くせ毛
ちゃんとブローしたのに毛先がはねる…直す方法はあるの?
でも、ブローしてもどうせはねるからと諦めないでください。実ははねやすい長さや髪質であっても、ブローの方法やシャンプー、寝方を変えるなどで改善できる場合があるのです。
今回は毛先がはねる時の対策をご紹介しましょう。
毛先がはねるのはなぜ?原因に合わせた対策を立てよう!
まず、毛先のはねを防ぐには原因を知ることが大切です。毛先がはねる主な原因は以下のようなことが考えられます。
- 乾燥
- パーマやカラーなどによるダメージ
- 髪が濡れたまま寝ている
- 頭の形に合っていないカット
- くせ毛
- つむじの方向により毛流れができている
髪は乾燥したりダメージを受けると、表面のキューティクルが剥がれて内部のたんぱく質が流れ出し、毛先がはねやすい状態になってしまいます。
また、髪は濡れるとキューティクルが開くため、乾かさずに寝てもたんぱく質が流れやすくなり、はねやすくなります。
お出かけ先でも崩れない!毛先のはねを改善する方法7つ
毛先をはねにくくするには、いくつかポイントがあります。日常生活で気を付けるだけで、お出かけ前のスタイリングが楽になりますので、試してみてくださいね。
ブローの際は、根元をしっかり乾かすことがポイント!
美容院で仕上げた時ははねていなかったのに、家でブローするとはねてしまうということはありませんか?それはもしかしたら根元が濡れたまま、表面だけ乾かしているせいかもしれません。
実は美容院では、根元にドライヤーを当ててしっかりと乾かしています。根元が濡れているとそこにクセがついてはねやすくなってしまうので、家でもしっかり根元から乾かすようにしましょう。ブローのポイントは以下の通り。
- 手ぐしで髪を少し起こして引っ張りながら、ドライヤーの風を前から後ろに当てて根元をしっかり乾かす。
- 半分ほど乾いたら、少し俯いて後ろから前に乾かす。手ぐしで内側にくせづけるようにして乾かしましょう。
ブローはお風呂から上がってすぐに行う
髪は濡れたままにしていると、その状態でキューティクルが開いてくせが付きやすくなってしまいます。
ブローはできるだけ入浴後すぐに行うことが望ましいです。また、ドライヤーの風を当てる前に、ヘアオイルを付けておけばダメージを受けにくくなります。
くれぐれも、濡れたまま乾かさずに寝ないように気を付けましょう。
ブローする際は、毛流れに逆らわないよう注意を!
頭にはつむじがあり、その方向によって毛流れが作られています。しかし、この流れに逆らって乾かしてしまうと、片側だけ髪がはねる原因になります。
ドライヤーの風を内側から当てるとはねやすくなってしまうので、ドライヤーは顔の横に持ってきて、風を外側から当てるようにしましょう。温風にし、髪を少し引っ張りながら、髪の流れに沿って内側に巻き込むように風を当てます。
アミノ酸系の洗浄成分を使ったシャンプーを使用する
髪はダメージを受けたり、乾燥しているとキューティクルが剥がれてはねやすくなります。
市販の多くのシャンプーに使われているのは、ラウレス硫酸Naなど、硫酸系の洗浄成分。これらの成分は洗浄力が高い一方、髪を傷めやすく乾燥の原因になりやすいデメリットがあります。
髪のうるおいを逃がさず、ダメージをできるだけ回避したいのであれば、アミノ酸系の洗浄成分を使ったシャンプーがおすすめです。アミノ酸は髪の成分であるたんぱく質とも近い成分なので、髪に強い刺激を与えず優しく洗い上げることができます。
頭の形や髪の毛のクセに合ったカットを選ぶ
美容院に雑誌などの切り抜きを持っていって、その通りに仕上げてもらったはずなのに、家でブローすると思わぬところがはねてしまって、全然違うスタイルになってしまったという経験はありませんか?
それはもしかしたら、頭の形や生まれつきの髪のクセに合わないカットをしたせいかもしれません。特にレイヤーを入れすぎると、はねやすくなる場合がありようです。
寝ぐせを防ぐには、寝方にも注意を!
朝起きて毛先がはねているのは、寝ぐせが原因の場合も多いもの。寝ぐせが付きにくくするには、髪が濡れたまま寝ないのはもちろんですが、枕との摩擦を防ぐため、横向きではなく仰向けに寝るのがおすすめです。
くせ毛ではねやすい人は、シャンプー法で改善を!
また、生まれつきくせ毛ではねやすい人もいると思います。一般的にくせ毛は生まれつき毛根が曲がっているなど、毛根の形に原因があると言われています。
そのため頭皮に皮脂がたまると、普通の人よりくせがつきやすくなるのだとか。くせ毛をできるだけ抑えるには、頭皮をマッサージするように洗髪すると効果的です。
シャンプーは地肌に残らないようよくすすいで洗い流してくださいね。
はね対策は自分で簡単にできる!これでお出かけも怖くない!
いかがでしたか?頑固なはねも、ブローやシャンプーの方法を変えるだけで、かなり改善できるものなのですね。
今回ご紹介した方法は、ほとんどが自宅で簡単にできるものばかり。日常生活で少し工夫するだけでくせが改善できるのなら、わたしもぜひ実践してみたいと思います。