縮毛
縮毛矯正とカラーを同時にしたい!同時施術は可能なの?
パーマにもいろいろな種類がありますが、強めのくせも改善できる縮毛矯正はくせ毛で悩む方の強い味方ですね。
しかし縮毛矯正は髪と頭皮に大きな負担のかかる施術です。加えてカラーで髪色も変えたいとなるとさらなるダメージの蓄積につながります。
縮毛矯正とカラーは同時に行うことができるでしょうか?それについてみていきましょう。
縮毛矯正もカラーも同時に行うことは可能なの?ダメージは?
縮毛矯正だけでなくパーマを美容院で充ててもらうと1時間から2時間の時間がかかります。またカラーをしてもらうのにも縮毛矯正やパーマと同じくらいの所要時間がかかるでしょう。
もしも縮毛矯正とカラーが同時に行えたら、美容院に行く手間も省けるのですが同時に行うことは可能なのでしょうか。
同時に行うことは可能!
美容院に縮毛矯正とカラーを同時にやってほしいと伝えると、受け入れてくれるところも少なくありません。
法律で禁止されているのにもかかわらず、美容院で同時施術を行っている理由は薬剤にあります。
過去に使用されていた薬剤は頭皮や髪へのダメージが強かったため、同時施術を禁止していいました。
しかし現在ではより安全性の高い薬剤を使うようになったことから、同時施術を行う美容院の数が増えてきたのです。
気になるダメージは?
縮毛矯正はストレートパーマよりもくせを改善する力が強いのですが、薬剤と熱による髪へのダメージが大きいと言われています。
またカラーもキューティクルを人工的に開けて髪の中から色をつけますので、髪や頭皮が傷みやすくなるのです。
この施術を両方行うのは時間の節約にはなるため嬉しい反面、ダメージが倍以上になるのかが気になるでしょう。
美容室に通う頻度にもよるのですが、実は同時に行ったほうがダメージを少なくできるかもしれないのです。
縮毛矯正もカラーもその効果は半永久的に続きますが、髪が伸びてきた部分は縮毛、カラーも地の色になるでしょう。
髪が伸びてきて色やクセが気になり始めるのが施術を受けてから2か月ほど経過してからですので、その時期に美容院で縮毛矯正とカラーの同時施術を受けるとします。
その際は伸びてきた部分だけを強めの薬剤、それ以外の部分は弱い薬剤というように薬剤の強さを調整できますので、少ないダメージで同時施術を行うことができるようになります。
カラーと縮毛矯正を別で行ったときは?
美容院によっては縮毛矯正とカラーを同時に行わないほうがいいとアドバイスされることがありますし、ダメージが気になって自ら別の日に行うことを希望する方もいるでしょう。
別で施術を受けるときは、縮毛矯正が先で後がカラーというケースがほとんどです。それは先にヘアカラーを行ってしまうと色落ちする可能性が高くなってしまうからです。
別で行うときは、縮毛矯正を受けてから間隔を1か月以上開けるケースが多くみられます。
気になるダメージですが、同時施術よりも別で行った方が強いダメージが加わることがあるのです。
髪の毛全体からみるとごく一部かもしれませんが、ダメージがどんどん蓄積されていくとビビリ毛(ダメージ回復が難しい状態)にまでなってしまうことがあります。
ダメージを軽減するためにできること
美容院や美容師さんの考えにもよるのですが、カラーと縮毛矯正の同時施術は可能です。
しかしダメージ受けることには変わりませんので、美容院の選び方やホームケアなど注意点について知っておきましょう。
美容室、美容師さんと上手く付き合う
美容室によって取り扱っている縮毛矯正やカラーの薬剤が異なります。同時施術を希望する場合でも、別で施術をする場合でも安全性の高い薬剤を使っている美容室を選ぶようにしましょう。
加えて美容師さんとの信頼関係も大切ですよ。毎回違った美容室や美容師さんにお世話になるのもいいのですが、やはりある程度の期間は同じ美容師さんに担当してもらったほうが、的確なアドバイスがもらえるからです。
なりたいヘアスタイルややりたい施術に関する質問や疑問なども、信頼できる美容師さんなら気兼ねなくできると思います。
美容室でのダメージケアも大切!
施術によるダメージをしっかりとケアすることで、負担を軽減できるようになりますよ。カラーや縮毛矯正を受ける前、もしくは後に美容室でトリートメントをやってもらいましょう。
料金にトリートメントが含まれているところもありますし、使用するトリートメント剤ややり方によって料金設定が変わっていたりしますので、美容室に確認しておきます。
自宅でのケア
併せて自宅でのケアも行いましょう。ダメージを軽減するためにはこれ以上ダメージを蓄積させないこと、ダメージの補修が大切ですよ。
- ブラッシング
- ブラッシングは絶対に強い力で行わないようにしてください。頭皮と髪にダメージが加わります。
- シャンプー
- 洗浄力がマイルドな弱酸性のシャンプーに変えましょう。カラーの持ちをよくしたいならカラー専用のシャンプーを使うのもおすすめです。
- トリートメント
- お風呂で使用するインバストリートメント、洗い流さないアウトバストリートメントの併用がおすすめです。
インバストリートメントは髪の内部を補修してくれますし、アウトバストリートメントは外部刺激から守ってくれます。
- ドライヤーに注意
- ドライヤーの熱は髪にダメージを与える、頭皮や髪を乾燥させる原因になります。
タオルドライを十分に行う、ドライヤー使用時は20センチほど離す、使用時間をできるだけ短くするなどしてドライヤーの熱から髪を守りましょう。
- 紫外線ケアを忘れずに
- 髪の毛は顔よりも紫外線に当たる面積が大きく、その影響を受けやすいのです。帽子や日傘、スプレータイプの日焼け止めなどで紫外線をカットしましょう。
自宅でのヘアケアに気を付けることで、ダメージを抑えられるようになるでしょう。
カラーと縮毛矯正の同時施術、美容師さんとよく相談して
カラーと縮毛矯正の同時施術は可能です。定期的に施術を受けるのであれば、同時に受けた方がダメージを少なくできるのです。
しかし縮毛矯正もカラーも強いダメージが加わる施術ですので美容室選びに失敗する、ケアを怠ると髪のダメージが目立つようになりますので注意が必要です。
基本的に同時施術ができる美容院が多いので、同時施術を希望するときは行きつけの美容師さんによく相談してみるといいでしょう。