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髪の悩み

髪の健康の鍵を握るヘアサイクルとは?正常化する為に大切なこと

実は髪は永遠に伸び続けることはなく、一定の期間を経ると抜け落ち、新しい髪に生え変わることを繰り返しています。これを「ヘアサイクル」と呼びます。

髪は新しく生え変わることで健康な状態を保っているのですが、このヘアサイクルが乱れると、新しい髪が生えにくくなり、薄毛や抜け毛の原因になることも。

美しい髪を維持するのに、重大な役割を担っているヘアサイクル。今回はそれについて詳しくご説明するとともに、ヘアサイクルを正常化するにはどうすればよいかも、ご紹介していきたいと思います。


毛母細胞が分裂して成長。髪が伸びるメカニズムとは?

まず、髪が伸びるメカニズムをご説明したいと思います。髪は頭皮の中にある毛根と、表面に見えている毛幹に分けることができますが、一般的に髪の毛と呼ばれるのは毛幹のことを指します。

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髪は毛根の先のふくらんだ毛球にある、毛乳頭が毛母細胞に対し指示を出すことで成長します。つまり髪の毛として表面に見えているものは、毛母細胞が分裂し、毛根から押し上げられたものを指すのです。

毛根の数は生まれてからずっと変わることはありません。薄毛や抜け毛は、何らかの原因により毛根から新しい髪が生えなくなったり、成長が促されなくなったりすることで起こります。

ヘアサイクルは平均4~6年。短くなると薄毛の可能性も

髪は前述した毛根から成長し、ある程度伸びたところで抜け落ちると、同じ毛根から新たな髪が生えてくることで健康な状態を維持しています。

この1本の髪が成長を始めてから抜け落ちるまでの周期のことを「ヘアサイクル」と呼び、平均4~6年の期間があります。

ヘアサイクルは大きく分けて、以下の3つの期間に分類することができます。

成長期(4~6年)
髪が活発に成長している時期
退行期(2~3週間)
髪の活発な成長が止まり、毛球が収縮する時期
休止期(2~3ヶ月)
髪の成長が完全に止まり、抜けるのを待っている時期
髪は1本1本ヘアサイクルが異なるため、一度に生え変わることはありません。人の髪の毛は平均10万本程度で、そのうちの85~90%が成長期、退行期が1%、10~15%が休止期と言われています。

つまり、1日で50本~100本程度の髪の毛は、正常なサイクルの過程で自然に抜け落ちているのです。

薄毛や抜け毛は、ヘアサイクルの乱れによって起こる!

1日50本~100本程度の抜け毛は、自然のサイクルによるものなので心配はありませんが、抜け毛が増えたり、生えてくる毛が細く短いものが多くなってきたら、注意が必要です。

細く短い毛が多い場合、髪の成長期が短くなって、髪が太くならないまま抜け落ちてしまい、休止期が長くなっている可能性があります。

そうすると、産毛のような髪が多くなるので全体的にボリュームが落ち、薄毛の原因となってしまうのです。

女性のヘアサイクルが乱れる主な原因とは?

女性のヘアサイクルが乱れる主な原因としては、以下の3つが考えられます。

  • 血行不良
  • 栄養不足
  • ホルモンバランスの乱れ

髪は血液によって栄養が運ばれることにより成長します。血液の流れが滞ると、当然髪の育成に必要な栄養が届かなくなり、細く弱々しい髪の毛しか育たなくなってしまうのです。

また、ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンが増えることでも薄毛になります。上記の3つの原因を引き起こす要因としては、以下のようなことが考えられます。
  • 睡眠不足
  • 偏った食生活
  • 不規則な生活習慣
  • 過度なダイエット
  • 喫煙
  • 加齢
  • 妊娠・出産
  • 閉経や生理不順
  • ストレス
  • 頭皮に合わない薬剤やシャンプー等を使用することによる皮膚のダメージや毛穴の詰まり

加齢や閉経など、自然摂理でどうしようもないこともありますが、多くは改善できる要因が多いので、ヘアサイクルを正常に戻すにはどうすればいいか、次の章で一緒に考えてみましょう。

