ブロー
髪を早く乾かす方法。時短・節電・髪のダメージ軽減にもなる!
特にロングの方は乾かすのにより時間がかかってしまいますよね。ドライヤーを使う時間が長いとそれだけ髪のダメージも心配になったり…。
ですが、シャンプー後の少しの手間で髪を早く乾かすことが出来るんです!
今回は髪を早く乾かす方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
少しの工夫が時短・節電に繋がる!髪を早く乾かす方法とは
髪を乾かすのが面倒だからといって自然乾燥だけで済ませる方もいますが、それは髪のためには良くありません。
自然乾燥で済ますと
- キューティクルが開いたままとなり、髪が傷む
- 雑菌が繁殖し、臭いやかゆみの元になる
- 寝癖が付きやすくなる
- 頭が冷えるため、頭皮の血行が悪くなり、薄毛の原因になる
と、このようにかなりのデメリットがあります。
確かにドライヤーで乾かすと熱によりダメージを受けることはありますが、それ以上に自然乾燥は髪のために好ましくないのです。
面倒に感じても必ずドライヤーでしっかりと乾かすようにしましょう。
髪を乾かす時間を短縮するにはちょっとしたひと工夫が必要なんですよ。これをしておくだけで時間を短縮することが出来ます。
入浴中は頭にタオルを巻いておく
少しでも早く乾かすためにシャンプー後は髪にタオルを巻いた状態で入浴しましょう。
体を洗っている間や湯船に浸かっている間にタオルが髪の水分を吸収してくれるので、お風呂上りの髪をより乾かしやすい状態にすることが出来ます。
乾かすのは洗面所やバスルーム以外で!
髪を早く乾かすには乾かす場所も大きなポイントです。
洗髪後すぐに髪を乾かせる場所として洗面所やバスルームがあり、これらの場所で乾かしている方も多いと思います。
ですが、これらの場所は湿気が多く、髪を乾かすのに時間がかかってしまうため、早く乾かすにはふさわしくない場所なんです。
そのため、早く乾かしたい場合にはリビングや寝室などの湿気が少ない場所の方が適しているんですよ。
タオルドライする
お風呂から出たらタオルドライである程度髪の水分を少なくしておきましょう。ここでも髪の水分を減らしておくだけで、その後の過程が楽になりますよ。
- タオルドライのやり方
- 洗髪後、手で毛束をギュッと絞っておきます。
- 乾いたタオルを頭に当て、指の腹を小刻みに動かすように地肌と髪の根元の水分を拭き取ります。
- 髪の中間から毛先にかけてはタオルで優しく挟み、ぽんぽんと軽く叩くように水分を吸い取って下さい。
また、バスタオルで体と髪の両方を拭く方もいますが、出来ればバスタオルとは別にタオルドライ用のタオルを用意しておいた方が良いです。
バスタオルを体と髪で兼用すると体を拭いた分、どうしても水分を含んでしまうんですね。そうすると髪を乾かす際に乾くのが遅くなってしまうんです。
ブラッシングする
タオルドライが済んだら、クシ・ブラシを使ってブラッシングします。この時使用するクシやブラシは目の粗いものの方が適しています。
はじめに毛先の方からブラッシングし、徐々に髪全体をブラッシングしていきます。こうすることで毛先の絡まりを解消することが出来ます。
頭頂部や髪の中間地点から梳かしてしまうと髪の毛の絡まりに引っかかりやすくなってしまうため、あくまでも毛先から梳かすようにして下さいね。
髪が濡れた状態では濡れた髪はダメージを受けやすい状態ですので、無理に髪を引っ張らずに梳かしていくのが大事なんです。
ブラッシングは髪の毛の水分を毛先に集めることで水分を拭き取りやすくする効果があるんですよ。
乾いたタオルで水気を拭き取る
ロングヘアの方はタオル1枚では充分に水分を拭き取れないかもしれません。その場合は2枚使うようにしましょう。
まだ髪の水分が拭き取れていないのにタオルがびしょびしょになってしまったら同じタオルを使っていては水分を充分吸収出来ません。
もう1枚タオルを用意し、惜しまないで使うのがポイントです。
速乾効果のあるマイクロファイバー素材のタオルを使用しても良いかもしれませんね。
ティッシュドライする
マイクロファイバーのタオルを持っていない方はティッシュを使って髪を乾かしていきましょう。
ティッシュドライをすることでより早く髪を乾かす効果が期待出来ます。
髪の毛をティッシュに挟み、ブラッシングで毛先に集まった水分を取っていきます。
この時使用するティッシュは一般的な箱ティッシュでかまいません。
乾いたタオルをかぶるタオルサンド法
ティッシュドライが済んだあと、乾いたタオルを頭にかぶせます。
タオルドライで使用したタオルを再度用いても構いませんが、水気のない乾いたタオルを使った方がより早く乾かすことが出来ます。
タオルを頭全体が隠れる位置に乗せ、ずれないよう固定します。
