しかも、白髪はうねりやすく、余計に目立ってしまうもの。抜いてしまいたいけれど、抜くと白髪が増えると言われているし…。

同じ髪の毛なのに、なぜ白髪がうねりやすいのでしょうか？

理由としては白髪の空洞化や乾燥だと言われています。黒髪の中で数本だけ生えてくる白髪は考えると不思議なものですね。白髪を目立たせないためには、まずは白髪のうねる原因を知ることが必要です。

白髪がうねる原因を知り、白髪を目立たせないようにしましょう。

なぜ白髪だけ目立つ？白髪がうねる原因

ストレートヘアなのに、白髪だけがうねっている、ということもあるほど、白髪はうねりやすいものです。その原因を知っておきましょう。

髪の毛の空洞化が白髪のうねりの原因

白髪は髪の毛を黒くするメラニン色素がない状態の髪の毛です。

髪の毛はもともと透明であり、そこにメラノサイトという色素形成細胞で生成されたメラニン色素が入り、髪の色が着きます。

しかし、何等かの原因により色素が生成されず髪の毛の中にメラニン色素が入らないことで、白髪のまま伸びてしまいます。

頭皮が老化するとうねりやすい白髪が増える

肌と同じ用に頭皮も加齢とともに老化します。頭皮が老化すると、

• ヘアサイクルが正常ではなくなり、細くコシのない髪の毛が生えやすくなる
• 毛穴が歪み、まっすぐな髪が生えにくくなる

などといった髪の毛になりやすく、うねりやすい白髪が増えてしまうのです。

水分量の少ない白髪は黒髪よりもうねりやすい

メラニン色素がない、または非常に少ない白髪は、空気中の湿気の量に影響を受けやすいのです。

そのため、湿気が多いと空気中の水分を吸収し、隙間部分が膨張して形が変わり、うねりやすく、湿気が少なく乾燥している状態ではパサつき、縮れやすくなります。

うねる白髪をできるだけ目立たせない！対処法と予防法

キレイにセットしても、うねっていたり、飛び出てしまう白髪があったりするとカッコ悪いですね。うねってしま白髪をできるだけ目立たせないようにする対処法と、うねる白髪を作らない予防法について紹介します。

アウトバストリートメントでケアをする

洗い流さないアウトバストリートメントを使えば、白髪を落ち着かせることができます。洗い流さないので、面倒もなく手入れも簡単です。ドライヤーの熱から髪を保護してくれるメリットも。

特にオイルタイプは水分の蒸発を防いでくれるのでおススメ。しっとりさせたい場合はクリームタイプもいいでしょう。

うねっている白髪を隠す方法

簡単にできるのは、白髪の生えていない部分を分け目にして、白髪を隠してしまう方法です。頭皮へのダメージもなく、毛穴を詰まらせる心配もありません。手軽にできて、ちょっとしたイメージチェンジにもなりますね。

隠す方法としては、白髪染めを使い、白髪を染めてしまうのも一つの方法です。自分でカラーリングをするのは苦手、という人は手軽に染められる白髪染めを使いましょう。

• マスカラタイプ
• ブラシタイプ
• ファンデーションタイプ
• クリームタイプ

などさまざまな種類があります。外出前にサッと塗るだけで、白髪を隠すことが可能です。

気になるうねり白髪はカットしてしまう

うねっていたり、飛び出していたりする白髪は、根本からハサミでカットしてしまいましょう。髪の毛へのダメージもなく、頭皮も傷めません。ただし、カットした白髪は伸びてしまいますし、余計に目立ってしまうこともあるので注意しましょう。

うねり白髪を生やさない！日常生活でできること

うねった白髪ができる前に、白髪をはやさないよう予防することが大事です。どのような方法があるか、紹介しましょう。

頭皮マッサージで頭皮の血行をよくする

頭皮マッサージは頭皮をやわらかくするとともに、血行をよくします。頭皮の柔軟性を高めることは、うねり白髪対策にもなりますし、健康で元気な髪の毛を育てることにつながります。

両手の指で頭をつかむようにおさえ、前後に頭皮を動かしてみましょう。指の位置をずらしなら、頭部全体をもみほぐします。

オイルクレンジングで毛穴の詰まりを取る

毛穴の詰まりは白髪うねりの原因になります。毛穴の汚れをしっかり取るなら、オイルクレンジングがおススメ。

1. 入浴前にオイルを頭皮にまんべんなく塗ります
2. オイルが頭皮に浸透するよう、マッサージをします
3. 蒸しタオルで頭全体を覆い、20～30分程度放置します
4. シャンプーで洗い流します。

頭皮や髪を乾燥させない、低刺激のシャンプーを使う

洗浄力の強いシャンプーは汚れをキレイに落とせるものの、必要な皮脂まで洗い流してしまうことが多いです。そのため、頭皮が乾燥しやすく、白髪が増えてしまうことに。

アミノ酸系のシャンプーは頭皮に低刺激です。また、シリコンタイプのシャンプーは毛穴にシリコンが詰まってしまうこともありますので、ノンシリコンシャンプーがおススメです。

目立つうねり白髪を減らし、どんなヘアスタイルも自由に

白髪が目立つとヘアスタイルにも気を遣います。しかし、目立つ白髪はどんな髪型にしても隠せないもの。やはり、うねり白髪は増やさないようにしたいですね。

うねり白髪を作らないヘアケアをすることで、白髪が減るとともに他の髪もより健康になります。美しいヘアスタイルをキープでき、また薄毛や抜け毛対策にもなるというメリットも。

できることから始め、できるだけ白髪を減らしていきましょう。