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髪の雑学

カラーとパーマの同時施術はOK?場合によっては出来ることも!

同時施術としてセットメニューやクーポン等に記載されている場合もあるため、よりお得に施術を受けたい!と考えている方も多いのではないでしょうか。

ですが、ただでさえカラーやパーマはダメージが大きいですから、同時に出来るものなの?と心配な方も多いはず。

そこで今回はパーマとカラーの同時施術は可能なのかどうかについてご紹介していきますね。ぜひ美容院に行く前の参考にしてみてください。


カラーとパーマの同時施術は可能?不可能?その理由とは

これは基本的にはあまりおススメ出来ないとされています。やはり同時に施術となると髪に与えるダメージは大きいと考えられるからです。

また、その他に薬事法に抵触するから、という理由もあります。

ヘアカラー剤とパーマ液がどちらも医薬部外品である場合、組み合わせて使うことは禁止されているんです。

これらの理由から、美容院で同時施術を行っていないところも多少なりともあります。

しかし、反対に同時施術が出来るケースもあります。

これはパーマ液かヘアカラーのどちらかに医薬部外品ではなく化粧品に分類されているものを使っている場合です。

最近では化粧品に分類される薬剤を使用している美容院も増えてきているため、同時施術が可能な場合も多いです。最近よく聞くコスメパーマもこの一種ですね。

そのため、同時施術が出来るかどうか、あらかじめ美容院で相談してみた方が良いでしょう。

ただ、どうしても時間がない場合には同時施術は大変便利なものですが、髪への負担を考えると出来れば避けた方が本来は望ましいです。

髪が元々傷んでいる場合はさらにダメージを与えてしまうことにもなりかねないので、その点も含めて美容院で相談してみてください。

例外として根元のみを染めるリタッチカラー、毛先のみにパーマをかける場合などは髪の同じ箇所に2度施術を行うことがないため、同日に施術を行うことが可能です。

同時施術を行う場合はどっちが先?カラーとパーマの順番

カラーとパーマの両方をしたい!という場合には、パーマ→カラーの順番で行うのがふさわしいです。

先に施術をした方が後の薬剤によりどうしても落ちやすくなります。パーマとカラーではカラーの方が落ちやすいため、カラーを後に行なった方が良いのです。

これはどのヘアカラーを使った場合でも同様とされています。また、一般的なヘアカラーだけでなく、白髪染めにも当てはまると言えるでしょう。

別日に行う場合は1週間以上空けるのがベスト!

カラーとパーマを別日に行いたい場合は1週間以上空けるようにしましょう。

薬剤が定着するまでに1週間ぐらいかかるのと髪への負担を考慮した上で、最低1週間の期間が必要なのです。

また、その場合でもパーマ→カラーの順で行った方が良いですね。

同時施術後を行なった場合はより念入りなケアを心掛けて

カラーとパーマの同時施術を行った場合、髪は相当なダメージを受けています。

少しでも髪の負担を減らすために、また、持ちを良くするためにも同時施術後のケアについて見ていきましょう。

当日のシャンプーは控える

カラー、パーマを個別に施術した時と同様に、同時施術当日はシャンプーは控えるようにしましょう。

これは薬剤が定着するまで約24時間かかるためです。この間に髪を洗ってしまうとせっかくのカラーやパーマが落ちてしまう恐れがあるのです。

少しでも持ちを良くするために当日はシャンプーは我慢するようにしましょう。

シャワーやドライヤー等の熱に気を付ける

カラーやパーマ後はキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態となっています。そのため、シャワーやドライヤーといった熱には気をつけなければなりません。

物足りなさを感じるかもしれませんが、髪を洗う際、シャワーの温度は35度ぐらいのぬるま湯を使うようにしましょう。

また、シャワーだけでなく、ドライヤーを使う際も要注意ですね。

そのまま使うと髪の傷みの原因となりますので、タオルドライ後は洗い流さないトリートメントを塗り、熱から髪を守るようにしましょう。

そして、コテやアイロンですが、これらはドライヤーよりもさらに高温を髪に当てることになります。ダメージが気になる場合は使用は避けた方が良いでしょう。

もし使いたい場合は温度を下げて使うなど工夫することをおススメします。

自然乾燥で済まさない

ドライヤーの熱が良くないのなら自然乾燥で済ませた方が良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、実は自然乾燥もダメージに繋がります。

濡れた髪はキューティクルが開いた状態ですので、そのまま自然乾燥により放置していると髪内部の水分までも蒸発し、髪がパサつき傷んでしまうのです。

また、それだけでなくカラーやパーマが落ちる原因にもなりますから、濡れた髪は放置せず、すぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。

ドライヤーの熱から髪を守るためにもタオルドライ後には洗い流さないトリートメントを使うことをおススメします!

ブラッシングをしすぎない

カラーやパーマにより負担がかかっている状態の髪は摩擦の影響を受けやすいと言われています。

必要以上にブラッシングすると摩擦が起き、髪が傷つきやすくなりますから、過度なブラッシングは控えるようにしましょう。

また、パーマ直後にブラッシングをするとカールが伸びて持ちが悪くなる可能性もあります。パーマが定着するまでは手ぐしで整えるようにしましょう。

施術後2~3日は髪を束ねない

パーマをかけた直後は髪を束ねるとクセがついてしまう可能性があります。束ねたくても2~3日は控えるようにしましょう。

トリートメントをする

パーマやカラー後は髪が傷みやすい時期ですので、自宅でのトリートメントケアに力を入れましょう。

市販のものを使っても良いですし、ダメージが酷いと感じる時には美容院で販売されているものを使うと、より高い栄養を髪へ届けることが出来ますよ。

美容院でのトリートメントも○

ダメージが気になる時は美容院でトリートメントをしてもらうという方法もあります。

市販のトリートメントに比べ、髪に良い成分が豊富に含まれているので集中ケアをしたい時におススメです。

ただ、金銭的にも負担がかかりますし、毎日のケアとは違い、これはあくまでも一時的なものと思っていただいた方が良いでしょう。

おススメはやはり別日に行うこと!施術後はケアも忘れずに

美容院や使う薬剤によってはカラーとパーマ、どちらも行うことが可能だということが分かりました。

ですが、やはり別日に行うよりも髪への負担は大きなものとなりますので、同時に施術を行う場合はある程度ダメージを覚悟しておいた方が良いかもしれません。

そのため、美容師さんと相談したり、施術後はしっかりとケアを行い、髪をいたわってあげるようにしましょう。

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