頭皮トラブル
頭皮が痛いのはなぜ?痛みの種類から考えられる原因と改善方法
頭皮が痛むのは様々な原因が考えられ、対処法も原因によって違います。痛みの症状も原因ごとに違っているので、それに合った対策を講じることが大切です。
今回は痛みの種類ごとに、考えられる原因と改善方法をご紹介したいと思います。
Contents
頭皮に触れてピリッと痛むのは、後頭神経痛
頭皮に触れたり押さえたりすると、ピリッとしたり、ズキッと電気が走るような痛みがある場合は、後頭神経痛の可能性があります。
後頭神経痛は、筋肉が緊張して硬くなった状態が続くと、神経が圧迫されることで起こります。
後頭神経痛を改善するには、ストレス発散と運動を!
後頭神経痛は筋肉の緊張状態によって引き起こされるため、改善するには凝り固まった状態を解きほぐさなければなりません。
ストレスによって緊張している人は、帰宅後や休日などに、運動や外出、趣味などによって、ストレスを発散するよう心がけましょう。
また、長時間同じ姿勢で仕事をしている人は、定期的に筋肉をほぐして凝り固まらないよう心がけてください。
押さえると打撲のような痛みがあるのは、頭皮のコリ
また、触れたり押したりした時に、後頭神経痛のピリッとした痛みとは違う、打撲のような痛みがある人は、頭皮が凝っている可能性があります。
ただし、筋肉が硬直しても神経までは圧迫していないため、後頭神経痛のようなピリッとした痛みはありません。
頭皮のコリの改善には、頭皮マッサージが有効!
頭皮のコリには、後頭神経痛の時の改善法でご紹介した「ストレス発散」や「軽い運動」のほかに、頭皮マッサージも効果的です。
頭皮をマッサージすることで血行がよくなり、コリをほぐすことができるのです。
頭皮マッサージには様々な方法がありますが、今回は仕事や家でテレビを見ている合間などにもできる簡単な方法をご紹介します。
爪は立てないようにし、力は入れすぎず、自分が心地よいと思う力加減で行ってください。長ければいいというわけではないので、1日5分程度行えば充分です。
また、わざわざマッサージの時間を取るのが面倒だという人は、シャンプーの際に、指の腹で頭皮をマッサージしながら髪を洗ってもよいでしょう。
頭皮に触れなくても痛い場合は、乾燥が原因かも
触らなくても頭皮が痛くて、ヒリヒリとただれたような痛みなら、頭皮が乾燥しているのかもしれません。
乾燥を起こす原因としては、以下のようなことが考えられます。
- もともと乾燥肌である
- 紫外線による刺激
- シャンプーのしすぎ
- シャンプーが肌に合っていない
改善法としては、以上のような原因に合う対処法を講じることが大切です。
頭皮の乾燥には、シャンプーの見直しやローションが有効!
頭皮の乾燥はシャンプーによって引き起こされる場合が多いようです。まずは使っているシャンプーを見直してみましょう。
もし界面活性剤などが入った洗浄力が強いものを使っている場合は、アミノ酸系シャンプーやノンシリコンシャンプーに変えて、様子を見てみてもいいかもしれません。
1日に何度もシャンプーするという人は、洗いすぎて頭皮が荒れている可能性があるので、シャンプーは1日1回に留めるようにしましょう。
乾燥した状態を効果的に改善したいのなら、保湿のために頭皮用のローションを使うのも効果的です。
触れなくてもズキッと痛いのは、頭皮ニキビ
触れなくても生じる痛みで、頭皮全体がヒリヒリ痛むのではなく、局所的にズキッと痛むのは、頭皮ニキビかもしれません。
ブラッシングや髪をかきあげた時に、急に痛んで気付く人も多いようです。
吹き出物が気になるからといって、安易に触ってしまうと、手の雑菌によってさらなる炎症を起こし、ニキビが悪化する可能性があるので、注意が必要です。
頭皮ニキビの改善には、皮脂を詰まらせない努力が必要
頭皮ニキビは毛穴に皮脂が詰まるために起こるので、皮脂を適切に取り除くことが重要です。
対策としては以下のようなことが考えられます
- シャンプーの際にしっかりすすぐ
- シャンプーを見直す
- ヘアクリームやワックス、トリートメントや育毛剤などのヘアケア剤を控える
- 帽子の通気性をよくする
- 枕カバーは清潔に保つ
頭皮の痛みの原因を知って、自分に合った対策を!
いかがでしたか?ひと言に頭皮の痛みといっても、原因は様々で、それに合った対策を行うことが大切です。
上記の記事で自分の症状に当てはまるものを選び、適切な改善策を講じるようにしてくださいね。