白髪
白髪用マスカラの効果とは?正しい使い方で緊急事態を克服!
いつも白髪染めをしていても、少し伸びたからといってすぐに髪を染めることはほとんどありません。
「このくらいなら見えないだろう」と思っていたら、いつの間にか見えるところに白髪が生えてきて、出かける前にテンションが下がってしまうことがあります。
出かける前なので白髪染めをするわけにもいかず、そのまま出かけてしまうという人もいますが、今ではちょっとした気になる白髪を隠す頃ができる「白髪用マスカラ」というのが数多く販売されています。
白髪用マスカラの種類と使い方を知れば、緊急事態も大慌てせずに白髪をカバーすることができます。
Contents
急な白髪に大活躍!白髪用マスカラの特徴
白髪を見つけた時、その白髪を隠すために使うのが白髪用マスカラです。
よく聞くけれど、白髪用マスカラとはいったいどんなものなのか分からないとい人もいます。
白髪用マスカラとは、いったいどんなものなのでしょうか。
白髪用マスカラは部分染めに使うもの
普段、白髪を隠すために使うのは次のようなものがあります。
- 白髪染め(カラーリング、ヘアマニキュアなど)
- ヘアカラートリートメント
- ヘアカラーシャンプー
上記のようなものは、広範囲の白髪を染める時に使います。
それに対し、白髪用マスカラは、伸びてきた短い白髪を隠すためのアイテムです。そのため、部分染めとして使います。
白髪用マスカラは、以前は気になる部分に塗り、1日だけ白髪を隠してくれるアイテムでした。
しかし、最近の白髪用マスカラは塗り続けることで徐々に色が染まっていくものも出ています。
白髪用マスカラは全てがマスカラタイプではない
白髪用マスカラというと、まつ毛に使うマスカラのようなイメージがあります。
以前は、マスカラと同じような形のものが主流でしたが、今ではもっと塗りやすく改良されたものや様々な形のものが出てきます。
- 自分が隠したい白髪の範囲がどのくらいなのか
- 白髪の量はどれくらいあるのか
- 白髪の長さはどのくらいか
上記のようなことで、白髪用マスカラを選べるようになっています。
自分に合ったものを選ぶのが大事!白髪用マスカラの種類
上記でも紹介しましたが、以前は白髪用マスカラといったら、まつ毛用マスカラのような形のものが主流でした。
しかし、最近では様々な形の白髪用マスカラが販売されています。
種類によって、適した範囲や白髪量が違うので、自分に合ったものを選ぶことが大事です。
その1.生え際など細かいところに便利「マスカラタイプ」
白髪用マスカラといったら、昔はこのタイプが主流でした。
マスカラタイプは、まつ毛に塗るマスカラのような形をしているため、髪の生え際や細かい部分の白髪を隠すのにとても便利です。
また、1本1本塗って隠すことができるため、こめかみなど髪が不揃いな部分の白髪を隠すのにも重宝します。
- 細かい部分の白髪をカバーするのに便利
- 生え際やこめかみなど、難しい部分の白髪隠しに便利
- 広範囲の白髪を隠すのに向いていない
- 分け目やつむじの白髪カバーができない
- 乾いた後、マスカラのように染料が固まりやすい
その2.広範囲の白髪をカバーできる「ファンデーションタイプ」
ファンデーションタイプの白髪用マスカラには、2つの種類があります。
- スポンジで塗布し白髪カバーだけではなく増毛効果もある
- 化粧品のファンデーションのようにパフで塗っていく
どちらの白髪用マスカラも、広範囲の白髪をカバーすることができます。
パフで塗っていくファンデーションタイプは、顔にファンデーションを塗るように伸ばしていくだけです。
普通のファンデーションよりも少し粘度があるため、髪に定着して落ちることはありません。
増毛効果もある白髪用ファンデーションの場合、粉がサラサラとしているため、髪に塗布した後に専用のスプレーをつけて定着させます。
どちらのファンデーションも洗い流したら元の白髪になります。
- 分け目やつむじなど広範囲の白髪カバーに適している
- ダマになりにくく自然な仕上がりになる
- 細かい部分の白髪隠しには不向き
- 種類によっては定着用スプレーが必要
- 染料効果がない
その3.外出先でも簡単にカバーできる「スティックタイプ」
スティックタイプの白髪用マスカラには、次の2種類があります。
- 先端が筆のようになっている「筆タイプ」
- 先端がブラシのようになっている「ブラシタイプ」
スティックタイプの白髪用マスカラは、簡単に使うことができるため初心者でも簡単に白髪カバーができます。
しかし、商品によっては塗った後しばらく乾かす必要があるものもあるので、選ぶ際に必ず確認するようにしましょう。
また、スティックタイプの白髪用マスカラはサイズが小さいため、持ち運びができます。そのため、外出先で白髪カバーすることもできます。
しかし、生え際などの細かい部分の白髪はカバーには向いていません。
- サイズが小さいので外出先でも白髪をカバーできる
- 初心者でも簡単に白髪カバーができる
- 染料効果があるので使い続けると徐々に染まっていく
- 細かい部分の白髪カバーに不向き
- 塗った後にしばらく乾かす必要がある
その4.広範囲の白髪を瞬時にカバーできる「スプレータイプ」
スプレータイプの白髪用マスカラは、広範囲の白髪をカバーするのに最適です。
スプレータイプなので、ヘアスプレーのようにシューッと髪に振りかけるだけです。
スプレータイプの白髪用マスカラの多くは、増毛効果があるので頭頂部などの薄毛が気になる人にオススメです。
