髪のボリューム
髪をボリュームアップする方法。ぺたんこ髪もふんわりキマる!
ボリュームを出すために朝綺麗にセットしても時間が経つにつれペタンコになってしまうことも珍しくありませんね。
また、髪質だけでなく湿気等の気候によっても髪のボリュームは左右されます。
そこで今回は髪をボリュームアップする方法をご紹介します。いつものヘアケアをほんの少し変えてみるだけでハリ・コシのある髪は作れるんですよ。
日々のヘアケアで変わる!髪をボリュームアップする方法
そもそもの原因、髪にボリュームが出ない理由としては
- 加齢
- 髪質
- 髪の傷み
- 生活習慣
- ホルモンバランスの乱れ
があります。生活習慣などは改善が必要ですが、この他にヘアケアでボリュームアップする方法がありますので、ご紹介していきますね。
ボリュームアップに適したシャンプーを使う
シャンプーと一言に言っても様々なものがありますね。
最近ではトリートメント効果の高いしっとりタイプのシャンプーも多く出回っていますが、ボリュームを出したい場合、髪質が細く柔らかい方はしっとりタイプのシャンプーはあまり向いていません。
しっとりタイプのシャンプーですと仕上がりが重くなり、ボリュームを出すことが難しくなるんです。
そこで、ボリュームを出したい方におススメのシャンプーが
- ノンシリコンシャンプー
- アミノ酸系シャンプー
です。
ノンシリコンシャンプーはその名の通りシリコンが入っていないため、仕上がりが軽くなり、髪が重さでペタンコになりにくくなります。
また、アミノ酸系シャンプーは頭皮や髪へのダメージが少ないので、髪が細くなるのを防ぎます。髪に栄養が行き届き、ハリやコシが生まれることもあるでしょう。
ただ、ノンシリコンシャンプーは髪がギシギシし、熱や摩擦に弱いというデメリットが、また、アミノ酸系シャンプーは髪や頭皮に優しい分、洗浄力が弱いため、整髪料などの洗い残しには注意が必要というデメリットがあります。
このように、どちらのシャンプーにもメリットとデメリットがそれぞれあります。デメリットも理解した上で使用するのが望ましいですね。
シャンプー前にはブラッシングで汚れを落とす
ボリュームアップするためにはシャンプー前のブラッシングも大切です。
ブラッシングはただ、髪のまとまりを良くすることだけが目的ではありません。髪に付いたチリやホコリを落とす効果もあるんですよ。
また、髪のキューティクルを整える役割もあるので、シャンプーの際、汚れを綺麗に落とすことが出来ます。
ブラッシングに使うクシはブタ毛やイノシシ毛などの天然素材のものがおススメです。
たかがブラッシングと思わず、これも髪のためだと思ってブラッシングにもこだわってみてください。
シャンプーの仕方を見直す
毎日行うシャンプーですが、洗い方次第で髪はボリュームアップ・ダウンのどちらにもなります。
ボリュームアップしたい方はシャンプーの仕方を見直してみましょう。
- 正しいシャンプーの方法
- シャンプーの前にまずはお湯で予洗いします。
- シャンプーの時はお湯を避けてぬるま湯で洗うようにしましょう。
- 手にシャンプーを取ったらよく泡立ててから髪に付けます。
- 泡立てたシャンプーで頭皮からしっかり洗っていきます。
- 爪ではなく、指の腹を使って洗うようにしてください。
- 頭皮に洗い残しがないよう充分にすすいでください。
予洗いすることで約80%もの汚れを落とすことが出来ます。ある程度汚れを落とすことでシャンプーの際、少量でも泡立ちが良くなり、使う量を抑えられます。
また、ゴシゴシと洗う必要がなくなり、頭皮と髪にダメージを与えにくくする効果もあるんですよ。
この他にも、皮脂が頭皮に残っている状態ですと不潔感を与えたり、頭頂部が油分でペチャッとし、ボリュームダウンの原因となります。
あまりにもゴシゴシと擦りすぎるのも頭皮に負担をかけるので良くありませんが、ある程度皮脂をしっかりと落とすことも心掛けながらシャンプーするようにして下さい。
この他にも、頭皮が傷つくとシャンプーや皮脂の毛穴詰まりの原因となり、髪がぺたんこになる恐れがあります。
爪ではなく、指の腹を使って洗うようにして下さい。
コンディショナーやトリートメントは頭皮に付けない
コンディショナーやトリートメントを使う際も同様です。頭皮に付けてしまうとベタつきの原因となりますので、付けるのはあくまでも毛先のみにしてください。
また、流す際も頭皮に残らないようにしっかりとすすぐようにしましょう。
タオルドライでしっかり乾かす
