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ヘアオイル

ヘアオイルとヘアミルクの違いと上手な使い分け方法

中には、名前が良く似ていて、その違いや使い方がわからない商品も少なくありません。

たとえば、「ヘアオイル」と「ヘアミルク」もそのひとつ。名前は似ているのですが、それぞれ製品の持つ特長が異なります。

ヘアケア製品を適切に使うためにも、効果的な使い方について理解しておくのがおすすめです。

そこで、「ヘアオイル」と「ヘアミルク」について、詳しく紹介していきたいと思います。


名前は似ていても違いは多い、ヘアオイルとヘアミルクの特長

どちらも洗い流さないトリートメントとして使用している人が大半だと思います。名前が似ていると、同じような成分、効果があるのだと受け取ってしまいがちですが、ヘアミルクとヘアオイルはそれぞれ特長が異なります。

それぞれの特徴や効果について、みていきましょう。

ヘアオイルの特長とその効果

ヘアオイルは、その名前から想像できるようにオイルを主原料として使っています。

外部刺激から保護
髪をコーティングして外部刺激から保護する働きに優れていますので、ドライヤーの熱や摩擦、紫外線といったダメージから髪を守ってくれます。
髪になじみやすい
浸透性の高いオイルですので、髪に素早く馴染んで保湿してくれます。
高い保湿力
乾燥してパサついた髪の毛に素早く浸透して髪に潤いを与えてくれます。
髪にツヤ
オイルの持つ成分が髪をコーティングしてくれますので、髪にツヤが生まれます。
熱に強い
紫外線やドライヤーといった熱によるダメージに強いです。
幅広い用途
ヘアオイルの中には、髪の毛だけでなく、スキンケアやボディケアまで幅広く使える製品もあります。

傷んだ髪の毛を適度に補修しながら、髪を外部刺激から保護してくれるなど、さまざまな働きをしてくれます。

ただし、オイルですので、つけすぎてしまったり、あまり乾燥がひどくない部分につけてしまったりすると、仕上がりが重たくなってしまうことがあります。

ヘアミルクの特長とその効果

ヘアミルクは、主に水やエタノール、乳糖、クエン酸などの成分から作られており、テクスチャも水っぽくサラサラしています。

髪の内部に浸透
ヘアミルクは髪の内部に浸透して、ダメージケアや補修と、ダメージを受けて乱れた髪の水分バランスも整えてくれます。
保湿効果が高い
ヘアオイルとの共通点は、どちらも高い保湿効果を持っていますので、パサついた髪の乾燥対策や、広がりを抑えるのに効果が期待できます。
軽い使い心地
オイルよりもテクスチャがさらりとしていますので、仕上がりも軽くなります。

髪のべたつきが気になる人や髪全体に使いたい場合は、ヘアミルクのほうが合っているかもしれません。

上手な使い分け方のコツ

ヘアミルクとヘアオイルはそれぞれ特長が異なりますので、髪質や使い心地、なりたいヘアスタイルに合わせて使い分けるのがおすすめです。

ヘアオイルを使うのに適したケース

髪にツヤを出したいとき
傷んでツヤを失った髪の毛に、適度なツヤを与えてくれます。
髪を保護したいとき
ドライヤーを使用するときや、お出かけ前の紫外線対策に効果を発揮してくれるでしょう。

ヘアミルクを使うのに適したケース

髪に柔らかさを出したいとき
パーマや髪の毛が長い人は、ヘアミルクで適度な水分と柔らかさを持たせると髪が美しく見えます。
ダメージを補修したい
髪の内部に浸透する働きが強いので、ダメージ補修目的で使用するならヘアミルクがおすすめです。
それぞれのメリットや働きをよく理解して、適切に使い分けましょう。また、使い分けるのではなく併用することで相乗効果が期待できるようになりますよ。

ヘアミルクで補修と保湿を行い、仕上げにヘアオイルで髪をコーティングすると、ヘアケア効果をパワーアップさせられます。

ヘアオイル、ヘアミルクの効果を高める使い方

美しい髪を作るのに働いてくれるヘアオイル、ヘアミルクですが、使い方次第でその効果を高められるかどうかが変わってきます。そこで、効果的な使い方について紹介していきます。

