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縮毛

縮毛矯正をかける期間は?あける期間で髪へのダメージを軽減

そのため、ストレートパーマをかけているという人も多くいます。

しかし、ストレートパーマでもクセが出てしまい綺麗なストレートヘアにすることができないこともあります。

その時、美容室で施術できるのが「縮毛矯正」です。

縮毛矯正は、髪の気になるクセやうねり、広がりなどを押さえてくれるため時間がかかっても施術を受けるという女性も増えています。

しかし、まだまだ縮毛矯正について詳しく知らないという人も多くいます。

縮毛矯正は髪にどんなダメージを与えるのか、またどのくらいの期間で施術するのが適切なのかについて調べてみました。


縮毛矯正とは?かける前に特徴やメリット・デメリットを知る

縮毛矯正をする前に、まずは縮毛矯正に知ることが大事です。

縮毛矯正とは文字のごとく髪に矯正をかける施術のことを言います。

ストレートパーマのように液剤を使って施術をするので、ストレートパーマよりも少し強いものという見解を持っている人が多いようです。

しかし、パーマと同じ薬剤ではなく縮毛矯正のための特殊な薬剤を使っていきます。

特殊な薬剤とアイロンを使い髪のクセを伸ばしていきますが、洗ったり乾かしたりするため、施術時間が長くなります。

髪質によっては、4時間近くかかることもあるため美容室によっては、1度美容室で施術のスケジュールを立ててから再度施術を行うというところもあります。

クセ毛の人には嬉しいことが多い!縮毛矯正のメリット

クセ毛の強い人は、ストレートパーマではクセ毛を押さえることができないことがあります。そういった人には、縮毛矯正は嬉しい効果があります。

また、日頃はあまりクセが出ないけれど梅雨時期になると髪がうねったり広がったりするという人にも縮毛矯正は嬉しい施術になります。

また、縮毛矯正は1度かけた部分は半永久的に効果が期待できると言われています。

そのため、1度縮毛矯正をかけた部分はずっとストレートになっているというのもメリットです。

施術前にチェック!縮毛矯正にはデメリットもある

縮毛矯正は、クセ毛の人が綺麗なストレートになれるのにはとても嬉しい施術です。しかし、効果が強い分デメリットもあります。

縮毛矯正の1番のデメリットは、髪へのダメージです。薬剤をかけてアイロンで熱を加えるため、かなりのダメージになります。

特に、カラーリングも一緒にしているという人や縮毛矯正を頻繁に行っている人は、縮毛矯正をかけた部分がボサボサになり髪のツヤもなくなります。

また、縮毛矯正をするにはかなりの時間がかかります。髪質などにもよりますが、長い人の場合、施術に4~5時間近くかかることもあります。

施術料も普通のストレートパーマに比べるとかなり高くなります。

縮毛矯正の期間や頻度は髪質や長さによって違う!?主な周期を紹介

縮毛矯正をする時、1番悩むのが「どのくらいの期間(頻度)で施術をした方がいいのか」というところです。

縮毛矯正はパーマとは違うので、どのくらいのペースでかけたらいいのか分からないという人が多くいます。

そのため、何度も施術をしてしまい、髪自体がダメージを受けてしまいストレートどころか縮れた髪の毛になってしまうなんてこともあります。

縮毛矯正はどのくらいの期間でかけた方がいいのかは、美容師さんが髪質やクセの状態を見てどのくらいの頻度がいいかを教えてくれます。

髪質やクセによって違いますが、主に縮毛矯正には3つの周期(頻度)があります。

その1.前髪などの部分的なうねりやクセの場合は「年1回」

1番施術回数が少ないのが、年1回です。次のような人は、年1回の施術でも効果が期待できます。

  • 前髪など部分的なクセ
  • クセやうねりの症状が軽い
  • 梅雨時期だけうねりや広がりが出る

基本的にクセやうねりが軽い人は、普通のストレートアイロンでも症状は改善できます。

しかし、それが面倒な場合は縮毛矯正をかける人も多いようです。

梅雨時期だけ症状が出る場合、シーズンに合わせて縮毛矯正の施術をすれば年1回の施術でも十分です。

前髪の場合、縮毛矯正をかけるとストレートになりすぎることもあります。

そういう場合は、美容師さんに相談をすれば軽く内巻きにカールが付くように施術をしてくれます。

特に前髪の場合はストレートになりすぎるとセットが難しくなることもあるので、美容師さんに相談をしてみましょう。

その2.毛量が多い人やロングヘアの場合は「年に2回」

縮毛矯正をかける頻度で最も多いのが、年に2回です。次のような人は、年2回の施術が主流となります。

  • 毛量が多い
  • 髪が長い

縮毛矯正は、1度かけた部分は半永久的にストレートのままだと言われています。

そのため、ロングヘアの場合は1度、縮毛矯正をかけると毛先はずっとストレートのままになっています。

また、髪はある程度の重さがあるとクセが出にくくなります。そのため、ロングヘアの場合は年2回の施術でも縮毛矯正の効果は持続できます。

