ドライヤー
早く乾くドライヤーは「風量」に注目!オススメ商品も紹介
特に、髪が長かったり毛量が多いと髪を乾かすのに時間がかかるため、長時間ドライヤーの熱風を髪に当てる必要があります。
髪がドライヤーの熱でダメージを受けないようにするためにも、なるべく早く髪が乾くドライヤーを使いたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
髪を少しでも早く乾かすためには、ドライヤーのどの部分に注目した方がいいのか、またドライヤーを購入する時にチェックしておきたい注目ポイントと、髪が早く乾くドライヤーをいくつか紹介します。
Contents
髪を早く乾かすために必要な「風量」はここを見てチェック!
髪を早く乾かすために1番大事なのが「風量」と言われています。しかし、風量といってもどこをチェックしたらいいか分からないという人が意外に多いようです。
ドライヤーの風量は、「㎥(立法メートル)/min(分)」で記載されています。
カタログにはもちろん記載されていますが、店頭のポップなどにも記載されているので、購入時はチェックしてみましょう。
この数字が大きければ大きいほど風量が大きく、髪が早く乾きます。
髪が早く乾くドライヤーを選ぶ時にチェックしたいポイント
髪が早く乾くドライヤーを選ぶ際、風量をチェックすることは大事です。
しかし、髪へのダメージや使い勝手などを考えると、風量だけをチェックして選ぶと失敗することもあります。
ドライヤーを選ぶ時は、次のような点をチェックしていきましょう。
その1.髪を早く乾かすのに1番重要な「風量」
髪を早く乾かすのに1番重要なのは、風量です。風量といっても、どのくらいのものがベストなのか意外に知られていません。
一般的なドライヤーは、だいたい1.3~1.6㎥/minとなっています。1.6㎥/minもあれば髪も乾かしやすく感じます。
安いドライヤーや乾かすというよりヘアスタイルを作るのに使うドライヤーは、1.0㎥/min以下のものもあります。
最近、多く出ている髪が早く乾くドライヤーの中には2.4㎥/minというハイパワーのものもあります。
なるべく早く髪を乾かしたいという時は、この数値が大きいもの選ぶと風量の強いドライヤーになります。
その2.電気料金に影響する「消費電力」
毎日髪を洗えば、ドライヤーは毎日使うことになります。
風量が強いと気になるのが消費電力です。消費電力が高いと、電気料金にも影響してきます。
ドライヤーの場合、1200~1300Wが標準となります。風量が弱くてもこれより高いものもありますし、風量が強くても1200W程度のドライヤーも存在します。
毎日使うものなので、電気料金が気になるという場合は、消費電力もチェックしておきましょう。
その3.意外に気になる「使用時の音の大きさ」
風量が強いと、消費電力と共に気になるのが使用時の音です。
特に、小さな子供さんがいたりマンションなどの場合は、夜遅くドライヤーを使うと音が気になることがあります。
あまり音が大きいと、ドライヤーを使うことができません。また、自分自身も音のうるさいドライヤーを長時間使うのは苦痛です。
ドライヤーなどの音は「dB(デシベル)」で表記されています。
一般的なドライヤーの場合、65~70dBですが、風量が強いものはこれより音が大きいものもあります。
また、音があまり出ないような構造のドライヤーもあり、風量があっても65dB以下の低騒音のものも販売されています。
マンション住まいや小さな子供さんがいるなど、周りに音で迷惑をかけたくないという場合は、使用時の音の大きさもチェックしておきましょう。
その4.使い勝手を考えるととても重要「風量・温度の調節有無」
風量が強いドライヤーは、髪を乾かすのにはとても便利です。
しかし、風量が強いだけだと使い勝手が悪く、髪を乾かすだけにしか使えないなんてこともあります。
ドライヤーで髪をセットしたり、子供さんや飼っているペットの毛を乾かす時は、風量が強いと負担になることもあります。
ドライヤーを選ぶ時は、風量や温度の調節ができるものが便利です。
- 風量の調節ができるか(数段階の切り替えがある)
- 温度調節(熱風・冷風)ができるか
特に、髪を乾かした後にキューティクルの引き締めには冷風が必要なので、温風と冷風が出るかはチェックしておきましょう。
その5.腕が痛くならないためにもチェック!「ドライヤーの重量」
髪を乾かす時、ドライヤーをずっと持っていないといけません。あまり重いものだと腕が疲れてしまい、使いたくなくなってしまいます。
いろんな機能がついているドライヤーの中には重すぎて、使い勝手が悪いというものもあります。
また、軽いドライヤーがいいと購入したら風量が弱いということもあります。
ドライヤーはだいたい500~600gが平均とされているので、その前後の重さのものを選べば腕の疲れもあまり感じられません。
その6.髪を熱から守るのに欠かせない「イオン機能の有無」
髪にあまり負担をかけないようにするため、風量が強いものを選ぶことも大事ですが、髪の毛を熱から守ってくれるような「イオン機能」が付いたものを選ぶと髪のケアもできます。