ヘアオイル、ヘアミルクを付けるときの2つのコツ

ヘアオイルやヘアミルクはいつ付けても美髪効果が保てるわけではありません。付けるときには以下の2つの点に注意してください。

付けるタイミング
ベストなタイミングは、シャンプー後の濡れた髪の毛に付けることです。乾いた髪の毛につけるよりも、ヘアオイル、ヘアミルクの有効成分が浸透しやすくなること、ドライヤーの熱から髪を保護してくれるからです。

シャンプー後の髪の毛に付けるときは、タオルドライをしっかり行って余分な水分が出てこないようにしましょう。

また、ドライヤ―使用後に、パサつきが気になる部分にさらに2〜3滴つけると、乾燥やパサつきを抑えられます。

使用量に注意
髪が傷んでいると、ついたくさんつけたくなりますが、適量を守ることが大切です。

量が少なすぎても効果が十分得られなくなりますし、逆に量が多すぎてもべたつくだけです。

それぞれの商品説明をよく読んで、その使用量や使用方法にそれに従いましょう。

髪に浸透させるコツ

ヘアオイルやヘアミルクは髪に付ければ効果が得られるわけではありません。その有効成分をしっかりと浸透させることで、効果が出てくるようになるのです。そこで、浸透力をアップさせるための手順についてみていきましょう。

手のひらに広げる
ヘアオイルやヘアミルクを適量、手のひらに出して両手に伸ばし、しっかりと広げます。
内側、外側の順番に
髪の毛全体に有効成分を行きわたらせるためにも、まずは内側から付けて、その後外側に付けていくようにします。
もみ込むようにつける
髪の毛の付けるときは、傷みやすい毛先から、根本に向かって付けていきます。この時に髪にしっかりともみ込ませるように付けていくと、有効成分が髪に浸透するのを助けてくれます。
ヘアオイル、ヘアミルク共に毛先を中心に付けるタイプがほとんどですが、頭皮に塗布できるタイプもありますので、商品説明をよく読んで使うようにしてください。

スペシャルケアに活用

髪のダメージが深刻、もっとツヤを出したいときにおすすめしたいのがスペシャルケア。

まるで美容院でトリートメントをしてもらったかのような、美しい仕上りが期待できるようになります。

ダメージをケアを改善してくれる働きをしてくれるのが、ヘアトリートメントです。ヘアトリートメントでもお風呂で使用するインバストリートメントは、髪の内部に浸透してダメージ補修に一役買ってくれますので、使っている人も多いでしょう。

スペシャルケアの方法はとても簡単で、普段使用しているヘアトリートメントに、ヘアオイル、もしくはヘアミルクを混ぜて使うだけです。ヘアオイル、ヘアミルクの両方を混ぜてもOKです。

いつも通り、ヘアミルクやヘアオイルを混ぜたトリートメントを髪に塗布して、しばらく時間を置いて洗い流しましょう。

このときに、シャワーキャップや蒸しタオル、サランラップで頭皮と髪を温めると、有効成分の浸透を助けてくれますよ。

ヘアミルクの持つ補修効果が、トリートメントのダメージ改善や保湿効果を助けて、ヘアオイルが髪をコーティングして、ダメージから保護するように作用してくれます。

▼ヘアオイルの使い方の詳細についてはコチラを参考にしてください!

ヘアオイルの使い方の記事のトップ画像

▼ヘアミルクの使い方の詳細についてはコチラを参考にしてください!

ヘアミルクの使い方の記事のトップ画像

ヘアオイル、ヘアミルクをダメージケア、美髪作りに役立てよう!

ヘアオイルとヘアミルクはそれぞれの特長や効果が異なりますので、適切に使い分けることが髪のダメージを改善したり、美髪効果を高めることにつながっていきます。

また、併用することもできますので、美しい髪を作る効果をさらに高められるでしょう。

ヘアオイルやヘアミルクにもいろいろな製品がありますので、製品ごとの有効成分や効果などをチェックし、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

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