figure mask

髪のダメージ、髪の傷み

髪が日焼けしても大丈夫!日焼けはアフターケアで乗り切ろう

しかし、肌の紫外線ケアと比べて、髪の紫外線ケアの仕方はあまり広まってはいません。ケアをしたいけど、どうしたらいいか分からない、という方も多いのです。

今回は、髪や頭皮が日焼けをするシチュエーションや、日焼けをしたかどうかの判断方法、日焼けをした場合のアフターケアについて説明します。


髪はどんな時に日焼けする?

まずは髪や頭皮がどの様な時に日焼けしてしまうかを覚えましょう。併せて髪や頭皮が日焼けしたかどうかの判断方法も覚えておくと、アフターケアを行いやすくなります。

髪が日焼けしやすいシチュエーション

髪が日焼けしやすいシチュエーションとして、

  • 海水浴やプール
  • スキー
  • 屋外での長時間作業
  • 日差しの強い日に窓のそばに長時間いた

この様に、日差しや紫外線の強い時期に長時間頭部をさらした場合が考えられます。

元々髪や頭皮は太陽に近い部分にある場所ですから、肌よりも大量の紫外線を浴びている事が多いです。日差しの強い夏場や、紫外線が強い冬から春にかけての間にこのような事をした場合は、肌だけでなく髪や頭皮もしっかり紫外線ケアをしてあげましょう。

髪が日焼けしたかどうかの判断方法

髪や頭皮が日焼けした場合、日焼けによる症状が出る事があります。これらの症状によって、髪や頭皮が日焼けしているかどうかを判断する事ができます。髪や頭皮の日焼けによって起きる症状は、以下の通りです。

  • 髪の色が抜ける(赤茶色になる)
  • 枝毛や切れ毛が起きる
  • 髪がパサパサ・乾燥したような状態になる
  • 頭皮が赤い
  • 頭がかゆい

これらの症状は、紫外線によって髪や頭皮が乾燥し、ダメージを受ける事によって起きています。基本的に、髪が紫外線を吸収する為、頭皮に関する症状が出る事はあまりないのですが、重度の日焼けになると頭皮にも影響が出る場合があります。

症状が髪だけに出ている場合でも、頭皮にまで達している場合でも、日焼けに気が付いたらすぐにアフターケアをしてあげましょう。症状がひどい場合、特に頭皮がやけどや水ぶくれのような状態になっている場合は、医師の診察を受けるようにして下さい。

日焼けした髪のアフターケア

髪が日焼けをしてしまった時は、出来るだけ早くアフターケアをしてあげましょう。アフターケアはシャワー室等でもできるものがほとんどです。

  • 日焼けをする可能性が高い所に行く
  • 長時間屋外で作業やレジャーを行う

といった場合は、あらかじめアフターケアに使えるものを用意しておき、少しでも気になったらすぐにケアをしてあげるようにしましょう。

まずは髪と頭皮を冷やしてあげよう

髪や頭皮のケアも、基本は肌の紫外線ケアと同じです。紫外線によって熱を持った状態になった髪や頭皮を冷やしてあげる事から始めて下さい。

  • 水や氷入りのビニール袋
  • 冷たい水で冷やしたタオル
  • 保冷剤

あらかじめ、これらの道具を用意しておくと気になった時にすぐにケアを行う事ができます。保冷剤や氷を使う場合は、直接肌に当てないように注意しましょう。

海水浴やプールの場合は、シャワー室を利用すると便利です。少し温度を下げた状態のシャワーで、髪と頭皮をしっかり冷やして下さい。また、海水浴やプールの水には、

  • 塩分
  • 汚れ
  • 雑菌
  • 消毒液

これらの成分が含まれています。これらの成分は海やプールの水分と共に、髪が傷みやすい状態を作り出してしまうのです。その為、海水浴やプールでの髪は、通常よりも紫外線に弱い状態になっています。

海水浴やプールでは、アフターケアと共に、髪の水分をこまめに取り除く事も忘れずに行って下さい。

頭皮に化粧水で水分補給を

髪と頭皮を十分冷やした後は、化粧水やヘアウォーターで髪と頭皮に水分補給をしてあげて下さい。紫外線にさらされた髪や頭皮は、乾燥し水分不足になっています。しっかり水分補給をしてあげましょう。

頭皮にも使えるヘアウォーターが理想ですが、安くて量の多い化粧水でも問題ありません。髪や頭皮に使用する場合、

  • うるおいを与える成分
  • 炎症を抑える成分

等が配合されているタイプがおすすめです。具体的には、

  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • グリチルリチン酸ジカリウム

等がそれにあたります。

ヘアウォーターや化粧水を使用する際は、量をケチらずにたっぷりと髪と頭皮に含ませてください。数回に分けて浸透させるとより効果的です。

髪はダメージケア用のトリートメントを

髪と頭皮を冷やし、水分補給を済ませたら、トリートメントでダメージを補修し、髪に栄養を与えてあげましょう。トリートメントは

  • ダメージケア用
  • 水分補給効果のある成分が配合されているタイプ

がおすすめです。

トリートメントをする前には、髪を軽くタオルドライしておきましょう。髪に余分な水分があると、トリートメントの成分が溶けてしまい、効果を十分に発揮できません。トリートメントをする時は余分な水分を取り除く事を忘れないで下さい。

また、トリートメントを付けた後は、すぐに洗い流さずに5~10分程度放置してから洗い流すと、より成分を浸透させる事ができます。この時に

  • シャワーキャップ
  • タオル

で頭部を覆っておくとより効果的です。

お風呂上りやシャワーの後は、ブローやブラッシングの前に洗い流さないタイプのトリートメントを使用してから行うとよりダメージを軽減する事ができます。

場合によってはヘアマスクも有効

あまりにも髪へのダメージがひどい場合は、ヘアマスクで髪をケアしてあげるのも有効です。

  • 髪へのダメージが強かった
  • アフターケアをした後も日焼けの症状が髪に残っている

こうした時は、ヘアマスクで髪に栄養と水分を集中して与えるようにすると症状を抑えられる場合があります。

頭皮のダメージが心配な場合は、髪だけでなく、頭皮にも効果があるタイプがおすすめです。ダメージケア効果の高いヘアマスクの中には、そうしたタイプも多いので探してみて下さい。

髪が日焼けしても、アフターケアをしてあげれば問題なし

髪の日焼け対策は肌よりも大変ですが、アフターケアをしっかりしてあげれば、ダメージを最小限に抑える事も可能です。髪や頭皮が日焼けしてもいいように、普段からアフターケアの準備をしっかり行っておきましょう。

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