パーマ
デジタルパーマを長持ちさせるために、心がけたいケア方法とは?
デジタルパーマは本来なら半年~1年ほど長持ちする半永久的なもの。しかし、中には2ヶ月程度で落ちてしまったという人も。その場合、もしかしたら施術後のケアに問題があるのかもしれません。
今回はデジタルパーマを長持ちさせる方法についてご紹介したいと思います。
デジタルパーマを長持ちさせるために、心がけるポイント7つ
デジタルパーマを長持ちさせるには、シャンプーやブローに気を付けることが重要です。以下に主なポイントをご紹介していきましょう。
施術当日はシャンプーをしない
女性の場合、毎日シャンプーしないと、頭皮の臭いや髪のべたつきが気になる人も多いかもしれません。特にパーマ液は独特の臭いがするので、早めに洗い流してしまいたいですよね。
しかし、パーマを長持ちさせたいのなら、少なくとも施術当日のシャンプーは控えましょう。
しかし、仕事や外出の予定があり、臭いやべたつきが気になる人もいるでしょう。2日は無理という人は、せめて当日だけでもシャンプーは控えるようにしてください。
美容院の仕上げでスタイリング剤をたくさん付けてもらうと、余計にべたつきや臭いが気になると思いますので、出かける予定などがなければ、控えめにしてもらうといいかもしれません。
くしはしばらく使わないようにする
シャンプー後や出かける前などに、絡んだ髪を綺麗にするためにくしを使う人は多いと思います。しかし、くしでとかすことで、せっかく髪に形状記憶されたパーマが伸びてしまうおそれがあります。
シャンプーは洗浄成分が優しい、パーマ用のものを選ぶ
パーマをかけた後でも、ストレートの時と同じシャンプーを使い続ける人は多いと思います。しかし、シリコン入りの洗浄力の高いシャンプーを使い続けていると、パーマが早く落ちてしまう場合があります。
パーマを長持ちさせたいのなら、パーマ専用のシャンプーに替えるのが理想的です。パーマ専用シャンプーはパーマを長持ちさせることに特化したシャンプーなので、アミノ酸系や石鹸系、ノンシリコンなどの優しい洗浄成分を使用しています。
また、髪に必要な栄養成分が含まれているなど、ダメージ補修力が高いのも魅力。ツヤのある綺麗なウエーブを長くキープすることができますよ。
施術して1週間は、トリートメントを控えめに
パーマ直後は髪がダメージを受けるので、補修するためにしっかりトリートメントをしなければと思う人もいるかもしれません。しかし、実はトリートメントのしすぎは、パーマの持ちを悪くしてしまいます。
その理由は、トリートメントをすることで、パーマの薬剤が外に流れ出ずに内側に留まってしまうため。薬剤が留まることで、髪は内側からダメージを受け続けてしまうのです。
施術から1週間は、トリートメントはしなくても構いません。するとしても、いつもより少なめに留めておくようにしましょう。
タオルドライ後に、ドライヤーで根元からブローを!
パーマを長持ちさせるには、髪の乾かし方も重要です。まずはお風呂上りにしっかりとタオルドライ。その後、必ずドライヤーを使って乾かしてください。
乾かす時は、まず根元からしっかりと乾かしましょう。臭いやフケ、かゆみなどを防ぐためにも、地肌に近い部分を濡れたままにしないことが重要です。
髪のダメージが気になる場合は、ドライヤーを当てる前に、ウォータータイプの洗い流さないアウトバストリートメントをすることをおすすめします。
施術後1週間以内は、ヘアアレンジを控える
デジタルパーマは1剤で髪を柔らかくしてカールをつけ、2剤で髪を元の硬さに戻します。
元の硬さに戻るには1週間程度かかるのですが、その間にヘアアレンジなどで髪を引っ張ってしまうと、カールが伸びてしまうおそれがあります。
外出時はしっかりと紫外線対策を!
紫外線は髪にもダメージを与えます。パーマでただでさえ負担を受けた髪に、さらに強い紫外線が当たると、水分が不足して傷んでしまうおそれがあります。
パーマを長持ちさせるには、髪をいたわりしっかりとケアを!
いかがでしたか?パーマを長持ちさせる秘訣は、何より髪をしっかりケアすること。パーマをかけるとスタイリングは楽になりますが、日々のケアまで手抜きをしていると、思ったより早くパーマが落ちてしまう場合があるので、注意が必要です。
髪をいたわることはパーマを長持ちさせるだけでなく、髪や頭皮のダメージを抑え、炎症やフケ、抜け毛や薄毛といったトラブルの予防にも役立ちます。