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白髪

ヘアマニキュアでの白髪ケアはメリットが多い。その効果と注意点

そこでおすすめなのがヘアマニキュアです。

ヘアマニキュアって聞いたことはあるけれど、あまり利用したことがない、という人も多いのではないでしょうか?ヘアマニキュアのメリットはいろいろあるんですよ!

ヘアマニキュアの最大とも言えるメリットは、髪へのダメージが少ないことです。いくら美容院でカラーリングをしても、ヘアトリートメントをしていても、ヘアカラーをまめにすれば髪が傷んでしまいます。

それを避けるには、ヘアマニキュアを使ってみるのもアリですよ。ヘアマニキュアの効果や使用方法の注意点などについて紹介しますね。


髪をいたわるならヘアマニキュア。その効果と特徴

美容院でいうカラーとはヘアカラー、もしくは白髪染めのことですね。しかしよくメニューを見てみると、ヘアマニキュアという種類もあります。ヘアマニキュアとヘアカラーの違いを含め、ヘアマニキュアの効果やメリットを紹介しましょう。

カラーの種類はいろいろでそれぞれ特徴がある

ヘアマニキュアの特徴を知るには、他のヘアカラーの種類や特徴も知っておくといいですよ。カラーの種類には主に次のようなものがあります。

ヘアカラー
黒髪に色を乗せて、茶色にしたり、アッシュカラーにしたり、赤系にしたりするもの。一度染めたら、半永久的に色が持続し、シャンプーをしても落ちないのが特徴です。白髪染めもヘアカラーの一種です。
ブリーチ
ヘアカラーと同様、基本的には半永久的で、シャンプーをしても色落ちしません。ヘアカラーとの違いは、髪の色を抜く脱色剤である点です。黒髪を脱色し、茶色や金色にしてからカラーをするのが特徴です。
カラートリートメント
少し色味を足したいときに使用します。金髪に赤を入れるときなどにも使われる方法です。
カラースプレー
スプレーで色を付ける方法。シャンプーをすれば色は落ちます。
ヘアマニキュア
黒髪の上から色を乗せる方法です。表面に色をつけるだけで、黒い髪の毛に色を乗せてもほとんど分からないので、茶色などの明るい色にはできませんが、白髪にはしっかりと効果を出すことができます。

ヘアカラーやブリーチは医薬部外品で、ヘアマニキュアやカラートリートメント、カラースプレーなどは化粧品に分けられます。

化粧品に分類されるヘアマニキュアのメリット

ヘアカラーやブリーチはシャンプーをしても色落ちはしませんが、その分髪へのダメージは大きくなります。医薬部外品に分類されるカラーは、アルカリカラーといって髪の内部まで染まっていくからです。

しかしその点、酸性カラーであるヘアマニキュアはダメージが少ないもの。ヘアマニキュアは髪の表面だけに色がつくので、髪の組織へのダメージが少ないのです。

白髪染めなどのヘアカラーは、化学染料を髪の中に入れる方法です。タンパク質も破壊され、キューティクルも損なわれて髪の栄養も流れてしまうため、髪がパサついてしまうことも。

ヘアマニキュアはキューティクルを壊さないので、髪のツヤも失われないというメリットがあります。個人差はありますが、ヘアマニキュアを使うようになって、髪にハリやコシが出た、髪がサラサラになった、という声もあります。

さらに、化粧品に分類されているヘアマニキュアは、アルカリ成分を配合していませんし、皮膚へのダメージも少ないです。ヘアカラーでかぶれてしまう人でも、ヘアマニキュアであれば大丈夫、といったケースも多いです。

ヘアカラーやブリーチのようなアルカリ成分を含む医薬部外品はパッチテストが義務付けられています。一方のヘアマニキュアは、パッチテストが義務付けられていません。それだけ、頭皮や髪に安全であるということが言えるでしょう。

ヘアマニキュアで美しく白髪を染めるには?利用方法と注意点

ヘアマニキュアは黒髪を明るい茶色などにすることはできませんが、白髪を黒くすることはもちろん、髪の色を濃くすること(暗くすること)ができます。ヘアマニキュアの特性を把握し、白髪を美しく染めましょう。

ヘアマニキュアは白髪の量によって色を決める

ヘアマニキュアの色を選ぶ際には注意が必要です。黒髪にはヘアマニキュアの色は出ませんが、白髪にはしっかり色が出ます。そのため、白髪の量によって染め上がりの印象が変わります。

白髪を目立たせたくないなら、今の髪色と似ている色を選ぶことです。また、明るい色を選べば、白髪が生えている部分がメッシュのようになり、オシャレな雰囲気になるでしょう。

全体的に白髪が多い場合は、均一にキレイに染まりますが、白髪と黒髪が混ざっていて、全体的に均一にキレイに染めたいという場合は、白髪染めの方がいいかもしれません。

色持ちをよくするなら完全に色が落ちる前に

頭皮や髪へのダメージが少ないヘアマニキュアですが、白髪染めなどのヘアカラーと比べると長くは持ちません。

一般的なヘアカラーが4~5週間であることに比べて、ヘアマニキュアは2~3週間です。色が完全に落ちてしまう前にケアをした方が、色持ちは長くなります。

また、髪の毛が伸びてくると、カラーをしていない根本部分が伸びて、目立ってしまいます。ヘアマニキュアはその期間が、白髪染めなどと比べると短くなります。

その理由は、ヘアマニキュアのカラー剤は地肌から1~2mmを染めることができないからです。それは、ヘアマニキュアを頭皮につけないようにするため。頭皮につくと色が付着してしまうのです。

ヘアマニキュアは美容室で行うのがおすすめ

頭皮にヘアマニキュアの色が付着してしまうと、カッコ悪いですよね。生え際や頭皮の分け目に色がついてしまうと目立ってしまいます。頭皮だけではなく、手や顔などに薬剤が付着してしまうと、なかなか落ちません。

また、先に述べたように、ヘアマニキュアは根本から少し離して染める必要があります。それは素人にはなかなか難しいことです。市販の白髪染めなどのように、ムースタイプやクリームタイプの商品を手でサッと塗れば白髪が消える、というわけにはいきません。

美容室であれば、プロですから地肌が染まることもありません。後も横も、ムラなくキレイに塗ってくれます。生え際などもキレイに仕上げてくれるので安心です。

頭皮や髪へのダメージを気にするならヘアマニキュアがおすすめ

白髪をどうにかしたい、という場合は白髪染めが簡単です。しかし、頭皮や髪への刺激は気になります。ずっと白髪染めをしていると、髪がパサパサしてしまったり、頭皮がかぶれてしまったりすることもあります。

ヘアマニキュアにもデメリットはありますが、肌の弱い人や髪のツヤを大事にしたい人は、ヘアマニキュアを利用してみるといいでしょう。

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