根元のクセや髪の内側のうねりは、ロングヘアの場合はヘアアイロンを使ってセットをするとあまり気にならなくなります。

縮毛矯正の施術を増やすと髪へのダメージが酷くなるので、なるべく施術回数を減らすようにすることも大事です。

その3.髪が短い場合・クセが強い場合は「年に3~4回」

縮毛矯正で、1番頻度が多くても年に3~4回になります。次のような人は、年に3~4回の施術を行うことがあります。

  • ショートカットの人
  • かなりクセの強い人

髪が短くなるとクセが出やすくなるため、常に短い髪がいいという人は少し多めの3~4回かけることもあります。

また、天然パーマなどクセが強い場合も髪が伸びてくると根元から強いクセが出てくる場合があるので、施術回数は増えます。

しかし、ショートカットの場合はカット方法でクセを軽減することもできます。また、美容室で使う薬剤によって縮毛矯正の強さが違うこともあります。

縮毛矯正は髪の毛へかなりのダメージを与えるため、少しでも回数を減らすことが大事です。

そのため、ショートカットなどで縮毛矯正をする時は回数が多くなることを見込んで、固定の美容室・固定の担当者を持つようにしましょう。

前髪にクセがある場合は部分的な縮毛矯正で効果は十分

縮毛矯正というと、髪全体を施術するイメージがあります。

しかし、全体的には髪のクセは気にならないけれど、前髪だけうねりが出てどうしようもないという人もいます。

そういう人は、髪全体に縮毛矯正をかける必要はありません。

縮毛矯正は髪全体がピーンと真っ直ぐになるというイメージがあるため、部分的に縮毛矯正をかけるのをためらう人もいます。

そのため、かけた部分だけ真っ直ぐになりすぎておかしいから全体にかけるという人いましたが、今の縮毛矯正はサラサラヘアーのような仕上がりにすることができます。

前髪だけセットしてもうねりが出てしまうという人は、まずは前髪のみ部分的な縮毛矯正をかけて様子を見てみることもできるので美容師さんに相談をしてみましょう。

髪を傷めないために!縮毛矯正の効果を長持ちさせる方法

縮毛矯正は、髪に大きなダメージを与えてしまいます。そのため、縮毛矯正後にその効果を長持ちさせるためにケアをしてあげることも大事です。

ケアをするかしないかで縮毛矯正をかける頻度も変わってきます。

そうすると髪のダメージ自体も違ってくるので、髪を傷めたくない人はしっかりと長持ちさせるケアもしてあげましょう。

その1.縮毛矯正の施術をした当日はシャンプーをしない

縮毛矯正の効果を持続させるために1番気を付けなければいけないのが、当日のシャンプーです。

縮毛矯正は、1液と2液の2種類の薬剤を使って行います。1液で髪の形状を変えることができるように髪の構造を変化させ、2液でその形を形状記憶させます。

縮毛矯正の施術の段階で、2液での形状記憶は80~90%程度されていますが、残りは空気に髪や薬剤が触れることで固定していきます。

まだ完全に形状記憶していない状態でシャンプーをすると、真っ直ぐなストレートにはならずクセが出てしまいます。

そうならないためにも、1日はシャンプーをせずにそのままにしておく必要があります。

最近は薬剤が進化しているため、当日のシャンプーがOKになっているものもあります。

これは美容室などによって違うので、必ず美容師さんに確認をする必要があります。

それでもやはり不安だという場合は、1日はシャンプーを我慢するようにしましょう。

その2.縮毛矯正をした後は髪を結んだり耳にかけるのは避ける

縮毛矯正をした後、よく言われるのが髪に形が付くようなことをしないということです。

  • 髪を結ぶ
  • 髪を耳にかける
  • 帽子を被る

上記のようなことは、施術後1~2日は避けるようにと言われています。

以前は、薬剤が24時間反応するため、髪に形がつくとその形が形状記憶されてしまうため、クセが残ってしまうため危険とされていました。

また、髪質などによっては1~2週間は注意が必要なこともあります。

綺麗なストレート状態を保ちたい場合は、髪にクセがつくようなことはしばらくは避ける必要があります。

最近は薬剤の進化によってそこまで敏感にならなくてもいいこともあります。

自分が施術を受ける美容室で、どのくらいの間は髪に形がつかないようにした方がいいのかを必ず確認するようにしましょう。

その3.髪に優しいアミノ酸系のシャンプーを使う

シャンプーには様々な種類があります。縮毛矯正をしている時、洗浄力の強いものを使うと、髪を傷めてしまいます。

縮毛矯正をかけると髪の内部はかなりのダメージを受けているため、洗浄力が強いシャンプーはあまりお勧めできません。

多少洗浄力は落ちますが、髪や頭皮に優しいアミノ酸系のシャンプーを選ぶようにしましょう。

また洗う時もゴシゴシと洗うと髪によくないので、優しく洗ってあげることも大事です。

その4.トリートメントを毎日して髪をケアする

日頃、シャンプーをした後は何を使っていますか?

