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薄毛

クリニックでの女性の薄毛の治療法。髪の状態に合わせた治療が可能!

薄毛の専門医が薄毛のお悩みをカウンセリングし、原因を分析した上でその人に合った治療を提供してくれるので、自分に適した治療を受けることが出来ます。

ですが、クリニックでの治療って一体どんなことをするの?と疑問に感じていたり、また、初めてで不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は薄毛改善のためのクリニックでの治療法についてご紹介します。クリニックでの治療を検討している方は方はぜひ参考にしてみてくださいね。


行く前に知っておきたい!クリニックでの薄毛治療法とは

クリニックを受診した際の大まかな流れはカウンセリング→検査→治療の順番が一般的です。

そこでの治療法は主に

  • 内服薬
  • 外用薬
  • 注射
  • 植毛

に分けることが出来ます。それぞれの特徴について詳しくご紹介していきますね。

【内服薬】パントガール

抜け毛の改善をサポートし、発毛を促す効果のある内服薬です。

女性の薄毛改善薬といえば昔は外用薬や頭皮に直接注入するもののみでしたが、パントガールの登場により、女性にとって薄毛治療が身近なものとなりました。

パントガールの高い効果は3ヶ月で約70%の方が抜け毛の減少を実感したと言われるほど。他社製品に比べても圧倒的な高い評価で差を付けています。

使用方法としては1日3錠で毎食後に水で服用します。効果を得るために最低で3ヶ月の服用を勧めているクリニックが多いです。

また、効果を維持するためには半年~1年の長期服用を何回もする必要があります。

副作用の報告は今のところないようですが、妊娠中の方は注意が必要です。特に妊娠初期~中期の方の使用は絶対NGです。妊娠後期(8ヶ月~)に入ってからの服用が推奨されています。

