figure mask

ブロー

ドライヤーの冷風活用!髪のダメージを軽減する使い方

ドライヤーは機種にもよりますが、温風と冷風を切り分けて使えるタイプがほとんどですよね。

ドライヤー使用時は温風しか使わないという方がほとんどではないでしょうか。そもそも冷風機能の使いみちや、ついている意味がわからないという方もいるでしょう。

それはとてももったいないことなのです!ドライヤーの冷風機能を賢く利用すると、髪の傷みを軽減してくれたり、紙に潤いを与えてくれたりなど美髪作りに役立つことがいっぱいあるのです。

ドライヤーの冷風を使うことで得られるメリット、上手な使い方について紹介していきます。ドライヤーの使い方を見直すよいきっかけいになると思いますよ。


傷んだ髪には特におすすめ!ドライヤーの冷風機能で得られるメリット

髪がパサついている、枝毛や切れ毛が多いなどダメージヘアの方はドライヤーの冷風機能を利用することでダメージ軽減に役立ちますよ。冷風機能のメリットについて詳しくみていきましょう。

キューティクルを引き締めてくれる

髪の毛1本1本をコーティングしているのがキューティクルですよね。キューティクルがあるからこそ

  • 髪を外部刺激から守る
  • 髪の内部に栄養を閉じ込める
  • 髪にツヤを出す

など美しい髪を作るのに大切な役割を果たしてくれているのです。そしてキューティクルは熱を与えたり水分を含むと開き、乾燥したり冷やすと閉じる特徴があります。

シャンプー後の髪の毛は濡れていますし、ドライヤーの温風をあてている間はキューティクルが開きやすくなっているのです。そこで冷風をあてることで開いたキューティクルが引き締まります。

キューティクルが引き締まることで得られるメリットは多々ありますよ。

髪にツヤが出る
キューティクルは髪の毛のツヤを出してくれますが、濡れていたり乾いていたりするとキューティクルが開いてしまうためツヤが失われていまいます。ドライヤーの冷風でキューティクルが引き締まるとツヤも出てきます。
髪が乾燥しにくくなる
また髪の内部の栄養が流れ出てしまうと髪が乾燥しやすくなります。キューティクルがキュッと閉じると栄養も閉じ込めてくれますので髪が乾燥しにくくもなりますよ。
髪のもつれ、からまりを解消
キューティクルが開いた状態の髪の毛は表面がざらついていて、からまりやもつれが起こりやすくなるのです。

キューティクルが引き締まると表面がツヤツヤになるのでからまり、もつれも起こりにくくなるのです。

トリートメントなど特別なケアをしなくてもドライヤーの冷風だけでキューティクルを引き締められますね。

寝癖がつきにくくなる、ヘアスタイルが長持ちする!

寝癖がついてしまったときや、ヘアスタイルを作る時にはドライヤーの温風をあててスタイリングしますよね。それは熱を加えると髪の毛が柔らかくなりセットしやすくなるからです。

髪の毛の主成分はたんぱく質ですが、それを冷やすとたんぱく質が固まってセットが固定されるのです。つまり髪の毛が冷えると作ったヘアスタイルが定着するようになります。

お風呂上りにもドライヤーの冷風を使って乾かすことで、ヘアスタイルをしっかり固定してくれます。おかげで翌朝も寝癖がつきにくくなるのです。

髪の毛の広がりを抑えて落ち着いたヘアスタイルに

髪が広がりに悩む方も冷風を上手に使うことで落ち着いたヘアスタイルを作れます。髪の広がりの原因は乾燥によるものがほとんどです。

ドライヤーの冷風機能でキューティクルをしっかりと閉じ込めてあげると髪の乾燥が軽減されますので、髪が広がりにくくなるのです。

髪と頭皮のダメージを軽減

ドライヤーの熱は髪と頭皮を乾燥させてしまいます。そのためできるだけ使用時間を短くしようと半乾きのままドライヤーの使用をやめる方もいます。

しかし半乾きの状態だと今度は雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌は嫌な臭いや頭皮と髪のトラブルの原因になってしまいます。

温風だけで髪の毛をしっかり乾かそうとすると時間がかかりますが、冷風と組み合わせることで髪と頭皮に与えるダメージが軽減できるようになります。

ドライヤーの冷風を上手に使う!賢い使い方

ドライヤーの冷風使用で得られるメリットについて理解できたら、実際に冷風機能を使ってみましょう。

ただし使い方や使うタイミングによって美髪効果を半減させることになってしまいます。そこで上手な使い方をマスターしましょう。

温風と冷風を上手に切り替え!上手な髪の毛の乾かし方

ダメージを軽減しながら髪の毛を乾かしていく手順について紹介していきますね。

1.タオルドライする
ドライヤーの熱は髪や頭皮にダメージを与える原因になります。使用時間は短いほうが望ましいですので、タオルで余分な水分をしっかりと吸収しておきましょう。タオルドライするときは髪の毛を挟むように水分を吸収し、ゴシゴシとこすらないように気を付けます。
2. 髪全体にドライヤーをあてる
まずは温風で髪の毛全体を乾かしていきます。温風だけで8~9割を目安に乾燥させましょう。温風をあてるときは根元から乾かすようにすると髪の毛全体が空気に触れやすくなり早く乾きます。
3. 冷風で乾かす
残りの1~2割は冷風を使って乾燥させていきます。冷風で乾かすときはキューティクルの開き方を意識することがコツですので、上から下に向かって冷風をあてていきましょう。

キューティクルは傘のように下向きに広がっています。そのため下から上に向けて風をあててしまうとキューティクルがめくれあがってしまい、キューティクルがきれいに閉じなくなるのです。

スタイリグンをキープするための冷風テクニック

コテやアイロンを使ってスタイリングを作ったときは、できるだけ長くヘアスタイルをキープしたいですよね。その時も冷風を使うとヘアスタイルが長持ちするようになりますよ。

1.ヘアスタイルを作る
コテやアイロンを使ってヘアスタイルを作る
2.冷風をあてる
作ったヘアスタイルに冷風をあてていきます。巻髪用のスタイリング剤と併用することで、長持ち効果もアップしますよ。

冷風機能を上手に活用!ドライヤーの冷風で美髪を作る

美髪を作ってくれるだけでなく、ヘアスタイルをキープするのに効果を発揮してくれるドライヤーの冷風機能。

スタイリング剤やトリートメントなど特別なケア用品を使用しなくてもいいのが嬉しいですよね。

今まで冷風機能を使っていなかった方は、これを機会に冷風機能を上手く使いこなしてみましょう。

Comment

ページトップへ