スタイリング剤
ワックスを落とさず寝ると薄毛になる?そのまま寝た時の対処法は?
実は、ワックスを落とさず寝ると、髪がベタベタするだけでなく、頭皮にも様々な悪影響があるのです。
今回はワックスを落とさずに寝た時の頭皮への影響と、もし落とさずに寝てしまった時の対処法について、ご紹介したいと思います。
注意!ワックスを落とさずに寝るとこんなにデメリットが!
ワックスを落とさずに寝ると、具体的にどんな悪影響があるのでしょうか。以下にまとめましたので、参考にしてくださいね。
ワックスの油分で毛穴が詰まり、薄毛の原因に!
油分が頭皮についたまま眠ってしまうと、毛穴が塞がり、本来成長ホルモンが分泌される睡眠中に、髪が育つために必要な栄養が行きわたらず、成長を妨げてしまいます。
それが続くと髪が細くなり、薄毛や抜け毛といったトラブルを招く可能性もあるので、注意が必要です。
酸化した油分を放置して寝ることで、雑菌が繁殖
また、油分は時間が経つと酸化する特徴を持っています。枕などについている雑菌は油分が大好き。酸化した油分が頭皮にべっとりこびりついた状態で寝てしまうと、夜の間に雑菌が繁殖してしまいます。
ワックスに使われている界面活性剤が髪を傷める
ワックスには洗剤などにも配合されている、界面活性剤が使われています。界面活性剤は髪の主成分であるタンパク質を変性させる性質があり、髪を傷めてしまう可能性があります。
うっかりワックスを落とさず寝てしまった時の対処法は?
できる限り夜のうちにワックスを落とそうと心がけていても、疲れた時などはついそのまま寝てしまうこともあると思います。
もしワックスを落とさず寝てしまったら、翌朝頭皮や髪へのダメージを抑えるため、どんな対処法があるのでしょうか。以下にまとめました。
熱めのお湯でしっかりとすすぐ
シャンプーをする前に、まずはお湯で髪についたワックスをできる限り落としましょう。熱い方がワックスが溶けやすいので、いつもより少し温度が高めの40度ぐらいのお湯ですすぎましょう。
シャンプーは指の腹でマッサージするように!
次にシャンプーですが、毛穴に詰まったヘアワックスを落とせるよう、指の腹でマッサージするように洗ってください。あまり力を入れすぎず、自分が気持ちいいと思うぐらいの力加減でOK。頭皮が傷ついてしまうので、爪は立てないようにしてくださいね。
すすぎはシャンプーの約2倍の時間をかける
シャンプーで洗うよりも、大切なのがすすぎ。せっかくシャンプーでしっかり油分を浮かせても、すすぎ残しがあっては意味がありません。ニキビや抜け毛といった、トラブルの原因になってしまいます。
ドライヤーでしっかりと乾かす
シャンプーの後、きちんと乾かさないと雑菌が繁殖し、薄毛や炎症などを引き起こしてしまうおそれがあります。
まずはタオルドライをした後、ドライヤーで水分が残らないようにしっかりと乾かしてください。
シャンプー前にトリートメントで油を浮かせる方法も!
効果的に油分を落としたいなら、シャンプーをする前にリンスやトリートメントを使う方法もあります。
リンスやトリートメントにも油分が入っているため、ワックスと混ざると油分が浮きやすくなるのです。
面倒でもワックスは落として寝る!が健康な頭皮環境の鉄則!
ワックスを付けたまま寝るって、つい忙しいと誰でもやってしまいがちですが、思っていたよりも頭皮に深刻な影響があることをお分かりいただけたでしょうか。
髪と頭皮を健康な状態に保つためにも、夜はしっかりヘアワックスを洗い流してから寝るようにしましょう。