トリートメントはスペシャルケアとして使って、毎日はリンスやコンディショナーを使っているという人が多いと思います。

縮毛矯正をした髪はデリケートで、髪の内部は傷んでいます。そのため、髪の傷みを補修するためにもトリートメントがとても重要になります。

できれば、毎日、もしくは2日に1回はトリートメントをしてあげる方が縮毛矯正をかけている部分の髪のケアにもなりますし、縮毛矯正の持ちも良くなります。

その5.シャンプー後はドライヤーを使って乾かす

縮毛矯正をかけていなくても、シャンプー後はドライヤーで髪を乾かさないと髪が傷んでしまいます。

縮毛矯正をかけた髪は、普通の髪の毛よりもデリケートになっているためちょっとした摩擦などで傷んでしまうこともあります。

そのため、シャンプー後は必ず乾かしてあげる必要があります。

乾かす時、普通のドライヤーで乾かすのもいいですが髪の毛にしっかりと潤いを与えてダメージを軽減させるためにオススメなのがイオンドライヤーです。

マイナスイオンやナノイオンなどが発生するドライヤーを使って乾かすと、髪に潤いを与えてくれます。

クセ毛の人でもイオンドライヤーで乾かしたりセットをすると髪のクセが落ち着いてきます。

縮毛矯正をかけていても髪が伸びてくるとクセが出てきます。それを押さえるのにもイオンドライヤーはとてもおススメです。

最近はディスカウントショップなどでも数多くのイオンドライヤーを取り扱っているので、1つ持っておくと便利です。

その6.髪の長さや量を調節して重さでストレート状態を保つ

今まで長かった髪の毛をショートにしたらクセが出てきたという経験をした人はいませんか?

本当は天然パーマなどのクセ毛を持っている人でも、髪が長いとその症状が目立たないということがあります。

髪の長さにこだわらない場合、髪が長い方が重さが出るためクセが出にくくなりストレート状態を長期間保つことができます。

また、カットをする時に髪の量を調節するために髪をすいて軽く見せることがあります。

縮毛矯正をしている人は、髪をすくと重さが減るためクセが出やすくなります。

美容室で縮毛矯正をかけると、多くの美容師さんが髪の毛をすくのを積極的にしません。それは、縮毛矯正の持ちを良くするために髪の量を減らさないためです。

縮毛矯正をした時は、カット方法なども美容師さんに相談をすることでストレート状態を長持ちさせることができます。

パーマのように気軽にはできない!?縮毛矯正をかける時の注意点

縮毛矯正は、髪へかなりの負担をかけるのでパーマのように気軽に何度もかけることはできません。

そのため、縮毛矯正をかける時にはいろいろと注意をしなくてはいけないことがあります。そうしないと、髪が傷み修復不可能になってしまうこともあります。

縮毛矯正をかける時、多くの美容院は縮毛矯正をどのくらいの頻度で行うかなど、髪質やクセの具合をチェックします。そして、

その1.縮毛矯正をする時は必ず美容師とスケジュールを組む

縮毛矯正をかける時、多くの美容院は縮毛矯正をどのくらいの頻度で行うかなどのスケジュールを組みます。

美容師さんが髪質やクセをチェックし、どのくらいの頻度でかけた方がいいのかを判断してくれます。

クセが出てきたからといって頻繁に縮毛矯正をしていると、髪の毛が傷んでしまい修復不可能になってしまいます。

縮毛矯正をする時は自己判断をするのではなく、必ず美容師と相談をしてから施術を受けるようにしましょう。

その2.縮毛矯正はリスクの高い施術だということを知る

綺麗なストレートにしたいからといって、すぐに縮毛矯正をかけるのは危険です。

縮毛矯正はストレートパーマのような仕上がりになりますが、効果が強いため髪へのリスクが高いものです。

クセが気になるからと安易な考えで縮毛矯正をするのは危険です。

自分の髪のクセはどうしても縮毛矯正じゃなければダメなのか、ストレートパーマでカバーできないのかを考えて施術を受けるようにしましょう。

その3.縮毛矯正後のヘアケアのことを考える

上記でも書きましたが、縮毛矯正は髪にかなりの負担を与えます。そのため、縮毛矯正後のヘアケアにもかなり気を使わなければいけません。

普段のように、普通にシャンプーをして終わりというわけではなく、髪のお手入れはしっかりとしないと傷んでしまいます。

ダメージを抑えるために縮毛矯正は必ず頻度を守る

縮毛矯正はクセ毛の人がストレートヘアにするにはとても嬉しい施術です。

しかし、効果が強いため、髪への負担はパーマなどに比べるとかなり大きなものになります。

縮毛矯正を施術する時は、美容師さんと相談をして必ず頻度を守って施術を行いましょう。そうすることによって、髪へのダメージも最小限に抑えることができます。

縮毛矯正はとても便利な分、髪への負担が大きいので頻度は重要です。

また、「クセがあるから縮毛矯正」と決めつけるのではなく、まずは必ず美容師さんに相談をするようにしましょう。

自分では縮毛矯正が必要と思っていても、パーマで解消できる場合もあります。

縮毛矯正をする時は上手に使って、綺麗なストレートヘアを楽しみましょう。

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