白髪染め
白髪の部分染めは簡単なやり方で綺麗に!オススメ商品も紹介
髪全体に白髪がある場合、白髪染めで一気に染めてしまえばいいですが、部分的に白髪が出て来たり染めた部分の根元が白くなると、全体を染めた方がいいのか迷ってしまいます。
こういう時に便利なのが、白髪の部分染めです。
部分染めは気になるところだけ染めることができるので、すぐに染めることができます。
白髪の部分染めには、いろんな種類が白髪は生えている部分などによって染まりにくかったりすることもあります。
そのため、適した方法や商品を使うことが大事です。
白髪の部分染めを簡単にできる方法と、持っていると便利なオススメ商品を紹介します。
Contents
白髪の部分染めはこういう時にするのがオススメ
白髪が髪全体にあると、気になるためすぐに染めてしまいます。
しかし、部分的な白髪の場合はどのタイミングで染めたらいいのか悩んでしまうという人もいます。
部分的な白髪はどのタイミングで染めるのがオススメなのでしょうか。
その1.白髪の量が少ないけれど気になる時
髪全体に白髪があるわけではないので目立たないけれど、やはり少しでも白髪があると気になってしまいます。
白髪の本数が数本であれば、白髪のみを短くカットすればある程度は目立たなくすることができます。
しかし、本数が少し増えると切った髪の毛だけピョンと跳ねたようになるので気になってしまいます。
「そんなに本数はないけれど気になる」という場合は、全体染めではなく部分染めでカバーすることができます。
その2.髪の根元や生え際から白髪が出てきた時
白髪が気になり、1度全体染めをしても髪が伸びてくるため白髪は出てきます。
人間は1ヵ月で約1cm髪の毛が伸びると言われています。髪全体の白髪染めの場合、髪へのダメージや色持ちを考えると2~3か月に1回程度がベストとされています。
その間、伸びてきた白髪を放置していると白い部分だけが目立ってきます。
髪の根元や生え際から生えてきた1cm以内の白髪は部分染めでカバーをすることができます。
その3.白髪染めの色が落ちてきた時
全体の白髪染めをした時、平均的に2~3か月は色持ちすると言われています。
しかし、自分で染めたり髪質によっては色持ちがあまりせず、白髪染めの色が落ちてしまうことがあります。
髪全体の色が落ちた場合は、全体染めをすればいいのですが、部分的に色落ちしてしまった場合、生え際の白髪と同じで部分染めでカバーすることができます。
施術前にチェック!白髪の部分染めのメリット・デメリット
全体染めと部分染めは、それぞれにメリット・デメリットがあります。その点をしっかりと知ってから部分染めをするようにしましょう。
そうしないと、「思ったのと仕上がりが違う!」となってしまうこともあります。
メリット1.髪への負担を最小限に抑えることができる
髪を染める時、白髪染めであっても髪の毛へかなりの負担を与えています。そのため、頻繁に髪を染めるとダメージで切れ毛やパサつきに繋がります。
白髪染めは2~3か月のペースで十分と言われていますが、生え際や伸びた部分に白髪があるとどうしても気になり、1ヵ月に1回は染めているという人もいます。
毎回、全体染めをしていると白髪は気になりませんが、髪のダメージが蓄積されてしまうため、染めても色落ちしやすくなります。
そのため、また全体染めするという繰り返しになり、髪のダメージはどんどん悪化していきます。
部分染めの場合、白髪が気になる部分ところだけを染めるため、髪への負担を最小限に抑えることができるのでダメージも少なくなります。
メリットその2.使う量が少ないのでコストを抑えることができる
白髪の全体染めをする場合、買ってきたカラーリング剤を1つ全て使わないと染まらないこともあります。
1箱1000円だとしたら、1度染めるのに1000円必要となります。しかし、部分染めの場合は染める範囲が少ないため、使うカラーリング剤の量も少なくてすみます。
部分染めの場合、全体染め1/2~1/3と言われているため、同じカラーリング剤を購入しても2~3回に分けて使うことができます。そのため、コストを抑えることもできます。
メリットその3.全体染めよりも染める時間が短い
全体染めの場合、髪全体にカラーリング剤を付けるので、洋服などに色がつかないようにしたり、飛び散らないようにと事前準備にかなり時間がかかります。
しかし、部分的に染める場合は、白髪が気になる部分のみにカラーリング剤を付けるため、飛び散りなどもほとんど起こしません準備も最小限で済むため時間短縮になります。
また、普段のシャンプー時に使えるようなカラーリング剤を使う場合は、入浴時に部分染めをすることができるので準備も必要なくなります。
デメリットその1.同じ色を使っても色が合わないことがある
