くせ毛
ぱっくり割れる前髪の原因と対処法を知って綺麗な前髪に!
そうならないように、朝しっかりとセットをしたはずなのに、時間が経ったら前髪がぱっくりと割れてしまったという経験をしたことがある人も多いと思います。
前髪がぱっくりと割れると、ブラシで髪を梳かしても元には戻りません。
前髪のぱっくり割れは、セットの仕方だけが原因ではありません。毎日のシャンプー後のケア方法がぱっくり割れの原因になっているものもあります。
また、朝のセットの仕方が原因の場合もあります。
前髪のぱっくり割れを予防するには、どうして割れてしまうのかという原因と対処方法を知っておく必要があります。
Contents
何もしていないのにどうして?前髪がぱっくりと割れる原因
前髪のぱっくり割れには、様々な原因があります。その中には、間違ったケア方法や髪の性質など人それぞれ原因が違います。
前髪が割れやすい人は、自分の前髪がどうして割れるのか原因を知ることが大事です。
その1.髪の生え際の癖・つむじ
髪の毛はクセがあると、うねりが出ます。多少のうねりやくせ毛があっても、後頭部などはカバーすることができます。
しかし、前髪は短く量も後頭部ほど多くないため、クセが出やすい場所とも言われています。
また、つむじの位置も関係してきます。前髪部分につむじがあると、どうしてもその部分がぱっくりと割れてしまいます。
前髪につむじがあると、一生懸命スタイリングをしても前髪は割れてしまいます。
その2.寝ぐせがついてしまう
寝ている間に前髪にクセがついてしまうと、ぱっくり割れに繋がります。
特に、うつぶせで寝る人は前髪にクセがつきやすく、ぱっくり割れだけではなくうねりなどにも繋がります。
髪をしっかりと乾かしていれば寝ぐせはつきにくいですが、自然乾燥や少しでも濡れていると、前髪だけではなく髪全体に寝ぐせがつきやすくなります。
その3.髪をドライヤーで乾かさず自然乾燥している
髪を洗った後、タオルドライだけしてそのままにしていませんか?
ドライヤーを使うと髪が熱で傷みそうと自然乾燥をしている人がいますが、自然乾燥すると髪にうねりが出てきてぱっくり割れの原因になります。
また、表面は乾いたように感じても、髪の内部が濡れていたりするため、クセもつきやすくなります。
特に、髪が長い人は自然乾燥だときちんと乾かないことが多く、クセもつきやすくなります。
その4.お風呂上がりにタオルやターバンをつけている
お風呂上がりに、髪の毛が少しでも乾きやすいようにとタオルやターバンをつけている人がいます。
短時間であれば問題はありませんが、少しでも髪の毛の水分を取り除こうと長時間していると、前髪部分にクセがつきやすくなります。
シャンプー後のタオルドライは必要ですが、タオルやターバンはなるべく巻かないようにしましょう。
また、髪を乾かした後にメイクや洗顔をする時にヘアピンなどで前髪を止める人もいます。これも前髪のぱっくり割れの原因となります。
その5.長かった前髪を切ったばかり
ずっと前髪を延ばしていて、急に短く切ると前髪にクセがついているためぱっくり割れの原因となります。
また、長期間前髪を分けていた人が急に前髪を真っ直ぐに下ろすと、どうしてもクセがついてしまい最初はぱっくり割れの症状が出やすくなります。
その6.前髪の量が少ない
前髪の量が少ないと、髪の重みがないので浮いたような状態になったり、次第に前髪がぱっくりと割れてしまいます。
特に年齢と共に髪の量だけではなく、髪自体が細くなってしまうので前髪が割れやすくなります。
加齢とともに分け目自体が目立つようになってきて、その延長で前髪部分も割れてしまうこともあります。
自宅でできる!前髪がぱっくり割れない予防法
前髪がぱっくりと割れないようにするためには、ブローをするだけではありません。ブローの仕方や髪の乾かし方など様々な方法があります。
前髪がぱっくりと割れないようには、次のような点に注意をすれば予防をすることができます。
その1.シャンプーをしたらすぐにドライヤーで乾かす
前髪がぱっくりと割れないようにするには、すぐに髪の毛を乾かすことが大事です。
どうしてもドライヤーの熱を髪に当てたくないため、少し自然乾燥をしてからドライヤーで乾かすという人がいます。
しかし、自然乾燥をしている時にうねりが出てくるので、前髪が割れやすくなります。
乾かす時も、単に乾かせばいいというわけではありません。
いくつかポイントがあるので、しっかりとポイントを押さえるようにしましょう。
- 風は頭頂部から当てて乾かしていく
- 髪の毛を乾かす時、手を髪の中に入れて下から風を当てて乾かす人がいます。この乾かし方だと、髪の毛のクセをカバーすることができません。
乾かす時は、頭頂部から風を当てて根元から毛先に向かって乾かしていきます。
- 髪の根元はしっかり乾かす
- 髪を乾かす時、表面ばかり乾かす人がいますが、クセが出やすいのは根元です。根元をしっかりと乾かすことで前髪のぱっくり割れも予防できます。
また、根元を乾かしている間にドライヤーの風で髪の毛自体も乾いてきます。必ず根元からしっかりと乾かしていくようにしましょう。
- 半乾きには絶対にしない
- 髪が長いと、髪を乾かすのに時間がかかるため半乾きの状態でやめてしまう人がいます。髪の毛が少しでも濡れているとクセが出てくるので前髪の割れにも繋がります。
髪の毛は必ず完全に乾かすようにします。ある程度乾いたら、どこが乾いていないかを知るためにブラッシングします。そうすると、乾いていない部分が分かりやすくなります。
その2.前髪をセットするブローの仕方に注意する
朝、前髪をセットする時に適当に濡らしてブローをしていませんか?
