介していきます。


黒ごまが白髪改善に効果があるって本当?その理由とは?

ごまは体に良い食材としてよく知られていますが、なぜ白髪改善や予防にも効果を発揮するのでしょうか。その理由についてみていきましょう。

高い抗酸化作用で老化予防

白髪が発生する原因はさまざまですが、加齢も大きな原因のひとつ。少しでも白髪の発生を抑えたい、白髪の量を少なくしたいのであれば、髪や頭皮の老化を遅らせることがポイントになってきます。

ごまは別名「小さな丸薬」と呼ばれる優れた健康食材であり、あの小さな実の中にたっぷりと栄養が詰まっています。
  • セサミン
  • セサモール
  • セサモリノール
  • セサミノール
  • ピノレジノール

この6つが黒ごまに含まれている抗酸化成分であり、それらを総称して「ゴマグリナン」と呼んでおり、これらが老化をすすめる原因となる活性酸素の働きを抑えてくれます。

豊富なビタミン、ミネラルが白髪に効果を発揮

黒ごまには、抗酸化成分だけでなく、ビタミンミネラルが豊富に含まれています。

  • ビタミンA
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ナイアシン
  • 葉酸
  • パントテン酸
  • ビタミンE
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 銅 
  • 亜鉛

中でも、特に白髪に効果が期待できる成分がいくつかありますので、詳しくみていきましょう!

ビタミンB2
ビタミンBは代謝を促進する働きがあります。ビタミンBにもいくつか種類があり、それによって働きも異なるのですが、ビタミンB2は、皮脂の過剰分泌をおさえて毛母細胞の活性化を促してくれるのです。
葉酸
葉酸は、妊婦さんが妊娠中に摂取をすすめられる栄養素であり、血行促進効果が期待できます。

血行が促進されることで、頭皮に栄養が届きやすくなり、毛母細胞活性化につながっていきます。

また、髪の毛に色をつけるメラニン色素を形成する働きもありますので、白髪の予防や改善に効果的に働いてくれるでしょう。

ビタミンE
ビタミンEは別名若返りのビタミンと呼ばれているほど、高い抗酸化作用を持っていますので、セサミンなどとの相乗効果でアンチエイジングに働いてくれるでしょう。
パントテン酸
髪の毛を健康な状態に保つよう働いてくれる栄養素であり、女性用の育毛剤にも配合されています。
ビオチン
ビタミンHやビタミンB7とも呼ばれており、皮膚や粘膜の健康を維持する働きに優れています。

ビオチンには、髪の毛の主成分であるケラチンを生成するときに必要な栄養素ですので、不足すると薄毛や抜け毛、白髪などが起こりやすくなるのです。

また、ビオチンはコラーゲンの生成にも関わっており、髪の太さやツヤを出す効果が期待できます。

これらのビタミン、ミネラルもまた、白髪予防や改善に働いてくれているのです。

黒ごまの皮に注目!その色素が白髪の予防に効果を発揮!