部分染めをする時、全体染めをした時と同じ色のカラーリング剤を使います。そのため、あまり色の差は出ません。
しかし、以前染めた部分と新たに白髪が生えてきた部分では色の入りが違うこともあり、稀に色が合わなかった新たに染めた部分が不自然になることがあります。
同じ色でも、ブランドによって微妙に色合いが違うので、部分染めをする時は全体染めをした時と同じ製品の同じ色を使わなくてはいけません。
デメリットその2.放置時間などの関係で色ムラが出ることがある
全体染めの場合、髪の毛全体を同じ時間、カラーリング剤を付けたままにしているので、ムラがなく色が入ります。
しかし、部分染めの場合は部分的にカラーリング剤をつけて放置するため、色ムラができることがあります。
特に、カラーリング剤の量や付けたつもりがついていなかったなどで色ムラが出ることもあるので、注意が必要です。
また、白髪部分をしっかりと染めたいからといって長時間放置していると、白髪部分だけ濃く色が入ることもあります
デメリットその3.細かい部分を染める技術が必要
全体染めの場合、髪全体にカラーリング剤を付けるのでどこにカラーリング剤をつけたか分かります。
しかし、部分染めの場合は染めたい白髪部分のみにカラーリング剤をつけていきます。この時、生え際など細かい部分を染める技術が必要です。
付けたつもりがカラーリング剤がついていなかったということもあります。
特に難しいのが、後頭部や襟足です。こういう部分は鏡では見えないため、技術が必要です。
どのくらいの頻度が最適?白髪の部分染めの頻度と間隔
白髪の全体染めは、2~3か月に1回がベストとされています。では、部分染めはどのくらいの頻度と間隔で行えばいいのでしょうか?
髪の毛は平均で1ヵ月に約1cm伸びると言われています。
髪色がライトブラウンや金髪に近い色の場合、1cm程度まで伸びるのを待ってもあまり目立たないので、1ヵ月に1回で十分です。
しかし、髪色を黒くしている場合は1~2㎜伸びただけでも目立ってしまいます。
髪色を黒くしている場合は、2~3㎜伸びたら部分染めをするようにしましょう。
髪を黒くしている人は、染める頻度よりも髪や頭皮に負担を与えない部分染めアイテムを使うことが大事です。
自分に合ったものを!白髪の部分染めの選ぶ時のポイント
部分染めに使えるカラーリング剤は様々なものがあります。
自分に合ったものを選ばないと、綺麗に染まりませんし、染めるのが面倒になってしまいます。
次のような点をポイントにすると、自分に合ったものを選びやすくなります。
その1.髪や頭皮へのダメージが少ないものを選ぶ
部分染めとはいえ、髪の毛に色を入れるためダメージはかかります。
部分染めでも何度も同じ部分に色を入れていると、いつの間にか髪がパサパサになっていたということもあります。
部分染めだから、そこまで負担はかからないだろうと考えず、髪や頭皮へのダメージが少ないものを選ぶようにしましょう。
特に、現時点で髪の毛にダメージが感じられる人は髪の補修成分やトリートメント成分が配合されているものなどを選ぶと、髪への負担も軽減することができます。
その2.コスパの良いカラーリング剤を選ぶ
部分染めのカラーリング剤を選ぶ時、少ししか使わないからといって安いものを選ぶ人がいます。
しかし、安いものの中には色落ちが早いものもあります。
そのため、染めて数週間で白髪を染めた部分の色が落ちてしまい、再度染め直す必要が出てくることもあります。
また、1度で使い切らないといけないものを選ぶと使い分けができなくなります。
カラーリング剤を選ぶ時は、コスパの良いものを選ぶようにしましょう。
その3.外出先前に使える即効性のあるもの
部分染めを使う人で1番気になるのが、外出前です。外出前、鏡を見ると白髪があった!と気づいてもカラーリング剤を付けて洗い流すことはできません。
そういう時に使える部分染めに、即効性のあるものが求められます。
外出前にパッと付け、そのまま外出できるというものを1つ持っておくと、部分染めも手軽に行うことができます。
その4.手軽で簡単に染めることができるものを選ぶ
白髪染めができるカラーリング剤には様々なものがあります。その中から、自分が1番簡単にできるものを選ぶことが大事です。
色持ちはいいけれど、染める手間がかかり不器用な自分では難しいというものを選んでしまうと、染めるのが面倒になってしまい部分染めを諦めてしまいます。
コスパも大事ですが、その白髪染めを自分が使いこなせるかといったところも選ぶ時のポイントになってきます。
オススメ!部分的な白髪染めのタイプを紹介
白髪の部分染めには、様々なタイプがあります。その中でもドラッグストアなどで購入できるタイプをいくつか紹介します。
その1.髪への密着力が高い「クリームタイプ」
クリームタイプは、白髪の全体染めとしても使うことが多いタイプのカラーリング剤です。