寝ている時、少しでもクセがついているとしっかりとセットをしないと前髪は割れてしまいます。
朝、前髪にクセがついていたり割れそうな時は、正しいセットの仕方を覚えて前髪のパックリ割れを予防しましょう。
- 前髪を根元までしっかりと濡らす
- 前髪は、根元までしっかりと濡らします。この時、いきなりスタイリング剤を使うのではなく、まずは水で濡らしてクセを取るようにします。
前髪を根元まで濡らしたら、前髪全体にまんべんなく水が行き渡るようにクシやブラシで髪をとかしておきます。
- ドライヤーを使って割れ目と逆方向に乾かす
- 前髪を濡らしたら、クセを取るために乾かしていきます。その時、いくつか決まりがあります。
- ドライヤーの風は上から当てる
- 割れ目と逆方向に乾かす
割れ目が真ん中にある場合は、真ん中に向かって風を当てながら髪を乾かしていきます。
- ブローブラシを使ってセットする
- 髪が乾いたら前髪をブローしていきます。スタイリング剤を使う場合は、この時につけるようにします。
ブローをする時は、ドライヤーの風は上から当てるのではなく、下から当てるようにしていきます。ブローが苦手な人は、くるくるドライヤーを使うと簡単にできます。
その3.前髪をセットする時にスタイリング剤やスプレーを使う
ヘアスタイルは、セットした直後が1番綺麗に決まっています。
その状態を維持するためには、スタイリング剤やスプレーを上手に使うとぱっくり割れも予防することができます。
スタイリング剤を使う場合は、セット力の強いものを使うと前髪をキープすることができます。
また、次のような人は髪の毛にハリやコシが出るようなスタイリング剤を使うと綺麗にセットが決まります。
- 前髪の量が少ない人
- 猫っ毛でうねりが出やすい人
こういう髪の毛の人は、スタイリング剤を使うと綺麗に前髪がセットできます。
筆者も猫っ毛で前髪が割れやすいですが、ハリ・コシの出るスタイリング剤を使うと綺麗な前髪を作ることができます。
また、ヘアスプレーを使うのも効果的です。
ハード系のスプレーを使うと、ブラシを通すと白くなる場合もあるので、スプレーをした後も白くならないものを使うと綺麗に仕上がります。
また、湿気や雨に強いスプレーを使うと汗などで前髪が崩れるのも予防することができます。
その4.前髪の量を多くしてパックリ割れを予防する
前髪の量が少ないと、セットをしてもぱっくり割れを起こしやすくなります。
「前髪の量が少ないな」と感じる人は、少し多めに前髪を作るとぱっくり割れを予防することができます。
前髪を多くする場合は、自分でカットをするのではなく美容師さんに相談をしてカットするようにしましょう。
その5.ベビーパウダーやフェイスパウダーを使う
汗をかく季節は、前髪に汗がついて割れてしまうことがあります。
汗をかきやすい人は、おでこのべたつきを予防するために、フェイスパウダーやベビーパウダーをつけて前髪に汗がつかないように予防しましょう。
汗が気になるからといって、たくさんパウダーを付けるとダマになったり髪にパウダーが付くこともあるので注意が必要です。
どうしても前髪が割れる時は美容師さんに相談するのもアリ
前髪が割れないように予防をしたり、ケアをしたりしたにも関わらず前髪のぱっくり割れが解消しないという場合は、美容師さんに相談してみると割れない方法を教えてくれます。
まず、美容師さんに相談をすると、その人のクセに合わせて髪をカットしてくれます。
特に前髪の場合、割れにくい長さがあり、クセと合わせてどの長さでどんな切り方がいいかベストを見つけてくれるため、前髪が割れにくくなります。
また、髪の毛のクセが強い場合は、ストレートパーマや縮毛矯正で割れにくく施術をしてくれます。
ストレートパーマや縮毛矯正のキットはドラッグストアでも購入できますが、美容院で施術をしてもらえば、その人の髪のクセ具合などによってかけ方も違ってくるので、前髪の割れは解消することができます。
前髪のぱっくり割れは毎日のケアで予防できる
前髪のぱっくり割れは、髪が薄く見えてしまいます。そうならないためにも、毎日のシャンプー後のケアをしっかりとすることで予防することができます。
「前髪が割れやすいな」と感じた時は、ケアをして前髪が割れないように心がけましょう。
また、クセが強い場合は美容師さんに相談をすれば前髪が割れない切り方などをしてくれます。
前髪が割れやすいから自分で短く切るのではなく、ケアをしてもダメな場合は美容師さんにカットをしてもらうようにしましょう。
前髪がぱっくりと割れるとヘアスタイルがきまらなくなることもあるので、ケアを心がけましょう。