髪に何かしら悩みを抱えている女性は非常に多いものです。

また、年齢を重ねるにつれ、髪質が変化することもあるため、悩みも増えてきます。

ですが、自分が今、どんな症状か分かれば、その原因や対処法について知ることが出来ます。

自分の髪の状態を把握して、その原因と対処法について知っていきましょう。

美髪に近づけるために、ここでは髪の悩みの原因と対処法についてご紹介します。

しっかり把握しておきたい、代表的な髪の悩みの原因と対処法

髪の悩みにも様々な種類がありますが、まずは代表的なものから見ていきましょう。

自分の髪の状態と照らし合わせてみて下さいね。

抜け毛・薄毛の原因と対処法

髪のお悩みでよく挙げられるのが抜け毛・薄毛。昔に比べ、髪の分け目が気になりだしてきた、ボリュームがなくなってしまった、と悩む女性は少なくありません。

女性の抜け毛や薄毛は産後や更年期などの女性ホルモンの変化、さらには生活習慣の乱れが原因の場合がほとんどです。

ヘアケアや生活習慣の見直しはもちろん、紫外線対策等にも気を配って、少しでも抜け毛や薄毛に悩まされない髪を目指しましょう。

それだけではどうも改善の見込みがない…、また、根本から薄毛を改善したい！そんな時はクリニックでの治療も視野に入れてみることをおススメします。

専門医の方が一人一人に合った育毛プランを提案し、治療してくれるので、心強い味方となってくれますよ。

脱毛症は深刻になる前に早めの対策を

脱毛症は男性だけでなく、女性もなる可能性が高い症状です。

ですが、まだまだ認知度が低いため、どう対応して良いのかわからない、ということも少なくありません。

そんな脱毛症には人によってなりやすい脱毛症というのがあります。

脱毛症になった時、どんな状態になっているか、また原因には何が考えられるか、しっかりと見極めましょう。そうすることで正しい治療法が見えてきます。

また、今はなっていなくても急になる可能性もあります。

対策は早いうちに越したことはありませんから、睡眠をしっかり取ったり、ストレスを上手に発散する、適切なヘアケアをするなど、出来ることから始めていきましょう。

徹底的な白髪対策でいつまでも若々しく

女性の髪のお悩みで最も多い白髪。実年齢より老けて見えるため、見つけたらすぐにでも何とかしたいですね。

この白髪の主な原因には加齢、ストレス、生活習慣の乱れ、紫外線によるダメージが挙げられます。

少しでも白髪を防ぐために紫外線から髪を守る、ストレスを発散する、生活習慣を見直すことを心掛けましょう。

毛先のケアまで抜かりなく

ふとした時に発見する枝毛や切れ毛。見つけた時はショックは大変大きいですよね。

しかし、どう対処して良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

枝毛や切れ毛の主な原因はストレスや紫外線、さらには間違ったヘアケア法です。生活習慣の見直しと正しいヘアケアで毛先まで美しい髪を目指しましょう。

また、枝毛の場合ですが、どうしても気になる場合は思い切ってカットしてしまうのも手。

自分でカットせず、美容師さんに相談してみると上手にスタイリングしてくれますよ。

枝毛や切れ毛は髪や頭皮がダメージを受けているサイン。見つけたら早めに対処したいですね。

髪のダメージの原因と対処法

健康的な髪はキューティクルが何層にも重なって髪の内側の組織を守っています。

ですが、間違ったケアや生活習慣の乱れ、ヘアカラー、紫外線により、キューティクルがめくれたり、はがれたり、隙間が出来てしまうとツヤのない傷んだ状態に変わってしまいます。

正しいと思って行なっていることが、いつの間にかダメージを招いていることも多いですから、丁寧なケアで髪をいたわってあげましょう。

頭皮トラブルの原因と解消法

髪を生みだす元となる頭皮。整った頭皮環境は元気な髪が生えてくる土台となります。

しかし、反対にこの頭皮環境が乱れていればフケ、かゆみ、抜け毛、薄毛等の髪のトラブルに発展することがあります。

日々のケアはもちろん、生活習慣も見直してトラブルとは無縁な頭皮を目指しましょう。

頭皮トラブルにも様々な種類がありますから、今自分の頭皮はどんな状態か見極めた上で原因と解消法について知っていきましょう。

膨らみ、うねり、絡まり、くせ毛など…まとまりにくい髪への対処法

髪はその人の印象を決める大事な部分でもあります。そんな中、非常に厄介なのがまとまりのない髪。

オシャレをしようにも髪にまとまりがなく、楽しむことが出来ないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで、少しでもまとまりのある髪へと近付けるために、まとまりにくい髪の原因や対処法についてご紹介します。