容器に1剤と2剤を必要な量だけ混ぜて付けるタイプと、容器に1剤と2剤が入っていて、ワンプッシュでブラシに薬剤を付けてブラシで梳かすだけのものがあります。
どちらも1度使い切りではないので、何度も使うことができます。また、髪への密着力が高いので飛び跳ねや液ダレの心配もほとんどありません。
その2.簡単に隠すことができる「マスカラタイプ」
メイクで使うマスカラのようなタイプで、ブラシについたカラーリング剤を気になる白髪部分に付けるものです。
付けてそのまま外出しても大丈夫なように速乾性高いものが多くなっています。
また、マスカラブラシのようになっているので、生え際などの細かい部分にも付けやすいので、白髪染めが苦手という人でも簡単に使うことができます。
その3.ブラシを梳かすように付けていく「クシ付きタイプ」
カラーリング剤の先端にブラシが付いた「根元カラー」として販売されているものが、クシ付きタイプになります。
カラーリング剤をプッシュボタンで出し、クシを梳かすように気になる部分につけていくだけです。
クリームタイプのように溶剤を混ぜる必要がないので簡単に染めることができます。放置時間も短いのも特徴です。
その4.気になる白髪部分に塗っていく「筆ペンタイプ」
上記のクシ付きタイプに似ていますが、プッシュボタンを押してカラーリング剤を出し、それを気になる部分に塗っていくタイプです。
先端が平たい筆のようになっているので、根元の気になる白髪を塗りつぶしていくようにしていきます。
こちらも部部染が苦手な人でも簡単にできるタイプになっています。
その5.使い勝手が簡単「ヘアカラートリートメント・シャンプー」
最近、部分染めとして多くの人が使っているのが、ヘアカラートリートメントとヘアカラーシャンプーです。
毎日のシャンプーやトリートメントをカラーリング剤の入ったものに変えるだけなので、特別な準備も必要ありません。
また、髪や頭皮に優しい成分でできているので、ダメージもほとんどありません。
染まり具合は、他のカラーリング剤よりは弱いですが、徐々に白髪を染めてくれるので、自然な仕上がりになります。
自宅で綺麗に染まる!白髪の部分染めの上手な染め方
自宅で部分染めをする時、色ムラができたり染まりが悪いと綺麗に仕上がりません。
仕上がりが悪いと、再度美容室などで染めなくてはいけなくなることもあるので、手間がかかります。
そうならないためにも、上手に染めるポイントを押さえる必要があります。
今回は、特に染めるのが難しいと言われている「クリームタイプ」と手軽に使える「ヘアカラートリートメント」の使い方を紹介します。
「クリームタイプ」はしっかりとカラーリング剤を付けることが大事
クリームタイプの場合、染める前の準備が必要になります。
染毛力が強いため、皮膚や衣類につくといなかなか落ちないため、しっかりと準備をしてあげましょう。
染める前に、生え際にはコールドクリームを塗って保護し、ケープは必ず用意します。
ケープがない場合は、タオルでも大丈夫です。また手袋を付けるのも忘れないようにしましょう。
- ブラッシングをして髪のもつれをなくす
- 白髪染めを塗る部分が分かるよう、髪をブロッキングする
- 1剤と2剤を必要な分だけ混ぜておく
- 付属のブラシを使い、フェイスラインの白髪が気になる部分に薬剤を塗布する
- 頭頂部や後頭部の白髪が気になる部分に薬剤を塗布する
- いらないクシや付属のクシで薬剤を馴染ませる
- 決まった時間放置する
- ぬるま湯ですすいた後にシャンプーをする
この時のポイントは、薬剤をケチらないということです。
部分染めだから少量でいいだろうとケチって塗っていると、白髪全体に行き渡らずにムラができることがあります。
特に、根元はたっぷりと付けないと染まらないこともあるので薬剤はたっぷりと付けましょう。
「ヘアカラートリートメント」は水分が大敵
ヘアカラートリートメントは、日頃のトリートメントと同じように使うことができます。
そのため、とても簡単に部分染めができるのですが少しでも早く染まるようにするには、いくつかのポイントがあります。
- 普段通りにシャンプーをする
- シャンプー後、1度タイルドライをする
- 適量のヘアカラートリートメントを出して、髪全体に塗布する
- 白髪が気になる根元部分には少しプラスしてトリートメントをつける
- シャワーキャップをかぶり決まった時間放置する
- ぬるま湯で洗い流す
ヘアカラートリートメントを使う時、シャンプー後にタオルドライをすることでトリートメントが水分で流れるのを予防してくれます。
そのため、髪の毛への密着も高くなり染毛力も高くなります。
また、トリートメント成分を髪に浸透させる時と同じように、シャワーキャップを使うと効果的です。
時間に余裕がある時は、決まった時間よりもプラス2~3分置いてあげるとさらに染まりが良くなります。
