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トリートメント

トリートメントは髪の強い味方!効果と使い方を覚えよう

しかし、トリートメントは効果や正しい使い方を理解した上で使用しないと、髪や頭皮に悪影響を与えてしまう場合があります。

トリートメントを効果的に使用するには、トリートメントが持つ効果や役割、正しい使い方を理解しておく必要があります。また、髪質によってはトリートメントとの相性がありますので、自分の髪に欲しい効果を持つトリートメントを適切に選べるかどうか、という事も大切です。

今回は、トリートメントの基本的な知識と、正しい使い方を紹介します。


トリートメントってどんな効果があるの?

まずはトリートメントに関する基礎知識を覚えましょう。トリートメントの効果や選び方を押さえておけば、トリートメントの持つ力を最大限に引き出してあげる事ができます。

トリートメントには髪を修復・保護する効果が

トリートメントは、

  • 髪に栄養や水分、油分を与える
  • 油分で髪をコーティングし、熱等のダメージから髪を守る
  • 切れ毛や枝毛を防止する

といった目的の為に開発されました。現在ではリンスの様に、シャンプーの後に使用するのが主な使用方法ですが、元々は乾いた髪に使うようにして開発されていたのです。

リンスやコンディショナーとの違いとして、

  • 髪に必要な水分や栄養を浸透させる効果
  • リンスやコンディショナーよりも粘度が高い

事があげられます。リンスやコンディショナーよりも粘度が高いのは、髪に吸着しやすくする事で、効率的に栄養や水分を届け、油分によるコーティング効果を高める為です。

トリートメントの中には様々な種類があり、

  • 洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)
  • ヘアパック(トリートメントの効果と粘度を高めたタイプ)

等、様々な種類が存在しています。

トリートメントは欲しい効果によって選ぶ

髪に栄養を与え、守る効果のあるトリートメントですが、配合されている成分によって、効果に違いがあります。自分の髪質やダメージの状態によって、適切な効果のある物を選ぶ必要があるのです。

また、トリートメントの効果や効果を発揮する部位によって、使い方が微妙に違います。自分の髪や頭皮に合わせた物を選ぶのはもちろん大切ですが、こうした使い方にも注目しておきましょう。

トリートメントの使い方

次に、トリートメントの正しい使い方を説明します。トリートメントには色々な種類があり、使い方にも細かな違いがありますが、多くの場合、以下の手順で使っていきます。

髪を洗ったら、水気を軽くきる

まずはシャンプーをしたら、髪をタオルドライします。これは、髪に残った水分によって、トリートメントが流れ出てしまうのを防ぐためです。トリートメントは、成分が髪に吸着する事で効果を生み出すので、それを助けてあげる必要があります。

トリートメントを手に取り、毛先を中心につける

髪をタオルドライし終わったら、トリートメントを手に取り、髪に付けていきます。トリートメントを付ける時のポイントとして、

  • トリートメントは毛先を中心に付ける
  • 頭皮にも効果があるタイプ以外は、頭皮にトリートメントが付かないようにする

この2点に注意しながら使って下さい。

毛先は栄養や水分が不足しがちで、切れ毛や枝毛が起きやすい部位です。トリートメントの効果が一番必要な部分ですので、トリートメントを付ける時は毛先を中心に付けるようにしましょう。

逆に、頭皮にはトリートメントが付かないように気を付ける必要があります。頭皮にトリートメントが付いてしまうと、頭皮トラブルの原因になりますので注意して下さい。

数分放置したら、洗い流す

トリートメントを髪全体に付け終わったら、数分放置します。トリートメントに含まれている成分を髪に浸透させるためです。トリートメントのタイプによって放置時間に差がありますが、大体3~5分程度が目安です

ヘアパックの様に、髪により成分を浸透させるタイプの場合は、数分から数十分間放置する場合もあります。また、トリートメントを髪に浸透させている時に、

  • シャワーキャップ
  • アルミキャップ
  • タオル

等で髪全体を被っておくと、トリートメントの成分をより浸透させる事ができます。ある程度の時間放置して、トリートメントを浸透させたら、すすぎ残しがないように洗い流して完了です。

トリートメントを使う時の注意点

最後に、トリートメントを使う時の注意点を紹介します。トリートメントは髪を良い状態に保ってくれますが、使い方を間違えてしまうと、頭皮や髪トラブルの原因になってしまう事もあるのです。注意点をしっかり守って使うようにしましょう。

基本、頭皮には付けないようにする

使い方でも触れましたが、トリートメントは頭皮にも効果のあるタイプを除いて、頭皮に触れないように使用します。これは、トリートメントに含まれる油分が、頭皮に良くない影響を与える為です。

頭皮がトリートメントの油分で覆われてしまうと、髪の毛が生えてくる毛穴を塞いでしまい、様々な頭皮トラブルが起きてしまうのです。トリートメントが原因で起こる頭皮トラブルの例として、

  • ふさがれた毛穴の中で雑菌が繁殖し、皮膚炎等の原因となる
  • 毛穴がふさがれたことで、髪の毛が正常な状態で生えてこなくなる

といった内容のトラブルがあげられます。悪化してしまうと皮膚科で治療を受ける必要が出る場合もありますので、注意して下さい。

適量を守る

トリートメントには適量が決まっています。少なすぎても多すぎてもちゃんとした効果を発揮できません。

トリートメントが少なすぎるとトリートメントの効果を十分に得られませんが、多すぎても頭皮や髪を必要以上に覆ってしまい、トラブルの原因となってしまいます。

販売されているどのトリートメントにも、使い方の項目に適量が記載されていますので、記載されている量をしっかり守りましょう。

▼トリートメントの頻度についてはコチラを参考にしてください!

トリートメントの頻度の記事のトップ画像

洗い流す時はしっかりと

トリートメントを洗い流す際は、しっかりすすぎをするようにして下さい。すすぎが十分でないと、頭皮や首、肩や背中にトリートメントの油分が残ってしまい、トラブルの原因となります。

頭や体にニキビができてしまう場合もありますので、トリートメントのすすぎはしっかり行いましょう。頭だけでなく、その下にある首や肩、背中のトリートメントも流す気持ちですぐようにして下さい。

トリートメントを正しく使って、きれいな髪を手に入れよう

トリートメントは正しく使えば、きれいな髪を手に入れる手助けをしてくれます。トリートメントを正しく理解し、使いこなせるようになりましょう。

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