症例は出ていませんが、あくまで医薬品ですので副作用が出る可能性もある、ということを覚えておいて下さい。使用前には必ず医師に相談するようにしましょう。

費用は1ヶ月分で7,000~12,000円とクリニックによって値段に大きな差がありますので、事前に確認してから購入した方が良いですね。

【外用薬】ロゲイン

頭皮の血管を拡張し、栄養を行き届かせる作用を持つミノキシジルが2%配合された外用薬です。

また、保湿成分のプロピレングリコールも配合。乾燥から頭皮を守り、健康的な頭皮環境へと導きます。

ただ、日本では認可のされていない医薬品ですので一部のクリニックでしか処方されていません。医師と相談した上で使用するようにして下さい。

副作用には血圧降下、かゆみ、フケがあります。副作用が出てしまった際は使用をただちに中止し、医師に相談してください。

【外用薬】パントスチン

女性のFAGAに効果的な外用薬です。

アルファトラジオールと呼ばれる有効成分がテストロテロンが薄毛の原因であるジヒドロテストステロンに変換されるのを抑制します。

そのため、髪が元気な状態のまま保つことが出来ます。

また、ジヒドロテストステロンの抑制作用がマイルドなので、男性用治療薬に抵抗がある女性でも安心して使えます。

パントスチンは髪の毛を増やすという効果があるわけではありません。ですが、薄毛の進行を食い止めてくれるという効果があります。

そのため、パントガールと併せて使うというクリニックも多いですね。

パントスチンの値段は1本(100ml)で約10,500~11,000円となります。

こちらはクリニックだけでなく、通販でも購入することが出来ます。

副作用として頭皮の炎症、かゆみ、発疹が出る場合があります。

【注射】HARG(ハーグ)療法

幹細胞から抽出した、細胞の増殖を促進する働きを持つ成長因子とHARGカクテルと呼ばれる薬液を頭皮に直接注射する毛初再生医療です。

これにより、薄毛部分の毛乳頭や毛包幹細胞が正常な状態となり、再び髪が生えるようになります。

治療期間は約半年~1年で、クリニックで複数回に分け注射をします。効果が持続しやすいため、治療し続ける必要はないと言われています。

施術時間は約20~30分と短時間となります。また、アレルギーや副作用などのリスクは低く、安全な治療法と言えるでしょう。

また、この治療法は男性よりも女性の方が効果が現れやすい傾向にあります。

というのも女性の方が男性ホルモンの影響を受けにくいため、発毛後の髪が成長しやすい傾向にあるのです。

ただ、デメリットとしてこちらの方法は費用が高額なため、なかなか手を出しづらい点が挙げられます。

クリニックにより違いはありますが、頭部全体で1回約150,000円、全体の2分の1で1回約80,000円ほどの費用がかかるでしょう。

【注射】育毛メソセラピー

クリニックが独自に作った発毛薬を注射で直接頭皮の皮下細胞に注入する治療法です。

クリニックにより違いはありますが、発毛成分の薬、血流を良くする薬、ビタミン剤、アンチエイジング効果のある美容成分等が配合されます。

HARG療法と大変似ているのですが、使用される薬剤に成長因子が含まれるかどうか、という大きな違いがあります。

ですが、最近では育毛メソセラピーにも成長因子が含まれることが多く、両者の明確な違いはなくなってきています。

そのため、どんな薬剤を使用しているか、に着目して治療法を選んだ方が良いかもしれませんね。

費用は1本あたり約15,000~30,000円となるでしょう。

最終手段として植毛も

様々な治療法を試してみたけど効果がなかった…という方は植毛という手もあります。

植毛というと男性がするもの…というイメージがあるかもしれませんが、実は植毛をしている女性は大変多いんですよ。

植毛といっても人工毛植毛と自毛植毛がありますのでそれぞれご紹介しますね。

人工毛植毛

様々な素材によって作られた人工の毛髪を専用器具により頭皮に植え込む方法です。

植え込まれた髪は異物であるため、一定の期間が過ぎると抜け落ちてしまいます。そのため、定期的なメンテナンスが必要です。

自毛植毛

自分の髪を薄毛が気になる部分に移植する方法です。移植される髪は主に髪が抜けにくい後頭部から採取されます。

移植後の髪は生涯に渡って生え変わるため、メンテナンスをする必要がありません。

また、人工毛と違って自分の髪を移植するため、自然に近い仕上がりですし、拒否反応が出にくいというメリットもあります。

さらに嬉しいのが、自毛植毛は他の治療法で効果を感じられなかった方でも効果を得やすいという点です。

気になる費用ですが、基本費用と植毛費用を合わせると平均で100~200万程度かかります。

植毛を行う部分が狭いと100万以下になることもありますが、やはり高額ではあります。

ですが、生涯メンテナンスが必要ないことを考えると検討する価値は充分にあるでしょう。

また、副作用の低い自毛植毛ですが、まれに頭皮の炎症や手術による痛みが生じることがあります。

そういった時のために保障制度を設けているクリニックもあるので、クリニックを選ぶ際に保障があるかを確認しておくと安心です。

クリニックでの治療には保険は適用されない!慎重に選んで

クリニックに行く前に知っておいて欲しいのですが、実はクリニックでの治療に保険は適用されません。

その理由として薄毛は日常生活に支障をきたすわけではないと考えられているため、怪我や病気と同列に扱うことは出来ないんですね。

そのため、健康保険の適用がされないのです。

クリニックでの治療を検討している方は高いお金を出しても効果がなかった…、なんてことにならないよう、事前にしっかり調べた上で慎重にクリニックや治療法を選ぶようにしましょう。

特にインターネットでの口コミは大変参考になりますよ。

また、無料カウンセリングを行っているクリニックもありますので、まずはそちらから試してみるのも良いでしょう。

自分に合った治療法は必ず見つかる!諦めないで取り組もう

クリニックでの薄毛治療法について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

生活習慣を変えたり、育毛剤を使ったりと様々な方法を試してみたけれど、効果が現れなかったという時にはぜひクリニックでの治療も検討してみてください。

最近では女性専用クリニックや他の患者の目が気にならないよう配慮されているクリニックもあるので、心配な方はそれらのクリニックを探してみても良いかもしれませんね。

また、クリニックの治療だけでこれだけの種類があるのですから、薄毛に悩んでいても希望が見えてきますよね。

自分に合う治療法を見つけて自信のある髪を取り戻しましょう!

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