くせ毛
くせ毛とパーマは相性抜群!?くせ毛の人向きパーマについて
くせ毛にパーマ、と聞くと抵抗を感じてしまうかもしれませんが、ストレートパーマや縮毛矯正もパーマの一つです。最近ではパーマにも様々な施術の仕方が生まれており、くせ毛をより活かす事ができるパーマも存在しています。
今回は、くせ毛とパーマの関係と、くせ毛と相性のいいパーマの種類を紹介します。
くせ毛にパーマはかけられるの?
まずは、くせ毛にパーマをかける事ができるのか、くせ毛にパーマをかける事によるメリットを説明していきます。
実は相性がいい、くせ毛とパーマ
実は、くせ毛とパーマは相性が良いヘアスタイルです。くせ毛は髪にまとまりが作りにくく、その為ヘアスタイルが制限されてしまいがちですが、パーマの場合はくせ毛による制限を気にする事なくヘアスタイルを作る事ができます。
美容院で行うパーマの施術は、髪に薬剤を塗布し、髪にクセやカールを付ける事でヘアスタイルを作っています。薬剤の力を借りてヘアスタイルを作るので、くせ毛でも問題なく施術を受ける事ができます。
くせ毛を真っ直ぐにする施術では、
- ストレートパーマ
- 縮毛矯正
が有名ですが、これらもパーマの一種です。パーマをうまく利用すれば、髪を真っ直ぐできれいな状態にする事はもちろん、髪本来のクセを活かしたヘアスタイルを作る事も可能なのです。
くせ毛にパーマをかけるメリット
くせ毛にパーマをかける事には、複数のメリットが存在します。くせ毛にパーマをかけるメリットをまとめると、以下の様になります。
- パーマがかかりやすい
- パーマの持ちが良い
- 髪にまとまりを出す事ができる
くせ毛は元々、髪にくせ毛付きやすい状態になっています。その為、人工的にクセを付けるパーマが、ストレートの人よりもかかりやすいのです。一度しっかりクセを付けてしまえば中々取れないという点も、パーマをかける際にはメリットとしてはたらきます。
また、髪にパーマをかける事で、まとまりを生み出す事ができます。くせ毛は毛先の方向がバラバラになっている事が多く、その為髪にまとまりが作りにくいのですが、パーマをかける事でこの毛先を一定の方向にそろえる事ができます。
くせ毛にパーマをかける事には、たくさんのメリットがあるのです。
くせ毛と相性のいいパーマの種類
パーマ、と一言にいっても、様々な種類があります。また、ヘアスタイルによっても相性が違いますので、自分がどんなヘアスタイルを作りたいか、それと相性の良いパーマの施術は何かを、あらかじめ知っておく必要があるのです。
今回は、髪を真っ直ぐにしたい場合と、髪のクセを活かしたい場合に相性の良いパーマを紹介します。
髪をストレートにしたいなら縮毛矯正
髪をストレートにしたい場合は、縮毛矯正がおすすめです。縮毛矯正は薬剤と熱の力を借りて、髪を真っ直ぐにするパーマの一種です。ガンコなくせ毛でも真っ直ぐにできる他、湿気にも強くなるので湿気の影響を受けやすい髪にも向いています。
デメリットとして、一度かけるとほとんどの場合元には戻らないので、
- ストレートも楽しみたいけど、パーマもかけてみたい
- 軽度のくせ毛を改善したい
場合は、ストレートパーマの方が向いている事もあります。また、縮毛矯正をかけている間は髪がダメージを受け続けている状態になりますので、ダメージケアもしっかり行う必要があります。
縮毛矯正は、施術の前に以下の内容をカウンセリングで確認されます。
- くせ毛の状態
- 髪と薬剤の相性
- 薬剤に対するアレルギーチェック
このカウンセリングによって、
- 施術が受けられるかどうか
- 施術の回数
が変化していきます。場合によっては施術が受けられない場合もありますので注意して下さい。
髪の癖を活かしたければデジタルパーマ
縮毛矯正とは逆に、髪の毛のクセを活かしてヘアスタイルを作る場合もあります。その場合、おすすめなのがデジタルパーマです。
デジタルパーマは電気の熱を髪にかける事でカールを生み出しており、デジタルパマガ持つ特徴として、
- 髪が乾くとカールが生まれる
- 通常のパーマよりも持ちがいい
- 傷んでいる髪の方がかかりやすい
といった事があげられます。
また、
- 縮毛矯正と同時にかける事ができる
- 縮毛矯正をかけた後でも、数か月あった後であればパーマをかける事ができる
等、縮毛矯正との相性もいいのです。
くせ毛は元々傷んでいる事が多いため、デジタルパーマとの相性が良いのです。縮毛矯正との相性も良いため、毛先だけにデジタルパーマをかけ、他の部分には縮毛矯正をかける、といった事も可能です。
くせ毛の場合、施術とケアをしっかり行っておけば、半年から1年近くクセを保つ事も可能です。デジタルパーマは元々パーマの持ちが良い施術ですから、サロンに行く時間やお金の節約にもなります。
- くせ毛を活かしたい
- 縮毛矯正後にパーマをかけたい
- 毛先等、一部にだけパーマをかけて後は真っ直ぐにしたい
- できるだけパーマを保ちたい
- サロンに行く時間やお金を節約したい
こうした希望がある場合は、デジタルパーマをかける事をおすすめします。
デジタルパーマも縮毛矯正と同じく、施術前のカウンセリングによっては施術を受けられない場合や複数施術を受けなくてはならない場合もありますので、注意して下さい。また、髪のダメージケアも忘れず行うようにして下さい。
くせ毛をパーマで活かして、素敵な髪型を手に入れよう
くせ毛でも、パーマをうまく活かせば素敵な髪型を手に入れる事ができます。くせ毛であるメリットをうまく活かすためにも、自分はどんな髪型がしたいのか、それにはどんなパーマが適切なのかをしっかり理解しましょう。
また、こちらで紹介したパーマはたくさんある施術の中の一つです。髪質や頭皮の状態、ヘアスタイルによっては他のパーマの方が向いている場合もあります。サロンで自分にはどんなパーマがあるか、美容師に相談するのもおすすめです。
くせ毛を活かして、素敵なヘアスタイルを手に入れて下さい。