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パーマ

パーマのダメージから髪を守る!綺麗なパーマヘアーにするには?

それに対して今現在、美容室でパーマをオーダーする人は増えていません。なぜそのギャップが生まれるのでしょうか?

理由はいくつか考えられますが「ダメージが気になる」「失敗したことがある」という声が多いのではないかと思います。

確かにパーマスタイルは扱うのに少しコツが必要ですし、パーマでダメージを受けてしまうとカラーで受けたダメージの場合よりカバーしづらいことが多いです。

ですがよりダメージレスでパーマが当たるよう薬剤は日々進化してきていますし、パーマにもいくつか種類があります。ダメージを最小限に抑えて、綺麗なパーマヘアーを維持する方法をお話させていただきます。


正しく選ぶ!パーマの種類と特徴

まずはどんなパーマがあるのか、皆さんはどれくらいご存知でしょうか?

  • コールドパーマ
  • デジタルパーマ
  • エアウェーブ
  • 水パーマ
  • クリープパーマ
  • コスメパーマ
  • ストレートパーマ
  • 縮毛強制

ピックアップすると本当にたくさんの種類があります。
基本的に美容室で「パーマ」と表示がある場合はコールドパーマがほとんどです。

髪の毛をロットで巻き、2種類の薬剤で髪の毛の組織の切り離しと再結合を行います。これがパーマの原理ですが、まずこの薬剤を浸透させる際に髪の毛はダメージを受けます。

髪表面のキューティクル層に隙間を作る行為が強い刺激となります。一度キューティクルが開くと、その後も開きやすく剥がれ落ちやすくなります。

形をしっかり変化させたい場合、薬剤をしっかり浸透させ、イメージに合わせて正確に形を変えることが大事になります。どれくらいの強さの薬剤を選定するのか、ダメージとのバランスを考えて美容師さんは薬剤を選びます。

デシタルパーマ・エアウェーブ

この2種類のパーマは薬剤を付けた後で電気で温まるロットを使います。

仕上がりや行程、特徴はそれぞれ少し違いがありますが、ダメージをより防ぎたいのであればエアウェーブをオススメします。

温度がデジタルパーマより低温で、行程の一つで髪の毛に風を送ります。これによってよりダメージレスでカールをつけることが出来ます。

エアウェーブは髪の毛が乾いている時と濡れている時の「カールの差」が少ないのが特徴で、大きな機械を使う分だけ料金設定が高い場合が多いです。

水パーマ・クリープパーマ

このパーマはどちらもダメージレスです。ですが合間で必ず美容師さんが手を加えなくてはならないので施術時間がかかるという事と、デジタルパーマやエアウェーブと比べ持ちが劣ってしまいます。

髪の毛の組織の結合を切り離した後、水分を与えたり時間をおくことによってよりカールをしっかり残す方法です。

ただ美容室のメニュー表に「水パーマ」や「クリープパーマ」と表示している場合が少ないので、担当の美容師さんと一緒にお店のメニューと内容を確認しておくことをオススメいたします。

コスメパーマ

一般のパーマ液は医薬部外品ですが、このパーマ液は化粧品登録の薬剤を使ってパーマをあてます。ダメージレスでパーマ独特のアンモニア臭もしません。

ですが髪の毛が太い方や硬い方の場合はやはり当たりが弱かったり、すぐ取れてしまいます。多少ダメージがある髪の毛でもパーマが当てられるのが特徴です。

ストレートパーマ・縮毛矯正

こちらもカールをつけるパーマと原理は一緒です。1液で髪の毛の結合を切り離した後、アイロンを使って髪の毛を伸ばす行程が加わると縮毛矯正、アイロンをしない場合がストレートパーマとなります。

アイロンを使うと髪の毛の表面に艶は出ますが、艶があるからといってダメージを受けていない訳ではありません。

髪の毛が硬くなり、毛先がパサついたり切れてしまう場合もあるので毛先中心のケアが必要になってきます。

パーマ前のセルフチェック!パーマが綺麗に当たる状態ですか?

