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ヘアブラシ

美髪になるにはブラシが肝心!髪にいいブラシの選び方とは

実は髪を日々ケアする上で、ブラシ選びはとても大切。ツヤのある綺麗な髪にするのも、ごわついて汚い髪にするのも、毎日のブラッシング次第なのです。

では、どんなブラシを選べばよいのでしょうか。実は髪質や目的によって、適したものは違います。そこで今回は髪にいいブラシを、髪質や目的ごとにご紹介していきたいと思います。


目的別で選ぶ、あなたに合ったブラシの形とは?

ブラシにも色んな形がありますが、あなたは自分の目的に合ったブラシを選べていますか?まずは目的別に、適したブラシの形をご紹介していきましょう。

しっかりブラッシングしたい人には「デンマンブラシ」

片側にだけブラシがついたデンマンブラシは、最もオーソドックスな形のブラシ。ご家庭で日常的に使用している人も多いと思います。

ブラシの目が細かいため、長い髪の人でもとかしやすく、強めにブローすればボリュームを抑えることもできます。

ボブヘアなどの真っ直ぐな髪のほか、緩やかなカーブや毛流れを作ったりなど、幅広い用途に使えるブラシです。

美しいツヤ髪を目指すなら「クッションブラシ」

クッションブラシとは、先端が丸く、ブラシの腹にクッション性があるブラシのこと。根元がクッションになっているため、髪へのダメージが少なく、髪の汚れを落とすのにも適しています。

主に髪の表面を整えたり、ツヤを与えたりすることを目的としたブラシで、頭皮へのマッサージ効果もあります。

くせ毛を伸ばしたり、ふんわりカールするなら「ロールブラシ」

ブラシがロール状に付いていて、スタイリングに便利なロールブラシ。美容院でもよく使われていますよね。

ふんわりしたカールでボリュームを出したい時や、癖を直してストレートに近づけたい時など、ドライヤーと一緒に使えば、簡単に思いのままのスタイルに仕上げることができます。

髪をストレートにしたい人は太めのものを、逆に部分的に強いカールを付けたい人は、細めのブラシを選ぶとよいでしょう。

抜け毛が気になる人におすすめの「パドルブラシ」

カヌーに使うオールのことを「パドル」と言いますが、それにちなんで名付けられたのが、パドルブラシ。名前の通りブラッシング面の面積が平たく広いのが特徴です。

ピン同士の間隔が広いため髪が絡まりにくく、クッション部分に空気穴が空いているため、クッション性が高く、頭皮マッサージには最適です。少し強めの力でブラッシングすれば、抜け毛防止や育毛にも効果的ですよ。

パーマヘアを綺麗に仕上げるなら「スケルトンブラシ」

ブラシの目が粗く、手ぐしのような自然な仕上がりにできるスケルトンブラシ。

髪が絡まりにくいので櫛通りが悪い髪質の人や、パーマヘアの人におすすめです。

ブローの際にボリューム感を出したい時や、カールを自然に仕上げたい時、スタイリングの仕上げに毛流れを整える時などにも便利なブラシですよ。

ブラシは素材も重要!あなたの髪質に合ったブラシの素材とは?

さらに、ブラシの素材も重要です。ナイロンや樹脂といった化学的な素材から、獣毛のような自然素材まで。素材により向いている髪質や仕上がり具合も変わってきますので、以下に特徴をご紹介します。

剛毛やボリュームを抑えたい人には「ナイロンブラシ」

ナイロンブラシは摩擦が少なく、髪通りもスムーズなので、剛毛の人でも扱いやすいブラシです。

吸水性があるため、ドライヤーと一緒に使うのに適しています。ブローしながら髪を整えることで、ボリュームを抑えたり、髪を起こして空気を含ませた強いカールを作ることもできます。

その反面、静電気が起こりやすく、髪を傷めやすいデメリットもあります。

熱や水、薬剤にも強い「樹脂ブラシ」

耐熱性、耐水性、耐衝撃性のある樹脂製のブラシ。ドライヤーで乾かしながらスタイリングしたい人にはぴったりのブラシです。

薬剤に強いので、パーマヘアの人でも使いやすいのが特徴。ブラシ部分に柔軟性や形状安定性があるので、耐久性にも優れています。ただし、静電気が起こりやすく、髪を傷めやすいのがデメリットです。

髪が太くて多い人には、「猪毛」のブラシがおすすめ!

髪にツヤを与えたい人におすすめの獣毛ブラシ。中でも猪毛ブラシは弾力性がある太い毛が特徴で、硬くて太めの髪でも根元までブラッシングすることができます。

また豚毛に比べて水分と油分が多いので、静電気が起こりにくく、枝毛や切れ毛を予防することもできます。特に髪の長い人におすすめです。

柔らかく細い髪の人には、「豚毛」のブラシがおすすめ!

猪毛に比べ、柔らかい豚毛のブラシ。コシが強く密度が高いですが、毛が柔らかいため摩擦が少なく、頭皮や髪へのダメージが最小限に抑えられます。

細く柔らかい髪質の人や、短い髪の人にもおすすめです。ただし密度が高いため、密着した毛の間にホコリや髪の毛が絡まりやすいデメリットがあります。

髪が柔らかい人や少ない人でも使える「軟豚毛」のブラシ

さらに髪への負担やダメージを抑えたいなら、柔らかい白豚毛と黒豚毛が混ざった軟豚毛のブラシがおすすめです。

頭皮に優しいことから、髪がかなり柔らかい人や、少ない人でも安心して使えるブラシです。

髪の量が多い人でも使いやすい「木製ブラシ」

樹脂やプラスチックに比べ、静電気が起こりにくい木製ブラシ。また獣毛のようにブラシ部分がしならないので、髪の毛の量が多い人でも使いやすいのが特徴です。

獣毛に比べると水分や油分がなじみにくいですが、使用感はなめらかで、髪の毛が絡みにくいのがメリットです。

自分にぴったりのブラシを選んで、人も羨む美髪になろう!

いかがでしたか?何気なく使っているブラシですが、こんなにたくさんの形状や材質のものがあって、髪質や目的に合わせて選び方が変わってくるなんて、知らなかった人も多いのではないでしょうか。

中にはブラッシング自体、面倒であまりしないという人もいるのでは?しかし、ツヤのある美髪のためにはブラッシングは欠かせません。また、マッサージ効果もあり、切れ毛や抜け毛を予防することもできるのです。

子育てや仕事で忙しい人も、シャンプー前に少しブラッシングするだけで、髪のホコリやフケが取れて、洗浄力が違ってきます。

ぜひこの記事を参考に自分に合ったブラシを選んで、毎日のブラッシングを心がけるようにしてくださいね。

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