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パーマ

パーマを長持ちさせる方法。施術後のケアによって持ちは左右される!

せっかくお金を出して綺麗にパーマをかけたのに、あっという間に取れてしまうのは何とも切ないですよね。

ですが、施術後に正しいケアをすることでカールの持ちを良くすることが出来るんですよ。

今回はパーマを長持ちさせる方法についてご紹介します。しっかりケアして美容院後の綺麗な状態を保ちましょう。


施術後のケアが持ちを左右する!パーマを長持ちさせる方法

パーマは通常、かけてから約3ヶ月ほど持つと言われています。しかし、場合によっては1ヶ月も経たないうちにパーマが取れてしまうことがあります。

髪質などの原因もありますが、もしかしたらパーマヘアに適したケアが出来ていないことも原因の一つかもしれません。

持ちを良くするためにもしっかりとしたケアを行っていきましょう。

パーマした当日は髪を洗わない

これはよく美容院でも言われると思うのですが、パーマを長持ちさせるにはパーマをかけた当日は髪を洗わないようにしましょう。

スタンダードなパーマは濡らした髪にカーラーを巻き、1液で髪を柔らかくし、その後2液で固定するというものです。

ですが、2液がある程度定着するには約48時間かかるとされています。完全に定着するには約1週間かかるでしょう。

そのため、2液がある程度馴染むまで最低でも24時間はシャンプーをしない方が良いのです。

もし2~3日洗わなくても大丈夫なようなら、出来ればパーマ後2~3日は洗わない方が本当は望ましいです。

よりパーマを定着させるためにも可能な方は2~3日は洗わないようにしましょう。

休みの前日にパーマをかけて休みの間は家で過ごすようにすれば、臭い等気になってもシャンプーを我慢出来るのでおススメです。

また、施術後に美容師さんにヘアケア剤は少しにしてもらうと清潔な状態をキープ出来ますよ。

どうしても髪を洗いたい!という場合にはお湯のみで洗う湯シャンで済ますようにしましょう。

刺激の弱いシャンプーを使う

パーマ後には洗浄力がマイルドなシャンプーを使うようにしましょう。

シャンプーによく使われている石油系や高級アルコール系シャンプーなどは泡立ちは良いのですが、洗浄力が強すぎてパーマを落としてしまう可能性があります。

そのため、パーマの後の髪にはこれらのシャンプーは避けた方がベター。代わりに刺激の弱いものを使った方が良いのです。

刺激の弱いシャンプーには主に

  • 弱酸性シャンプー
  • アミノ酸系シャンプー

があります。

パーマ後の髪はアルカリ性に傾いており、とても傷みやすい状態です。

弱酸性のシャンプーを使うことで元の弱酸性に近付けることが出来るので、ダメージ軽減に繋がります。

また、アミノ酸系シャンプーは洗浄力が弱めなため、パーマにより負担がかかっている髪の毛には適したシャンプーと言えます。

その他にパーマ専用のシャンプーがありますので、そちらを使ってもOKです。

パーマ髪のことを考えて作られているので、通常のシャンプーよりもパーマの持ちが良くなりますよ。

以下の成分が入ったシャンプーですと洗浄力が弱めなのでおススメです。

  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココイルメチルアラニンNa
  • ラウロイルグルタミン酸Na
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ラウレス酢酸Na

シャンプーを買う際、意識して選んでみてくださいね。

パーマ後1週間はトリートメントを控える

パーマ後は髪が傷んでいるからとトリートメントを念入りに行った方が良いのでは?と考えている方も多いと思います。

ですが、パーマを長持ちさせるには実はトリートメントは暫く控えた方が良いんですよ。

というのも、トリートメントで髪の表面をコーティングすることによって薬剤が髪の内側に残ったままになってしまうので、知らず知らずのうちに髪の内側からダメージを招いていることになるんです。

パーマの持ちを悪くするだけでなく、髪のダメージの原因となりますから、パーマをかけてから最低1週間はトリートメントは控えるようにしましょう。

どうしてもトリートメントを使いたいという方はパーマ専用のものを使うことをおススメします。

自然乾燥はNG!ドライヤーでしっかり乾かす

ドライヤーで乾かすのが面倒…、ドライヤーの熱は髪を傷めてしまうから…といって自然乾燥で済ませていませんか?