しかし、スプレータイプは使い方を間違えると洋服などを汚してしまう可能性もあるので、初心者には向いていません。
- 広範囲の白髪をすぐにカバーできる
- 増毛効果があるので、薄毛の人には最適
- 染料効果はないので、洗い流すと元に戻る
- 洋服などにスプレーがついてしまう可能性がある
- 細かい部分の白髪カバーには不向き
いいことだけじゃない!白髪用マスカラのメリット・デメリット
白髪用マスカラは、とても便利でいいところしかないようなイメージがあります。しかし、メリットだけではなくデメリットもあります。
白髪用マスカラを使う時は、メリットだけではなくデメリットもしっかりと押さえておきましょう。
- 簡単に白髪をカバーすることができる
- 容器が小さいので持ち運びが簡単
- 使っていると自然と染まっていく染料入りがある
- 全体染めのように頭皮に染料があまり付かないのでダメージが少ない
- 短い白髪を隠すことができるため、頻繁に白髪染めをしなくてもいい
- 髪と同じトーンの色を選ぶと馴染まない
- 洗い流さないため、商品によっては汗や雨で染料が落ちるものがある
- マスカラの種類によって塗った部分が固まる
- 髪を触るとマスカラが手につく
- 1度で白髪が染まらない
白髪用マスカラは、一時的に白髪を隠すことはできますが、白髪染めのように1回で白髪が染まるわけではありません。
また、商品によってはシャンプーをしたら白髪に戻ってしまうものもあります。
あくまでも、一時的・緊急時に使うものとして利用するのがベストです。
間違えると効果なし!?白髪用マスカラの正しい使い方
白髪用マスカラは、ただ塗ればいいというわけではありません。正しい使い方をしないと効果も半減しますし、頭皮や髪にダメージを与える可能性もあります。
いきなり使うのではなく、正しい使い方をして最大限の効果を出すようにしましょう。
その1.白髪用マスカラは乾いた髪の毛に使用する
白髪用マスカラは、基本的には乾いた髪の毛に塗るものです。
髪の毛が少しでも濡れていると、うまく色が定着しなかったり種類によっては固まってしまいムラができてしまいます。
髪の毛は水だけではなく、汗で濡れていても色が付きません。白髪用マスカラを付ける前には、必ず髪をきちんと乾かすようにしましょう。
その2.スタイリングが終わった後に使用する
白髪ってスタイリングをしている時に見つけることが多いと思います。
その時に、すぐマスカラでカバーしたくなりますが、白髪用マスカラはヘアスタイルのスタイリングが全て終わってから使うのが正しい使い方です。
スタイリングの途中で塗ってしまうと、スタイリングの最中にマスカラが取れてしまい、また塗らなくてはいけなくなってしまいます。
必ずスタイリングが終わってから塗るようにしましょう。また、白髪用マスカラを塗った後はすぐに触らず、マスカラが乾くまでそのままにしておきます。
し塗った部分の髪の毛が固まって気になる場合は、完全に乾いた後にクシを梳かすようにしましょう。
その3.白髪用マスカラは決められた適量を使う
白髪が気になると、どうしてもたくさんマスカラを付けてカバーしようとしてしまいます。
しかし、たくさん付けると髪の毛が固まってしまったり頭皮にマスカラが付いてしまい、綺麗な仕上がりになりません。
説明書に適量の説明が書いてあるので、付けすぎないよう適量を使うようにしましょう。
白髪用マスカラは、自分がカバーしたい白髪の量や範囲によって適した種類があります。
自分の白髪カバーに適したマスカラを選べば、付けすぎも予防することができます。
その4.白髪用マスカラはシャンプーで綺麗に洗い流す
白髪用マスカラは、シャンプーで洗い流す必要があります。夜、必ずシャンプーで綺麗に洗い流すようにしましょう。
髪の毛にマスカラが残っていると、寝具やタオルなどに色移りしてしまいます。
また、マスカラが頭皮についたままになっていると、頭皮が乾燥したり炎症を起こしたりする可能性もあります。
その5.マスカラは根元から毛先に向かって塗る
白髪用マスカラを塗る時、しっかりと染料を付けたいからと白髪部分を往復して付ける人がいます。
この塗り方だと、髪の毛を傷めてしまい色もしっかりと付きません。
マスカラを塗る時は、根元から毛先に向かって塗るようにします。1度で色が付かなかった場合は、再度同じように塗るのがポイントです。
何度も塗り重ねると塗った部分が固まってしまう可能性があるので、多くても2~3回程度で塗るのはやめましょう。
その6.頭皮に炎症などがある時は私用しない
白髪用マスカラは、頭皮には付かないように髪に塗るのがポイントです。しかし、商品や種類によっては頭皮にも塗って良いものがあります。
頭皮に付かないように塗るのがベストですが、万が一ついた時のことを考えて、頭皮に炎症や吹き出物がある時は使わないようにしましょう。
炎症や吹き出物の部分にマスカラが付くとさらに炎症が悪化したり、かぶれたりすることもあります。
白髪用マスカラを正しく使って白髪をカバーし若々しい髪の毛にしよう
白髪用マスカラは、あくまでも一時的な白髪隠しです。白髪全てを部分的染めのマスカラでカバーするのは難しいです。
白髪染めをしているけれど、日にちがたつと生え際に白い毛が目立つという時に使うのが白髪用マスカラです。
白髪が見えると、いくら綺麗で若々しくしていていても老けて見えてしまいます。そして髪の毛自体も綺麗に見えなくなってしまいます。
「ほんのちょっとなんだけど気になる」「外出しようとしたら白髪があった」という時は、白髪用マスカラを使ってカバーしましょう。