ポイントを押さえて、毛先までまとまりのある美しい髪を目指しましょう。

それぞれ異なる！くせ毛の特徴

うねってまとまりにくく、厄介なくせ毛。毎朝セットがしづらく悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

くせ毛には波状毛、捻転毛、縮毛（天パ）、連球毛があります。それぞれの特徴について知って、それに見合った対策法を探していきましょう。

波状毛

日本人の中で最も多いくせ毛です。湿度が高くなると髪の毛が膨らんでまとまりにくくなるという特徴があります。特に梅雨の時期になるとスタイリングがしにくくなるという方は波状毛の可能性が高いですね。波状毛にもウェーブの強いタイプやうねりが軽いタイプ、表面は直毛でも内側が波状毛になっているタイプなど、様々なタイプがあります。

捻転毛

髪の毛がねじれているくせ毛のことを指します。直毛に見える場合もありますが、太さに均一性はありません。ただ、自分では捻転毛か波状毛、どちらかわからない場合がほとんどですので、気になる場合は一度美容室で見てもらった方が良いかもしれません。捻転毛は縮毛矯正をしても効果がないことがあります。

縮毛

細かく縮れた毛のことを言います。毛根辺りからねじれていることが多いのが特徴。こちらは縮毛矯正で直毛に近付けることが可能です。天パ（通称天然パーマ）も縮毛の一種です。