最近増えているのが、ナノイオンを発生するものです。ナノイオンは、小さな水分子を髪に行き渡らせてくれるため、潤いのある髪に仕上げてくれます。
また、髪の静電気を予防する効果があるのが、プラズマクラスターイオンです。
自分の髪のダメージに合わせて、イオン機能を選ぶのもドライヤー選びに欠かせません。
オススメ・人気商品はコレ!早く髪が乾く大風量ドライヤー
最近は、風量の強いドライヤーは数多く販売されるようになりました。いろんな商品が出てくると、どの商品を選んだらいいのか迷ってしまいます。
今回は、口コミがいいもの、家電量販店などでも多く取り扱われているドライヤーをいくつか紹介します。
その1.ダイソンヘアドライヤー スーパーソニック(Dyson)
掃除機や扇風機で有名なダイソンが発売したドライヤーです。
発売された当初は、テレビなどでも取り上げられることが多かったので、1度は目にしたことがあるという人も多いと思います。
大風量ドライヤーの中では1番人気で、髪の乾きも1番です。
- 風量が2.4㎥/minとドライヤーの中では1番の大風量
- 温風3段階、冷風1段階の4段階調節ができる
- ドライヤーに髪を巻き込んだり焼けてしまうということがない
- 音がうるさくない
- デザイン性が高く、重くない
- ナノマイナスイオン機能あり
- 約5万円と価格が高い
- ヘアセットするのに使い勝手が悪い
Dysonヘアドライヤー│supersonic – ダイソン
その2.モンスタードライヤー KHD-W720(小泉成器株式会社)
数多くのドライヤーを販売しているコイズミの中で大風量なのが、KHD-W720です。
デザインが普通のドライヤーと同じなので、使いやすいとこちらの商品の人気が出ています。
また、コイズミの商品は家電量販店だけではなく大型ディスカウントショップなどでも取り扱いされていることが多いので購入しやすい商品です。
- 風量が2.0㎥/minと大容量なのでロングでも髪が早く乾く
- 温風3段階、冷風はボタンを押した時のみ出てくる
- ドライヤーのお手入れが簡単にできるようになっている
- 6000円前後と手頃な価格
- 4カ所からマイナスイオンが発生するため髪全体に行き渡りやすい
- ヘアセットがしやすい
- 音が少し大きいため深夜の使用は難しい
- 約685gと少し重めになっている
- クールボタンを押すのが面倒
ダブルファンドライヤー KHD-W720 – KOIZUMI(コイズミ)
その3.プロテクトイオンヘアドライヤー TID2600(テスコム)
ダイソンの風量を上回ると注目されているのが、テスコムのプロテクトイオンヘアドライヤーTID2600です。
テスコムも家電量販店や大型ディスカウントショップなどで数多く取り扱われています。
- 風量が2.5㎥/minとダイソンを上回る風量
- 風量が無段階調整のため、自分の好みの風量に調節ができる
- プロテクトイオン(マイナスイオンとプラスイオン)機能あり
- スタンドが付いているため、ハンズフリーで使用できる
- 無段階調整のため風量の調節が難しい
- 700g程度と少し重さを感じる
プロテクトイオンヘアドライヤー TID2600 – 株式会社テスコム
その4.エクストラモイストイオンドライヤー(SALONIA)
口コミサイトなどでよく出てくるのが、サロニアのエクストラモイストイオンドライヤーです。
価格が手頃なうえ、機能もある程度揃っているため「とりあえず大風量ドライヤーを試したい」という人に人気の商品です。
- 風量が1.99㎥/minと大風量
- 大風量のわりに価格が抑えてある
- 温度調節機能あり
- 高価なものを購入する前に試しで使える
- 本体の耐久性に多少の難あり
- イオン機能が高価なものに比べると少し落ちる
その5.ヘアードライヤー ナノケア EH-NA99(パナソニック)
有名なブランドで、手軽に大容量のドライヤーを使ってみたいという人にオススメなのが、パナソニックのヘアードライヤー ナノケア EH-NA99です。
ナノイーとマイナスイオン機能が搭載されているため、髪に優しいドライヤーとなっています。
- 5つのモードが搭載されているため使い分けしやすい
- 速乾ノズルがあるので風量は弱いが髪が早く乾くようになっている
- ドライヤーのお手入れが簡単
- 風量が1.3㎥/minと他のドライヤーに比べると弱い
- 価格が2万円弱と少し高め
ヘアドライヤーナノケア EH-NA99 – Panasonic
髪を早く乾かすための大風量ドライヤーはその他の機能にも注目して選ぶ
毎日、髪を乾かすのに長時間費やすのはとても大変です。また、長時間熱風が髪に当たると、髪のダメージにも繋がります。
髪のダメージや毎日の作業時間を考えると、大風量ドライヤーは1つ持っておくと便利です。
ただし、髪を早く乾かすためにと風量ばかりチェックして選ばないようにしましょう。髪を健やかに保つためには、イオン機能などもチェックしておく必要があります。
また、風量が強いと髪のセットには不向きなものもあります。
髪を乾かす以外に、ドライヤーでヘアセットをする人はその時に使いやすいかもチェックしておく必要がありますね。
ドライヤーは毎日使うものです。だからこそ、使い勝手が良く、髪にも優しいものを選びたいものです。