タオルをかぶった状態でドライヤーをかける
ドライヤーを使って髪を乾かします。タオルをかぶって乾かすことでサウナ状態となり、髪の毛に付いた水分が蒸発しやすくなる効果があります。
ドライヤー中はどうしても温風でタオルがずれやすくなりますので、片手でタオルを抑えながらドライヤーをかけるようにしましょう。
小刻みに手を動かしながら行うとタオルが熱くなるのを防げますよ。
タオルの上からだけでなく、内側からも温風を当てていきます。外側と内側から交互にかけるのがコツです。
時々冷風に切り替えながら乾かしていくと髪の温度の上がり過ぎを防ぐことが出来ます。
タオルが濡れたら新しいものに変えましょう。
根元から乾かしていく
より髪を早く乾かしたい場合、髪の根元から乾かしていきましょう。
水分は髪の上から下に下りてきます。髪を乾かしている間にも下りてくるので、毛先からではなく、髪の根元から乾かした方が早く乾くんですよ。
やり方としては乾かしたい部分を手で持ち、裏側(下側)から上に風を当てるか、頭を下げた状態で乾かすと乾かしやすいです。
表面から乾かすと内側が生乾きになってしまい、髪の毛が傷む恐れもあるので、それを防ぐ効果も望めます。
髪の多い方はブロッキングして乾かすのもおススメです。
ヘアクリップ等を用いて髪を何ブロックかに分けて、乾いたら次のブロックへ…というように乾かしていきます。
この方法ですと髪を乾かす時間が格段に早くなるでしょう。
最後は冷風で仕上げる
髪が8~9割程度乾いたら、最後は冷風を使って仕上げていきましょう。
そうすることで熱が取れるほか、キューティクルが締まるので髪にツヤを出すことが出来ます。
ドライヤーの風量が強いものだとなお良し!
髪を早く乾かしたい場合にはやはりドライヤーの風量も強い方が良いですね。
理想としては1200~1600Wの風量のドライヤーです。
ただ、風量の高いものは業務用の場合がほとんどですので、入手するには困難かもしれません。
よりスピーディーさを求めるなら速乾アイテムを使うと便利!
髪を早く乾かすための裏技について上記でご紹介してきましたが、ちょっぴり面倒…。そんな時に便利なのが速乾グッズです。
乾かす際のアイテムとして役立ててみてください。
マイクロファイバー素材のアイテムを使う
まずおススメするのがマイクロファイバー素材のものです。忙しかったり、時間がない時などは取り入れてみてはいかがでしょうか。
- ターバンタイプ
タオルドライがちょっと面倒に感じた場合にはマイクロファイバー素材のターバンを使うことで代用することが出来ます。
お風呂上りに10分ほどかぶればある程度水分を吸い取ってくれるので、時間がない方にぴったりなアイテムです。
ターバンを外した後、ドライヤーで乾かせば時間を大幅に短縮することが出来ますよ。
- グローブタイプ
マイクロファイバー素材のグローブも大変便利です。こちらは両手にはめて優しく髪を揉みこむようにするだけで水気を取ってくれるアイテムです。
また、5本指タイプだと髪の毛を掻きわけてタオルドライ出来るので、髪の根元からダイレクトに乾かせるのもポイント。
グローブタイプはターバンをかぶるほどではないショートヘアやミディアムヘアの方に特におススメです。こちらは100円ショップでも売っているのでコスパも○。
マイクロファイバー素材のものは強く擦りすぎると髪や頭皮を傷付ける恐れがあります。そのため、優しく押さえたり、揉み込むようにして使うようにして下さい。
速乾スプレーを使う
早く乾かすには速乾スプレーを用いるのも一つのテクです。
使い方はタオルドライした後、髪にまんべんなくスプレーし、ドライヤーで乾かすだけ!手軽に髪を早く乾かすことが出来ます。
また、速乾スプレーが嬉しいのはトリートメント成分が配合されているものが多いということ。速乾効果と同時にヘアケアも出来てしまう優れモノなんです。
速乾スプレーは美容院やドラッグストアで手に入れることが出来ます。値段もお手頃価格ですのでぜひ試していただきたいアイテムです。
ただ、速乾スプレーはヘアカラー直後には使用をおススメしていないものが大半です。
というのも、髪を早く乾かすためにスプレーにはエタノールが配合されており、ヘアカラー直後の髪に使用すると色落ちしやすくなってしまいます。
最低でもヘアカラー後1週間空けてから使うようにしましょう。
どんなに面倒でもしっかり髪を乾かし、綺麗な状態を保とう
今回ご紹介した方法はすべて取り入れなくても構いませんが、少しでも早く乾かしたい時に参考にしてみてください。
髪を早く乾かすことが出来れば時短や節電、髪のダメージ軽減にもなりますから、嬉しいこと尽くしですよね。お風呂の時間もより楽しくなるかもしれません。
面倒に感じても髪をしっかりと乾かし、健やかで綺麗な状態を保ちたいですね。