連球毛

一見、直毛に見えますが、太い部分と細い部分があり、触るとごわごわしています。細い部分で切れやすいので縮毛矯正で直毛に近付けるのは難しいのが難点。

くせ毛の原因は遺伝、ホルモンバランス、生活習慣によるものがほとんどです。

シャンプーや頭皮マッサージ、さらには保湿など、あらゆる面から対処することが出来ます。自分に合った方法で頑固なくせ毛を直毛に近づけていきましょう。

髪のうねりを抑える方法

ツヤがなかったり、スタイリングが上手くいかなかったり、髪のうねりに悩まされている女性は多いですね。

髪のうねりの原因には髪の傷み、毛穴のゆがみ、遺伝、これら4つの原因が考えられます。

遺伝の場合は難しいかもしれませんが、他の原因に当てはまる場合はトリートメントで髪を補修したり、頭皮マッサージなどの頭皮ケアで改善出来ます。

また、癖でやりがちな以下のことにも気を付けてください。

• 力任せにブラッシングをしない
• シャンプー時に髪を擦らない

すぐには変化は訪れないかもしれませんが、コツコツと続けることが大事です。

髪の絡まりを改善してサラサラ髪に

ブラッシングの時、髪が絡まると嫌な気分になりますよね。何とかして髪を梳かそうとするとかえって髪が傷んでしまうことも…。

そんな髪が絡まる原因とは一体何なのでしょうか。

代表的なものとして以下のことが挙げられます。

• キューティクルの傷み
• 髪が細く、柔らかいなどの元々の髪質
• 髪を梳いたことによる摩擦

少しでも指通りを良くするためにも、トリートメントでの補修やカットの際、髪を梳きすぎないことで対応していきましょう。

日常で心掛けられることが多いですから、ヘアケア等に力を入れてサラサラ髪をgetしたいですね。

何とかしたい髪のボリューム対策

髪にボリュームが出てしまう人、反対に髪が細かったり、ぺたんこになってしまう人もいますね。

髪にボリュームが出やすい人は髪の乾燥が主な原因として挙げられます。そのため、ボリュームを抑えるには徹底した保湿が何より大切。

トリートメントやヘアクリームなどを活用してボリュームダウンに努めましょう。また、定期的に美容室で梳いてもらうのもおススメです。

反対にボリュームが欲しい・髪が細い人はシャンプーなどの基本のケアを見直してダメージを防ぐと○。

髪のベタつき・臭いとおさらばして清潔感のある髪を取り戻す

毎日しっかりシャンプーをしているのに髪のベタつきが気になることはありませんか。

髪がベタついていると不潔感を与えてしまいますし、場合によっては臭いが発生することもあります。

そのベタつきの原因はシャンプーが上手に出来ていないことや生活習慣の乱れによることが大きいです。

生活習慣やヘアケアを今一度見直して清潔感のある髪を手に入れましょう。髪がベタつく方に適したシャンプー等を使うことでも改善することが出来ますよ。

しっかりした乾燥対策で乾燥・パサパサ髪から潤いのあるツヤ髪へ

ツヤがなく、傷んでいる印象を与えてしまいがちな乾燥・パサパサ髪。ツヤがあるのとないのとではやはり人に与える印象も変わってきます。

徹底的な保湿で、ツヤのある髪を取り戻しましょう。

髪だけでなく、頭皮も乾燥していることがほとんどですので、どちらも忘れずに保湿することを心掛けてくださいね。

今使っているシャンプーが髪に合っていない可能性もありますから、同時にシャンプーも見直してみることが大切です。

あなたはどっち？剛毛と軟毛（猫っ毛）の見分け方

体に体質があるように、髪にも人によって髪質があります。そして、その髪質によって行うべきヘアケア法も変わってくるのです。

髪質は剛毛、軟毛（猫っ毛）のどちらかに分かれます。まずは自分が剛毛か軟毛か、以下の方法でチェックしてみましょう。

剛毛と軟毛（猫っ毛）の見分け方

1. 髪の毛1本の両端を両手の指でそれぞれつまみます。
2. 水平にした状態で片手を離します。
3. 髪の毛がそのまま水平を保っている場合は剛毛、反対に髪が下がってしまった場合は軟毛、というように判断出来ます。

剛毛か軟毛かわかったら、その髪質に合ったヘアケアを行っていきましょう。

髪質が分かればスタイリングもしやすくなりますよ。ぜひチェックしてみてください。

ヘアカラー・パーマの悩みは施術後の正しいケアで解決！

髪に華を添えてくれるヘアカラー・パーマ。オシャレの幅が広がるものではありますが、その一方で気になるのがダメージですよね。

ヘアカラーやパーマは施術後のケアが非常に大事。

ケアがしっかり出来ていればダメージを抑えられますし、ヘアカラーやパーマを長持ちさせることにも繋がるんですよ。

施術後にぜひ使って欲しい、おススメのシャンプーやスタイリング剤についても要チェックです。

すぐにでも理想の髪型になりたい！髪が伸びるスピードを早くする方法

ロングヘアに憧れる女性は大変多いですよね。髪が長ければそれだけヘアアレンジの幅が広がりますし、女性らしさを出すことも出来ます。

また、美容室でオーダーしてみたけれど、イメージ通りの髪型ではなかったということもあるかと思います。そんな時は一刻も早く髪を伸ばしたいもの。

この髪が伸びる早さの違いには毛周期が関係しています。毛周期のサイクルが早ければ早いほど髪が伸びるスピードも早いということですね。

そのため、髪を早く伸ばしたい人は新陳代謝を高めて、毛周期のサイクルを早めてあげましょう。

生活習慣の改善や血行促進などで頭皮環境を整えることがポイントです。

自分に合うものが必ず見つかる！敏感肌・アレルギーの人のシャンプー選び

敏感肌・アレルギーの方はシャンプーやコンディショナーなど、普段使いのものでも合わないものを使うと少しの刺激で頭皮が炎症を起こしてしまうため、普通肌の人に比べて、より慎重に選ばないとなりませんね。

敏感肌やアレルギーの人のためのシャンプー選びのポイントは

• 頭皮に優しいものを選ぶ
• 保湿効果のあるものを選ぶ
• 洗浄力・刺激の強いものは避ける

以上の3点です。

つや髪ノートでは敏感肌の人やアレルギーの人でも安心して使えるヘアケアアイテムの選び方、そのポイントについてもご紹介しています。

また、アレルギー症状が出てしまった時の対処法についてもご紹介しているので要チェックですよ。

髪の悩みを改善して少しでも自信の持てる自分になろう

多くの女性が抱える髪の悩み。ほとんどの髪の悩みには共通の原因として間違ったヘアケアや生活習慣の乱れが挙げられます。

髪の悩みはその人によって違いはありますが、今一度、

• 正しいケアが出来ているか
• 規則正しい生活を送れているか

など振り返ってみてください。

悩みが改善されれば自信にも繋がりますから、つや髪ノートで一緒に解決していきましょう。