濡れた髪をタオルで乾かします。ゴシゴシと擦るのではなく、タオルで優しく挟んで水気を吸い取るようにしましょう。
タオルドライである程度しっかりと水分を拭き取ることで、ドライヤーの熱を当てる時間が少なくなり、髪へのダメージを減らすことが出来ます。
乾燥が気になる場合は洗い流さないトリートメントを使う
乾燥が気になる場合はタオルドライ後に洗い流さないトリートメントを使うようにしましょう。
この時も頭皮には付けず、毛先を中心に付けてください。
自然乾燥はNG!ドライヤーでしっかり乾かす
髪のために自然乾燥やタオルドライのみで済ませた方が良いと考えている方も多いと思います。
確かにドライヤーの熱を髪や頭皮に当てると乾燥などのダメージを与えてしまうことがあります。
ですが、それ以上に自然乾燥で済ませると髪に雑菌が繁殖して炎症を引き起こしたり、抜け毛になる可能性があるんです。
このように、自然乾燥はドライヤーで乾かすよりも髪には遙かに良くないんですよ。面倒に感じても洗髪後は必ずドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
ドライヤーの熱は下から上に向かって当てる
ドライヤーで乾かす時は熱は下から上に向かって当てるようにしましょう。
上から当ててしまうと根元が寝てしまい、髪がペチャっとした状態になります。根元を立ち上がらせるために髪の内側から乾かしましょう。
頭を下げた状態で乾かすと根元に熱が当たりやすくなるので、乾かすのが楽になりますよ。
根元を乾かしたら髪全体に空気が入るように、髪の流れとは反対にドライヤーを当てます。この時、分け目は気にせずに乾かしてください。
最後に分け目をセットします。頭頂部にボリュームが出ることで髪全体のボリューム感がアップするでしょう。
髪をしっかり乾かしておかないと翌日、ぺたんこになったり、寝癖の原因となります。ふんわり髪を作るためにも髪はしっかり乾かすようにしましょう。
ブラシを同時に使うのも○
ドライヤーの熱である程度髪が乾いてきたら、根元を立ち上がらせるためにブラシを使うのも効果的です。
熱を下から上に向けて当てながらブラシを髪の根元に当て、上に持ち上げていきます。根元から毛先に向かって滑らせるようにするのがコツです。
ドライヤーとブラシのW使いにより、根元に立ち上がりが出来、ふんわり髪を作ることが出来ますよ。
最後は冷風で仕上げる
ドライヤーの際ですが、温風で乾かした後、最後の2~3分は必ず冷風で髪の温度を下げるようにしましょう。
髪は冷風と温風を浴びることで固まる性質があるので、冷風を取り入れることにより、ボリュームの出た髪をキープする役割があるんです。
また、冷風を当てることによりキューティクルを引き締め、髪の生成を行うケラチンが崩れるのを防ぐ効果も。艶やかな髪になれますよ。
髪がぺたんこなら翌日もドライヤーで根元の立ち上げを!
ドライヤーで根元を立ち上げても翌日になると髪がぺたんこになってしまうことがあります。
その場合は翌日もドライヤーを使って根元の立ち上がりを作るようにしましょう。
マジックカーラーを使っても
ドラッグストアや100円ショップなどで販売されているマジックカーラー。これを使ってボリュームを出す方法があります。
ボリュームを出したいトップや顔サイドの髪に巻きつけ、その上からドライヤーを15秒ほど当ててみてください。
ドライヤー後、3~4分そのままにして少し冷ましてからカーラーを外すとふんわり髪の完成です。
ボリュームアップ効果のあるスタイリング剤を使う
ドライヤーで根元が充分に立ちあがったら、スタイリング剤を使ってキープします。
ボリュームアップさせたい場合、使用するスタイリング剤はふんわりするタイプのものが適しています。
また、おススメのものとしてスプレータイプのスタイリング剤があります。
ボリュームを出したい箇所の髪の内側からスプレーするだけなので、簡単にボリュームアップ出来ます。
ムースやワックスを使う場合は使いすぎにはくれぐれも気を付けましょう。
少し少ないかな、と感じる程度がちょうど良いかもしれません。
自分に合った方法で楽しみながらボリュームアップを!
髪にボリュームを出す方法にはここで挙げたように多くのものがあります。どれも今すぐに始められるものばかりですから、悩んでいる方はぜひ始めてみてください。
この他にもボリュームアップしたい方におススメの髪型としてボブがあります。ボブは重さのあるスタイルですので、ボリュームアップには最適な髪型です。
ヘアスタイルも楽しみながら取り入れて、ボリュームアップを叶えていきたいですね。