黒ごまの皮には、アントシアニンと呼ばれる色素が含まれています。そのアントシアニンは、抗酸化だけでなく免疫力強化も期待できるのです。

髪の毛に色を付けてくれるのがメラニン色素であり、何らかの原因でメラニン色素が作られなくなると、白髪になってしまいます。

そして、その原因のひとつが老化です。黒ごまの持つアントシアニンの働きによって、抗酸化力を高め、白髪を予防、改善に導いてくれるのです。

ごまには、黒ごま以外にも白ごま、金ごまなどの種類がありますし、どの種類のごまも、抗酸化成分やビタミン、ミネラルをたっぷりと含む健康食品です。

しかし、この黒色を作り出してくれる色素であるアントシアニンは、黒ごまにしか含まれていませんので、白髪の改善を期待するなら黒ごまを積極的に食べたほうがいいのです。

また、黒ごまは白髪以外にも美容や健康に効果をもたらしてくれます。

  • ストレスの緩和
  • コレステロール値の改善
  • 肝機能の改善
  • 美肌、アンチエイジング
  • 貧血予防

などにも、効果が期待できるのです。健康な髪の毛は、健康な体から生えてきますので、健康な体づくりにも、黒ごまは大活躍してくれますよ。

黒ごまで白髪を撃退!おすすめの食べ方

黒ごまを白髪対策に役立てるためには、その栄養をしっかりと吸収できるような食べ方を知ることが重要です。

黒ごまの栄養素は、硬い皮の中に詰まっています。しかも、その皮は胃液でも溶けません。

そのため、よく噛まないで飲み込んでしまっても栄養が吸収されず、そのまま体から排せつされてしまうのです。

そこで、効率よく栄養が摂取できるおすすめの食べ方について、紹介していきます。

そのまま食べるときの注意点

健康や美容のために黒ごまを食べるときの目安は大さじ1杯です。ごまは1粒が小さいので、それをよく噛むのは大変です。

そこで、そのままの状態で食べるときは、ごまを炒るか、擦ってから食べるようにしましょう。

炒って食べる
炒ることでごまを覆っている皮にヒビが入って、栄養が吸収されやすくなります。

また、ごまを炒ることで、香ばしくなり風味も増して、美味しく食べられるようにもなるでしょう。

擦って食べる
擦ることで、皮が破れてごまの栄養素が吸収しやすくなります。さらには、ご飯やサラダなど、いろいろな料理にかけたり、飲み物に混ぜたりしやすくなるのです。

擦りごまを作るときには、いくつかの注意点があります。すりごまを作るときに力いっぱい擦ってしまうと、空気に触れて酸化が早くすすんでしまうようになります。

また、擦りごまも販売されているのですが、普通のごまと比べると酸化スピードが速くなっていますので、できるだけ早く使い切るようにしましょう。

黒ごま+牛乳で作るドリンク

白髪以外にも薄毛などの髪のトラブル改善に働いてくれるのが牛乳です。それは、皮膚を構成している成分である、タンパク質を摂取するためです。

髪も皮膚の一部ですので、タンパク質が不足してしまうと、髪の毛が細くなったり、白髪になったりと、トラブルが起こりやすくなってしまいます。

また、牛乳には髪に色をつけるメラニン色素を生成する色素細胞を活性化させる働きもありますので、カルシウム不足は白髪の発生をすすめてしまうのです。

そこで、黒ごまと牛乳を組み合せて、栄養たっぷりのドリンクを作りましょう。

材料

  • 牛乳・・200ml
  • 黒ごま・・大さじ1
  • ハチミツ・・適量

作り方は、牛乳をマグカップに入れて電子レンジ(500から600W)で1分温めてから、擦った黒ごまをいれます。仕上げに、好みでハチミツをいれて完成です。

黒ごまペースト

パンやクラッカーなどに塗って食べられる黒ごまペーストは、スーパーやネット通販などで手軽に購入できる品です。商品によって、使われている原料や添加物、価格などが異なります。

市販で購入するのは楽ですが、コスパや添加物、安全性など、いろいろな点を考慮すると毎日続けるのは難しいと思いますので、手作りで黒ごまペーストを作ってみましょう。

材料

  • 黒ごま
  • はちみつ
  • ごま油(サラダ油でもOK)

それぞれ適量をフードプロセッサーにかけるだけです。材料も家にあるものだけで事足りますし、作り方もとても簡単ですので、おすすめですよ。

自分で作るときは、ペーストの固さや甘さなど、ある程度自分で調整できますので、好みに近いものが作れるのも嬉しい点ですね。

黒ごまパワーを白髪にも!健康、美容にも役立つのでおすすめ!

黒ごまは比較的お手頃で手に入りやすい商品です。しかも、1日あたりの摂取量も大さじ1杯ですので、コスパもよく、いろいろな料理や飲み物に混ぜて使えます。

白髪予防や改善だけでなく、美肌やアンチエイジング、健康にも嬉しい効果をもたらしてくれますので、毎日摂るのがおすすめです。

また、食品やサプリメントは、一定期間続けることでじわじわと効果が現れてきますので、気長に続けてみましょう。

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