ドライヤー
くるくるドライヤーの使い方を覚えて、ヘアセットを楽しもう
しかし、このくるくるドライヤーを使いこなすにはちょっとしたコツを押さえておく必要があります。使い方によっては髪を傷めてしまう場合もあるので、注意が必要です。
今回は、くるくるドライヤーの使い方と、使う時の注意点について説明していきます。くるくるドライヤーの購入を検討している方や、いまいち上手く使いこなせない方は、ぜひご覧下さい。
意外と知られていない、くるくるドライヤーの使い方
くるくるドライヤーの正しい使い方は、意外と知られていません。まずはくるくるドライヤーの正しい使い方を覚えておきましょう。正しく使いこなす事ができるようになれば、様々なヘアスタイルを作る事ができるようになります。
まずはくるくるドライヤーを使う下準備をしよう
まずは、くるくるドライヤーを使う下準備からです。くるくるドライヤーを使う前の下準備は、使用時の髪の状態によって少し違います。
お風呂上りの場合や、髪が濡れている場合は
- タオルドライと普通のドライヤーで髪を8、9割程度乾かしておく
- 髪へのダメージが気になる場合は、洗い流さないトリートメント等で保護しておく
朝の身支度等、髪が乾いている場合は
- 髪、特に毛先を中心に水で濡らしていく
- 場合によっては、ヘアスプレーやワックスを塗っておく
どちらも髪が少し濡れた状態で使用していきます。これは、髪が完全に乾いている状態でくるくるドライヤーを使ってしまうと、必要以上にブローしてしまう事になります。
必要以上のブローは髪にダメージを与えてしまうので、それを避ける為に、少し濡れた状態の髪を作る必要があるのです。
髪への熱ダメージが気になる場合やヘアスタイルをできるだけ維持したい場合は、
- 洗い流さないトリートメント
- ヘアスプレー
- ヘアワックス
を使用前や後に使うようにすると効果的です。使用前はもちろん、使用後にも活用するとよりヘアスタイルをキープする事ができます。
最初はサイドをブローしよう
下準備が終わったら、くるくるドライヤーを使用していきます。最初はサイドの髪から取り掛かりましょう。サイドは以下の手順で行っていきます。
- くるくるドライヤーを持っていない方の手で髪を持ち上げ、ドライヤーのブラシが上を向いた状態で髪の根元にセットする
- セット出来たらゆっくりとドライヤーと髪を支えている手を下げていく
- 毛先まで来たら、カールを付けたい方向にドライヤーを持った手をひねる
くるくるドライヤーをセットする時は、出来るだけ髪の根元に近い所にセットするのがコツです。ドライヤーのブラシの位置を意識しながらセットしましょう。
くるくるドライヤーを毛先に向かって下げている時、髪を支えている手でしっかりと髪をはさむときれいなストレートになります。片方が終わったら、もう片方の髪も同じようにブローしていきます。
巻き髪を作る場合の手順は以下の通りです。
- 毛束を少なめに取り、くるくるドライヤーに1~1.5周程度巻き付ける
- 髪を巻き付かせたらそのままの状態を少しの間維持する
- 少ししたら、髪からドライヤーを抜く
巻き髪の場合は、くるくるドライヤーに対して、髪が直角になるように巻いていくのがコツです。髪をたくさん取って巻いてしまうと巻きが取れやすくなるのでその点にも注意して下さい。
サイドの次はバック部分をブローしよう
サイドのセットが終わったら、次はバック部分のブローを行っていきます。バックの場合、やり方自体はサイドと変わりませんが、髪の毛の量が多いので上下2つの部分に分けて行っていきます。
サイドと角度も違うので、クセを付けたい方向を間違えないように注意して下さい。サイドとバックが終わったら、最後に前髪をセットしていきます。
最後に前髪をセットする
前髪をセットする際は、大まかに3つの束に分けて行います。
- 真正面
- 左右サイド
この3つに分けてブローしていきます。最初は真正面、次にサイドの順で行って下さい。
髪をよりふんわりさせたい場合は、これに表面部分もプラスして行っていきます。くるくるドライヤーは一気に髪を取って行うとクセがきれいにつかないので少しずつの量で使用するようにして下さい。
最後に冷風モードで髪を引き締める
最後に、冷風モードを使って髪全体を引き締めます。この時は、普通のブラシと同じような使い方で問題ありません。外出する場合は、最後にヘアスプレーでヘアスタイルを固定させれば完成です。
この工程を行う事によって、くるくるドライヤーで付けた髪のクセが崩れにくくなるのです。髪にツヤ感をプラスする効果もあるので、髪をきれいに見せる効果も期待できます。
くるくるドライヤーを使う時の注意点
便利なくるくるドライヤーですが、使う際の注意点も存在しています。正しい使い方を守るとともに、これらの注意点もしっかり頭において使用するようにしましょう。
オーバーブローに注意
くるくるドライヤーを使用する際は、オーバーブローによる髪の乾燥や熱ダメージに注意する必要があります。ドライヤーを使用する前の下準備を欠かさないようにして下さい。
特に、乾燥や熱ダメージの影響を受けやすい毛先は特に重要です。下準備の際にヘアケア剤を使用する場合は、毛先を重点的にケアするようにしましょう。
くるくるドライヤーを使う時は、髪の「張り」を意識する
くるくるドライヤーを使う時、髪を軽く引っ張り、張りを作りながら行うときれいなヘアスタイルを作る事ができます。髪を引っ張りながらセットをすると、よりきれいな状態でくせを付ける事ができるのです。
くるくるドライヤーの中には、カールアイロンの様に髪をはさむピンが付属しているタイプもあります。こうしたタイプを活用するのもおすすめです。
くるくるドライヤーを使いこなせれば、様々なヘアスタイルを作る事ができる
くるくるドライヤーは、簡単なように見えて使いこなすのにコツがいります。しかし、このコツをしっかり押さえ、正しい使い方で使いこなせるようになれば、様々な髪型を楽しむ事ができるようになります。
くるくるドライヤーを使いこなして、様々なヘアスタイルを楽しんでください。