薄毛
つむじがはげてしまう原因とは?女性だからといって油断できない!
中でもつむじはげは名前の通り、つむじ周辺から髪が薄くなってくるので、気付くのが遅れる場合が大変多いです。
薄毛に気付いた時にははげが進行していた…なんてことも。
対策の前に、まずは原因について知っておきましょう。つむじはげになる原因についてまとめてみました。
気付いた時には進行していることも…。つむじがはげてしまう原因
つむじはげとはつむじ周辺から髪が薄くなってしまうことを言います。男性と違って女性はつむじ周辺から髪が薄くなる場合が大変多いんですよ。
自分がつむじはげかそうでないか気になる方はまず、チェックすることから始めてみましょう。
方法としては家族等の信頼する人に見てもらうか、合わせ鏡や携帯のカメラ機能を使うのがおススメです。
経過を観察し、以前に比べてつむじの面積が大きくなっていればつむじはげの可能性大ですね。
ただ、つむじに当たる光の量が多いとつむじが光を反射してつむじがかえって目立ってしまうことがありますので、フラッシュや電灯の真下などで撮るのは適していません。
撮影の際は光の加減にも注意してみてください。
ではつむじはげになる原因についてご紹介していきますね。
最近つむじの辺りの髪が薄くなってきた…と感じる方やつむじはげにならないか心配…という方は原因について確認しておきましょう。
睡眠時間が少ない
毎日遅くまで仕事をしている方や夜遊び等で就寝時間が遅くなっている方は睡眠不足の可能性があります。
髪は寝ている間に成長すると言われています。しかし、睡眠不足の状態ですと、成長ホルモンの分泌が少なく、髪が充分に成長出来ません。
偏った食生活を送っている
食生活も薄毛には関係しています。髪を構成するタンパク質、成長に不可欠なビタミン類の摂取が少ないと髪が細くなったり、つむじはげの原因になります。
反対に摂取のしすぎで薄毛の原因となる食品もあります。牛肉や乳製品などの動物性タンパク質は血液をドロドロにしてしまう恐れがあり、血行不良を招きます。
血行不良は頭皮に充分な酸素や栄養が行き届かず、つむじはげになりやすくなってしまうんです。
また、加工食品や油の多い食品、さらにはスナック菓子などの添加物や油分の多いものを食べる機会が多い場合も要注意ですね。
頭頂部に皮脂が溜まりやすくなり、薄毛や抜け毛の原因となります。
アルコールを摂取しすぎている
職場や友人との飲み会や、仕事が終わった後など、お酒を飲む機会は何かとありますよね。ですが、お酒の飲み過ぎはつむじはげの原因となることがあります。
アルコールの分解過程で体内ではアセトアルデヒドという物質が生まれます。
このアセトアルデヒドが一定の量を超えると頭皮環境を整えるのに欠かせないビタミン類やミネラルを破壊する恐れがあるんです。
また、アセトアルデヒドは睡眠を妨げる作用もあります。眠りが浅いと髪の毛の成長を止めてしまったり、薄毛の原因となる男性ホルモンを増やすことにも繋がります。
他にも、アセトアルデヒドには脱毛を促すとされるDHT(ジヒドロテストロン)という物質を増加する働きもあります。
DHTの増加によって薄毛が引き起こされてしまうのです。
このように、過度なアルコール摂取のデメリットはつむじはげだけでもこんなに多くのものがあるんですよ。
適度な量ならストレス解消にもなりますし、問題ありませんが、飲み過ぎはつむじはげを招くことになってしまうということを覚えておいて下さい。
日常的に喫煙をしている
喫煙も飲酒と同じく気分転換になったりストレス解消になりますよね。そのためか最近では女性の喫煙者も大変増えてきています。
ですが、つむじはげを招くという意味では喫煙も原因となり得るんです。
タバコには有害物質、ニコチンが含まれています。
ニコチンは血流の低下や頭皮の乾燥、さらには男性ホルモンの増加といった様々な影響を及ぼします。これらはすべて薄毛の原因に繋がります。
また、喫煙は頭皮の環境を良くするとされるビタミンCも消費してしまうため、その面でも良くありません。
喫煙は百害あって一利なし!健康面で懸念されることが多いタバコの吸いすぎですが、つむじはげの観点からしても好ましくないんです。
ストレスの多い生活をしている
現代はストレス社会と言われていますね。
このストレスもはげには大敵です。よく、ストレスではげるということを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ストレスにより、自律神経の働きが乱れることで血流が悪くなり、頭頂部まで酸素や栄養が届きにくくなります。
酸素や栄養が不足した状態の頭皮は抜け毛を増やし、結果、はげる原因となります。