実はこれもパーマを取れやすくしてしまう原因となります。

自然乾燥で済ますと濡れている髪にホコリや雑菌が付き、結果としてパーマが取れやすくなってしまうのです。

また、髪が濡れている状態で寝てしまうと枕との摩擦によりキューティクルが剥がれ、髪が傷む原因となります。

そのため、シャンプー後は自然乾燥で済まさず、しっかりとドライヤーで乾かすようにしましょう。

正しい乾かし方を知っておくことで長持ちさせることが出来ます。

パーマヘアのための正しい髪の乾かし方
  1. 洗髪後、髪を優しくタオルで挟み、タオルドライします。この時、ゴシゴシと擦るのはNGです。
  2. 髪から15cmほど離した状態でドライヤーをかけていきます。髪に近すぎると傷みの元となりますので近付けすぎないようにしましょう。
  3. 乾かし方としてはまず根元を乾かし、その後、毛先に向かって揉み込むようにしながら乾かしていきます。
  4. 髪の中ほどから毛先にかけてパーマをかけている場合には指でカールを作りながら乾かしてください。
  5. ショートヘアの方はハネや膨らみを防ぐために毛の流れを意識しながら乾かすようにして下さい。揉み込むように乾かしていくとウェーブを出すことが出来ます。
  6. ある程度髪が乾いたら最後は冷風にしてウェーブを固定します。
毛先だけ乾かしても根元が充分に乾いていないと臭いやフケ、かゆみといった頭皮トラブルを招くだけでなく、ウェーブが崩れやすくなります。根元からしっかり乾かすことを心掛けてください。

過度なブラッシングはNG!

パーマ後の髪はアルカリ性に傾いています。

実はアルカリ性の状態というのはもの凄くデリケートになっている時。この時に過度なブラッシングを行うと髪には相当のダメージを与えてしまいます。

また、ブラッシングの際に引っ張ってしまうとせっかくかけたパーマが伸びてしまう可能性もあります。

パーマが定着するまで、かけてから1週間ぐらいはブラッシングはなるべく控え、手ぐし等で優しく整えるようにして下さい。

特に洗髪後の髪が濡れた状態でのブラッシングは髪への負担が大きい上にパーマを落としやすくする原因となるので注意が必要です。

また、クセでつい髪を触ってしまう、という方もいますが、長持ちさせるためにはパーマ後はなるべく髪を触らない方が良いです。

パーマをかけた当日はうつぶせ寝がベスト!

後頭部のパーマを維持するためにパーマをかけた当日はうつぶせで寝るようにしましょう。

仰向けに寝ると後頭部にかけたパーマが崩れてしまう恐れがあるので、出来れば寝るときはうつぶせで寝た方が良いのです。

また、就寝中は体で髪を押しつぶさないように注意して下さい。

しっかりとした紫外線対策を行う

パーマを長持ちさせるためには出来るだけ髪にダメージを与えないようにすることが大事です。

髪が紫外線を浴びすぎると乾燥し、パーマが取れやすくなる原因となりますから、外出の際はUVケアをするようにしましょう。

UVケアとしては主に

  • 日傘をする
  • 帽子をかぶる
  • 日焼け止めスプレーをする

等が適しています。

特に夏の強い紫外線は髪内部の水分量を奪い、ハリをなくす原因となります。パーマを長持ちさせるためにも顔同様に髪もしっかりと紫外線対策をするようにして下さい。

裏技を使ってパーマを長持ちさせる!

パーマを長持ちさせる方法としてヘアケア以外にもちょっとした裏技があるんですよ。それがお団子にして寝るという方法。

簡単ですので、ケアだけでは物足りない時にぜひ試してみてくださいね。

やり方
  1. 頭のてっぺんで髪を一つに結びます。どんなヘアゴムを使っても大丈夫です。
  2. 髪をまとめ、シュシュで留めます。この時、一定方向にクセが付くのを防ぐため髪をゴムに沿わせて巻いて留めないようにしましょう。
  3. あとは普通に寝るだけです。
きつく結んでしまうと逆に痛くなって睡眠の妨げとなるので、あくまでもゆるく結ぶようにしましょう。

▼とれかけのパーマを復活させる方法はコチラを参考にしてください!

とれかけのパーマを復活させる方法の記事のトップ画像

パーマ後の髪も顔と同じくらいケアして綺麗な状態を保とう

パーマがすぐに取れてしまうのは髪質や美容師さんの技術不足の他に正しいケアが出来ていないことが原因です。

普段のケアというとどうしても顔を重点的にケアしがちですが、髪だって顔と同じくらいしっかりケアすることが大事です。

正しいケア方法で少しでも長くパーマの持ちを良くしてオシャレを楽しみましょう。

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