白髪の部分染めに最適!オススメの白髪染めを紹介
白髪の部分染めにはいろんな種類のものが販売されています。その中でも人気の商品や使いやすい商品をいくつか紹介します。
ウエラトーン ハイテック クリーム(クリームタイプ)
この商品の良いところは、髪を染める前に付属されている「リペアトリートメント」を髪にスプレーすることで、髪を内側から補修してくれます。
そのため、髪の傷みによる色ムラなどもほとんど起こさず、髪の傷みも最小限に抑えることができます。
他の商品に比べて価格は高いですが、髪への優しさを考えるとオススメの商品です。
白髪染めのウエラ公式サイト – ウエラトーン ハイテック クリーム
ホーユー シエロ ヘアカラーEXクリーム(クリームタイプ)
1剤・2剤を混ぜる手間がなく、付属のブラシにワンプッシュして髪を梳かすだけと簡単に部分染めができます。
また、使い切りタイプではないので取り置きもできます。
髪のケア成分、ツヤ成分もしっかりと含まれているため髪への負担も少なくなっています。
シエロの嬉しい点は、カラーバリエーションが豊富というところです。
若い世代は白髪染めを躊躇する人も多いですが、髪色を楽しめるくらいのバリエーションなのが嬉しい点です。
シエロ ヘアカラーEX クリーム CIELO – ホーユー株式会社
ブローネ根元カラー(クシ付きタイプ)
生え際や根元の気になる白髪をカバーするのに最適の部分染めです。
ブローネ根元カラーは、約10日間ほどの色持ちなので次の全体カラーまでのちょっとした部分染めにオススメです。
こちらも残った分は取り置きができるので、気になった時にすぐ使えるようになっています。
染め方も簡単で、塗って15分放置し洗い流すだけ。ヘアマニキュアなので髪への負担も少なくないのが特徴です。
サロンドプロ カラーオンリタッチ 白髪かくしEX(マスカラタイプ)
マスカラタイプの部分染めで、外出前にササっと白髪を隠すことができます。
染毛効果が高く、2~4回で白髪が目立たなくなります。また、雨や汗で落ちにくいので外出前に使うのも問題ありません。
自然な仕上がりのため、ゴワツキもほとんどありません。
ドクターシーラボ 簡単ひと塗り白髪カバー(クシ付きペンタイプ)
外出前でも手軽に使える白髪隠し。生え際や分け目などに使いやすく、髪を梳かすように塗布するだけ。
速乾性のため、洗い流す必要もありません。
また、使い続けることで徐々に白髪が目立たなくなるので、自然に白髪を隠すことができます。
利尻白髪かくし(筆ペンタイプ)
生え際や分け目などを瞬時に隠すことができるタイプの部分染めです。
マスカラタイプ同様、塗ってそのまま外出が可能なのでいざという時にも使えるのがメリットです。
また、使うたびに白髪が染まっていくので、自然と白髪を隠すことができます。
利尻ヘアカラートリートメント(ヘアカラートリートメント)
毎日のシャンプー時にトリートメントとして使うタイプの部分染めです。
1度で白髪を染めることはできませんが、徐々に染めていくので自然と白髪をカバーすることができます。
また、無添加低刺激なので、髪の毛へのダメージもほとんどありません。
ヘアカラートリートメントというと、「利尻ヘアカラートリートメント」と言われるくらい、有名でヘアカラートリートメントではトップと言わrています。
白髪用利尻ヘアカラートリートメント – 自然派club サスティ
LABOMOスカルプアロマヘアカラートリートメント(ヘアカラートリートメント)
アートネイチャーから販売されているヘアカラートリートメントです。この商品の嬉しい点は、とにかく時短というところです。
放置時間はなんと3分!2回目以降も3分でいいので、時間がないという人にオススメの商品です。
また、白髪染め特有のツンとしたニオイ成分「ジアミン」を使っていないので、ニオイも気になりません。
髪の毛だけではなく頭皮を健やかに保つ成分も含まれているのが特徴です。
LABOMOスカルプアロマヘアカラートリートメント-アートネイチャー・オンライン
部分染めは自分が使いやすく髪や頭皮への負担が少ないものを選ぶ
全体染めの場合、髪の毛に優しいのか・頭皮にいいのかと調べて購入する人が多いです。
しかし、部分染めの場合は髪全体に薬剤を塗布するわけではないので安価なものをつい使ってしまうという人もいます。
部分染めでも髪を染めるものは、少なからず頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまいます。
そのため、選ぶ時は頭皮や髪の毛にダメージの少ないものを選ぶようにしましょう。
また、使い勝手がいいもの、自分が染めるのに苦痛にならないものを選ぶのも大事です。
生えてきた白髪や気になる少量の白髪は、部分染めでカバーしていろんなヘアスタイルを楽しみましょう。