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頭皮トラブル

頭にイボができてしまった!その原因と対策、治し方を紹介

頭皮を何気なく触っているときは、ブラッシングなどでケアをしているときにイボができていることに気が付くことがあるでしょう。

しかし頭皮は普段は髪の毛でおおわれているため、強い自覚症状でもない限り、イボができていることに気が付かないことも少なくありません。

そのまま放っておいても問題なければいいのですが、他のトラブルが出てきる、イボが増えることもありますので早めの対策が必要となるでしょう。

頭皮はイボができやすい場所ですので、その発生原因や対策、治し方について知っておくと役立ちますよ。


原因は一つじゃない!知っておきたいイボの原因と種類

頭にイボができてしまうのは、頭皮が何かしらのトラブルを起こしている証拠だと言えます。イボができる原因やその種類について理解しておきましょう。

イボの種類について

イボはその発生原因によって、2つの種類に分けることができます。

ウィルス性のイボ
ウィルス性のイボは、イボが突起していますので手で触ってそれに気が付くことが多いです。

イボを発生させるウィルスとしては、ヒトパピローマウィルスやモルシボックスウィルスがよく知られています。

老人性のイボ
皮膚の老化や紫外線の影響でできてしまうイボです。高齢者の方の皮膚にシミのような茶色いものがみられますが、それが老人性のイボです。

老人性のイボは、高齢者特有のイボではなく、若い方でも発生するため注意が必要です。

イボの種類によって対策も変わってきますので、種類を見極めることがポイントですね。

イボができてしまう原因

イボには2つの種類があり、種類によってできる原因も異なります。それぞれのイボができてしまう原因についてみていきましょう。

【ウィルス性イボの原因】

頭皮の傷
ブラッシングやシャンプーの時に強い力が加わると、頭皮に傷ができてしまうことがあります。

その傷口からウィルスが侵入することで、イボが発生してしまうのです。傷があるからといってすぐにイボができるわけではなく、頭皮をかくなど、強いダメージがさらに加わることで発生リスクを高めてしまうのです。

食生活の偏り
脂っこい物や甘いものを食べすぎてしまうと、皮脂の分泌量が増えてしまいます。それが毛穴に詰まってしまい炎症を起こすと、イボが発生しやすくなるのです。

頭皮は他の部分と比べて汗腺が多く、皮脂の分泌による影響を受けやすい部分ですので、イボの発生率も高くなります。

誤ったヘアケア
洗浄力の強いシャンプーを使う、必要以上にシャンプーするなどで頭皮が乾燥してしまうと、頭皮のバリア機能が低下して刺激による影響を受けやすくなるのです。それがイボの発生にもつながっていきます。
一方で、老人性のイボは皮膚の老化が原因です。若くても紫外線を大量に浴びている、誤ったヘアケアなどを続けていると、老人性イボができてしまいますよ!

頭皮のイボは治療したほうがいいの?その対策や治療法について

頭皮にできてしまったイボですが、痛みやかゆみといった自覚症状が出ない限りは、できてしまったことに気が付くことが難しいでしょう。

ウィルス性のイボも良性ですし、老人性のイボも放っておいても体や頭皮に悪影響を及ぼすものではありません。しかしイボを見つけたら、放置せずに治療や対策をとることをおすすめします。

イボによる影響を防ぐため

イボの治療や対策をすすめるのは、イボの影響を防ぐためです。

ウィルス性のイボ
ウィルス性のイボはもりあがっていますので、ブラッシングやシャンプー時に指やブラシで引っ掛けてしまい、傷や炎症ができることがあります。それが原因でイボが広かることもあるので注意が必要です。
老人性のイボ
老人性のイボも皮膚の老化がすすむことでさらにその数が増えるようになります。これ以上増えてしまうと頭皮だけでなく、顔全体にも広がるようになり、見た目にも大きく影響が出てきてしまいます。

イボはそのまま放っておくと拡大する可能性がありますので、見つけた時点で対策を取りましょう。

できてしまったイボはどうやって治す?

イボは自然治癒が難しいため皮膚科での治療をおすすめします。治療法はイボの状態によってお医者さんが適した治療法を選んでくれるでしょう。

液体窒素
ヒリヒリとした傷みを伴いますが、治療期間が短くて済みます。健康保険も適用されますので、費用負担も少ないでしょう。
外用薬や内服薬
外用薬や内服薬が処方されることもあります。
レーザー治療
シミやほくろとりなどにも使われているレーザーは、イボの水分に反応して組織を蒸散させることでイボを取り除きます。
電気焼灼法
電気メスを用いてイボの組織を焼き切る治療法になります。

などが主な治療法になります。

イボは再度できることも!イボを予防する方法とは?

イボができてしまったのは頭皮の健康状態が悪化していることなども原因として考えられます。これでは、せっかくイボを治療しても、再度発生する可能性が高いでしょう。

イボを発生させないようにするためにも、気を付けるべき点について紹介していきますね。

保湿
頭皮は汗腺も多いだけでなく、外部刺激も受けやすくトラブルが起こりやすい場所です。

皮膚が乾燥するとバリア機能が弱くなってしまい、刺激にも過敏に反応するようになります。

そこで、適度に皮膚の潤いを保つことが重要になってきます。洗浄力がマイルドで低刺激なシャンプーを使用すること、オイルやトリートメントで頭皮に適度な潤いを補給するなどして、保湿対策をとりましょう。

紫外線に注意
皮膚の老化をすすめる大きな要因となるのが紫外線です。紫外線は老人性イボの発生率を高めるだけでなく、皮膚を乾燥させてバリア機能を低下させる原因にもなります。

頭皮は顔よりも紫外線に当たりやすい場所ですので、外に出るときは帽子をかぶる、日傘をさすなどして、紫外線から頭皮を守るようにしましょう。

食生活に気を付ける
食生活が乱れていると頭皮の皮脂分泌量が乱れて、毛穴が詰まりやすくなります。

これがイボの発生にも関係してきますので、栄養バランスを考えて食事をとるようにしましょう。

睡眠をとること
睡眠が不足すると免疫力が低下して、イボができやすくなりますし、イボができても治るのに時間がかかるようになります。

ダメージ回復のためにも、睡眠はしっかりととるようにしましょう。

イボができてしまったら放置せずに早めに治療を!

イボはそのまま放っておいてもそれほど悪影響が出るわけではありません。しかし何も対策をとらないとイボが拡大する可能性が高くなります。

そのため、見つけたら早めに治療を受けることをおすすめします。併せて自分でできる対策をとることで、治療効果を高めるだけでなく、イボの予防にもなりますよ。

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