パーマを綺麗に当てようと思えば、まずは髪の毛が健康な状態か?ということの確認が必要です。

例えばブリーチ毛の場合にパーマを当てると、キューティクルが剥がれ髪の毛の組織自体が剥き出しになります。この状態ではカール自体を形成出来ず、パーマのダメージだけが残ります。

縮毛矯正をしていた場合は通常のコールドパーマではパーマが当たらない場合がほとんどです。熱処理した髪の毛をカールさせるにはデジタルパーマなどの強い刺激が伴うパーマが必要です。それによって結果的に髪の毛がダメージを受けてしまうのです。

それ以外にも度重なるカラーやヘアアイロンの使用で傷んでしまっている場合、カール自体を形成できず、毛先が縮れたり、切れてしまうことがあります。

冒頭でもお話しした通り、パーマで髪の毛が傷んでしまうとカラーで傷んだ場合より、元に状態に近ずけるために手間や時間がかかる場合があります。

まずはパーマを当てる前に自身の髪の毛の状態を確認し、担当の美容師さんと相談しながら施術することをオススメします。

トリートメントでパーマのダメージを防ぐ方法

髪の毛のケアといえばまずはトリートメントを思い浮かべると思います。
もちろんカラー後のトリートメントも大事ですが、パーマ後のトリートメントは塗布する際に少しコツが必要です。

パーマ後の髪の毛はアルカリ性で、施術後3日間ほどは髪の毛の組織の繋がりが不安定なままとなります。

パーマ後に美容師さんから「今日はシャンプーしないで下さいね」と声をかけられたことがある方もいらっしゃるかと思います。これは髪の毛の状態が不安定で、髪の毛の形が変化しやすいから気をつけて欲しいという意味です。

トリートメントをたくさん付けすぎて、毛先が重くなったりするとカールの形が変わってしまう可能性があります。

パーマ後はカールを崩さないようにトリートメントを付け、水分保湿の出来るトリートメントを使うことをオススメします。そして暑いお湯はそれだけで刺激となるので、ぬるま湯で洗い流すのがベストです。

パーマヘアーをドライヤーで乾かす時の注意点

パーマを当てる理由には毛先に動きを出したり、ボリュームアップなどが上げられます。どちらもパーマだけではなくある程度のセットが必要になりますよね。
その際に気をつけて欲しいのがドライヤーの当て方です。

出来るだけ根元から毛先に向かって風をあて、髪の毛表面のキューティクルを整えるように乾かします。ボリュームを出しながら乾かす際には、毛先に洗い流さないトリートメントをつけると艶を保ったまま乾かすことが出来ます。

パーマ後は髪の毛の水分が抜けやすくなっている場合が多いです。特にブラシなどを使ってブローする場合はトリートメントを付けてあげることをオススメします。

ストレートパーマや縮毛矯正後のダメージを防ぐ方法

ストレートパーマや縮毛矯正の場合、髪の毛のたんぱく質を変化させるので髪質が硬くなってしまう場合があります。

根元から中間にかけては大きなダメージは見られないかもしれません。ですが毛先のまとまりがなかったり、パサついたりする場合が多いのでパーマと同じように毛先のケアをしてあげて下さい。

こちらもパーマと同様、髪が傷んでいる場合はダメージだけが残ってしまう場合があります。特に縮毛矯正の場合は髪の毛への負担が大きいので、美容師さんとよく相談してから施術にはいることをオススメします。

パーマをあてる前後に

パーマやストレートパーマ、縮毛矯正をあてる場合、まずは髪の毛が傷んでいないことが大前提です。多少の乾燥や切れ毛は大丈夫ですが、それでも毛先だけ縮れたり、綺麗にカールが出来なかったりします。

パーマ後は当てたパーマの形を崩さないようにトリートメントをつけて下さい。
当てたパーマの種類や髪の状態を見ながらトリートメントを選んでみるとよいでしょう。

もし何を選んで良いか分からない場合、施術した美容師さんに直接相談してみるのもオススメです。

少しコツがいるパーマヘアー、それでもパーマ前後で雰囲気がまったく変えられるのが魅力のひとつです。綺麗にパーマをキープして、スタイリングを楽しんでみて下さい。

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