ヘアサイクルを正常化するために、心がけること6つ

男性ホルモンの影響によって起こる女性の脱毛症は、男性型脱毛症(AGA)と区別するため、女性男性型脱毛症(FAGA)と呼ばれています。

男性型脱毛症の場合、投薬による治療が可能ですが、女性が同じ薬を飲むことはできません。そのため、生活習慣等を見直すことが、改善への近道となります。具体的な改善点について、以下に詳しくご紹介しましょう。

しっかりと睡眠を取り、規則正しい生活習慣を

寝不足や夜更かし、食事を抜く、砂糖や脂肪の摂りすぎなどの偏った食生活は、ホルモンバランスを乱す大きな要因となります。

また、不規則な生活習慣によって自律神経が乱れると、イライラしやすくなり、ストレスを溜めやすくもなってしまいます。

薄毛だけでなく全身の健康のためにも、早寝早起き、栄養バランスの取れた3度の食事など、規則正しい生活習慣を心がけるようにしましょう。

入浴や適度な運動で血行促進&ストレス発散

ホルモンバランスの乱れは、ストレスの影響が大きいと考えられます。

まずはストレスを溜めにくい環境を整えることが第一ですが、職場など他者が関わる環境を変えることは難しい場合も多いので、自分なりのストレス発散法を持っておくことも大切です。

おすすめは、入浴や半身浴、アロマテラピーなどでリラックスしたり、ジョギングやヨガなど適度な運動やストレッチを生活に取り入れること。ストレスを発散できるだけでなく、血行促進の側面から見ても、非常によい効果が期待できることでしょう。

血行促進のために頭皮のマッサージを!

また、血行をよくするためには、頭皮マッサージも効果的です。

頭皮マッサージの方法は以下の通り

  1. 親指を除く4本の指の腹を使い、耳の上から頭頂部に向かって、徐々に指をずらしながら優しく頭皮を動かすようにマッサージしていきます。1カ所につき、3回程度マッサージするのがおすすめです。
  2. 同じように生え際から頭頂部に向かってマッサージします。
マッサージは長い時間行う必要はありません。テレビを観たり、お風呂に浸かっている時などの空いた時間に、3~5分程度行うだけでOK。手軽にできるので、トライしてみてくださいね。

タンパク質や亜鉛、ビタミンなどを積極的に摂る

FAGAを防ぐには、栄養バランスのよい食事を心がけることが大切ですが、特に髪によい栄養素というものがあります。それらを積極的に摂ることで、より良い効果が期待できることでしょう。

その栄養素とは以下の通りです。

タンパク質
肉、魚、卵、大豆類に多く含まれます
亜鉛
魚介類や海藻などに多く含まれます
ビタミンA
緑黄色野菜やレバーなどに多く含まれます
ビタミンB群
卵、まぐろ、かつお、さば、いわし、大豆、レバー、ビーナッツ、キャベツ、バナナなどに多く含まれます
ビタミンC
野菜や果物に多く含まれます
ビタミンE
ナッツ類や野菜、魚介類に多く含まれます

喫煙やアルコールの摂取を控える

喫煙や過剰なアルコールの摂取は、薄毛に繋がる可能性があります。

喫煙は血行不良の原因になり、過剰なアルコールの摂取は、薄毛を引き起こすホルモンを増加させるおそれがあるからです。

脱毛を防ぎたいなら、できるだけ煙草は控え、飲酒もほどほどに止めておくことをおすすめします。

紫外線は髪の大敵!外出時は帽子などの対策を!

また、紫外線も薄毛を引き起こす場合があります。

紫外線による日焼けは髪にダメージを与えるだけでなく、頭皮の毛母細胞にも影響を及ぼし、薄毛や白髪の原因になる可能性があるのです。

日差しの強い日の外出時は、密閉性の強くない帽子(頭にフィットしすぎたものだと、蒸れから薄毛になるおそれがあります)を着用するなど、紫外線対策を講じることで、薄毛になる可能性を低くすることができます。

ヘアサイクルを正常に保って、健康的な美髪を維持しよう!

いかがでしたか?ヘアサイクルが乱れると、頭皮や髪のあらゆるトラブルに繋がります。まさにヘアサイクルは髪の健康の要と言えるのですね。

いつまでも若々しい美髪を保つためにも、ぜひとも正常なヘアサイクルを維持することを心がけたいものです。

ストレス発散や規則正しい生活習慣などは、髪に限らず、身体全体の健康にも繋がります。いきなりすべてを行うことは難しいかもしれませんが、できることから実践していきましょう!

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