また、ストレスは睡眠不足や食生活の乱れを招く恐れもあります。これらの面からしても気を付けたいですね。
PCやスマホを使いすぎている
仕事やプライベートで何かと使う機会の多いPCやスマホ。現代生活では何かと切っても切り離せないものですよね。
ですが、PCやスマホの使い過ぎにより眼精疲労や肩こりに悩む人が大変増えています。
肩こりなどを放置していると血行不良を引き起こしてしまい、つむじはげや薄毛の原因となることもあります。
間違った方法でシャンプーしている
抜け毛の原因の一つに合わないシャンプーを使っていることが挙げられます。
石油系などの洗浄力の強いシャンプーは必要以上に皮脂を落としすぎてしまうため、失った皮脂を補おうとかえって過剰に皮脂が分泌される恐れがあります。
また、皮脂の過剰分泌を招くもう一つの原因が正しい方法でシャンプーをしていないこと。
1日に2回以上シャンプーをしている場合も皮脂を落としすぎてしまうため、過剰分泌を招きます。
他にも、汚れを落とすために必要以上にゴシゴシと擦ったり、爪を立てて洗うのはかえって頭皮環境を悪化させるため、つむじはげに繋がる可能性があります。
また、良い香りをいつまでも残したいからといってシャンプーやコンディショナーの洗い残しがあるのも頭皮にとっては好ましくありません。
フケや皮脂が詰まり、抜け毛の原因となってしまいます。
カラーリングやパーマをしている
オシャレや白髪隠し等により、カラーリングやパーマをしている女性は大変多いですね。
ですが、パーマやカラーリングを頻繁に行っていると髪にダメージを与える原因となってしまいます。
頭皮がダメージを受けると炎症が起きるほか、髪の毛が細くなるなど、薄毛や抜け毛に繋がります。
たまに行う分には問題ありませんが、定期的にカラーリングやパーマをしている場合は髪や頭皮にダメージが蓄積されるので注意が必要です。
紫外線を浴びすぎている
仕事などにより、外にいる時間が長い場合も注意が必要と言えます。紫外線の浴びすぎは頭皮に負担をかけている可能性があります。
髪の毛や頭皮は体の中でも太陽に近い位置にありますから、実は顔よりも紫外線を浴びやすいんです。
特に夏の強い日差しを浴びすぎて秋頃に抜け毛に悩まされるということも珍しくありません。
加えてつむじは髪に覆われずむき出しになっている箇所のため、より日焼けしやすい場所と言えるでしょう。
頭皮が日焼けすると乾燥や炎症を起こしてしまうこともあります。そしてそれらが抜け毛に繋がることもあるんです。
日常的に髪を束ねている
仕事などで日常的に髪を束ねていたり、分け目をずっと同じにしていませんか。
髪を束ねると髪を無理に引っ張ることになりますので、頭皮が過剰な刺激を受け、抜け毛による薄毛の症状が出てしまいます。
ホルモンバランスの乱れ
女性は妊娠・出産によりホルモンバランスが変化すると産後、一時的に抜け毛が増え、髪が薄くなることがあります。
ホルモンバランスが戻ってヘアサイクルが正常に働き出すと抜け毛は落ち着くので、それほど問題はありませんが、ホルモンバランスの正常化には個人差があると言われています。
一般的には出産後半年~1年で回復しますが、中には高齢出産や産後のストレス等によってなかなか戻らない方もいますので、気を付けてくださいね。
また、この他にもストレスや睡眠不足、過度なダイエットはホルモンバランスを崩す原因となります。
そのため、若い女性でもつむじはげになってしまうこともあるんです。
更年期に起きやすい女性男性型脱毛症(FAGA)
更年期の時期の女性は女性ホルモンが減少し、男性ホルモンの方が多くなってしまう傾向にあります。
そのため、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンが増え、つむじはげになりやすくなるんです。
この男性ホルモンの影響により抜け毛が増えることを女性男性型脱毛症(FAGA)と呼びます。
遺伝によるもの
両親や親族に薄毛の人がいる場合は遺伝により薄毛になる可能性もあります。気になる方は身内に薄毛の人がいないかチェックしてみましょう。
つむじはげの原因は日常に潜んでいる!原因を知って早めの対策を
女性の薄毛はつむじ周辺から進行する場合が多く、年齢が上がるにつれて目立ってきます。
しかも、気付きにくい部分ですので、実際につむじはげになっていたとしても気付いてないのは自分だけかもしれません。
そのため、早めに気付くということが何より大事です。
つむじはげになるのには必ず原因がありますから、髪が薄くなってきた?と感じたら、体からのサインだと思って自分の生活を見直してみると良いかもしれませんね。