スタイリング剤
ヘアムースの使い方をマスターして、自在にパーマをアレンジ!
しかし、ヘアムースの正しい使い方は意外と知られていません。ただ缶から出して、髪に付ければいいと思っていませんか?
ムースヘアの仕上がりは、使い方によってまったく違ってきます。今回はヘアムースを使う上での注意点やポイントをご紹介しますので、この機会にぜひ覚えてくださいね。
Contents
ヘアムースの種類は、理想の仕上がりに合わせて選ぼう!
ヘアムースに様々な種類があることは皆さんご存知だと思いますが、どうやって選べばよいのか迷う人も多いのでは?
ヘアムースは望むウエーブの仕上がりに合わせて選ぶのがベスト。以下にそれぞれのムースの特徴をご紹介します。
- ナチュラルタイプ
- 自然で軽い仕上がりを求める方に。トリートメント成分が含まれているものが多いため、しっとりサラサラに仕上がります。固まり方は弱くなりますが、髪のパサつきやべたつきが気になる方にはおすすめ。ゆるいウエーブやストレートヘアにも使うことができます。
- ハードタイプ
- しっかり固まるので、スタイリングした髪型を長時間キープしたい人におすすめです。乾くのが早いため、手早く理想の髪型を作れ、まとめ髪や前髪の立ち上げなどにも適しています。ただし、整髪力が強いため手触りはパサつきがあり、潤い感は低い傾向があります。
- スーパーハードタイプ
- ハードタイプより、さらにしっかりと固めたい方におすすめ。速乾性で、髪型を絶対崩したくない人に適していますが、仕上がりのパサつきも強い傾向にあります。
- ウエットタイプ
- 水で濡れたような仕上がりにしたい人に。人気のウエットヘアを手軽に作ることができます。髪がパサつきがちの人にもおすすめです。
- ワックスムースタイプ
- 髪を固めずに整えるため、自然でソフトな質感に仕上がります。手ぐしで何度でもスタイリングできるため、動きのあるヘアスタイルを求める人に。ふわっとしたウエーブや、手ぐしで作る自在なスタイルにも適しています。
ヘアムースを効果的に使うために。大切なこと3つ
ヘアムースでのスタイリングは付けるだけで簡単ですが、より効果的にウエーブを出すには、気を付けたいポイントもあります。以下にまとめましたので、参考にしてくださいね。
綺麗にウエーブを出したいなら、濡れた髪に付けよう!
朝起きて時間がなく、乾いた髪に直接ムースを付けてしまう人もいると思います。
しかし、パーマは濡れた時に縮れる特性を持っていますので、綺麗にウエーブを出したいなら、朝にシャンプーするか、霧吹きなどで髪を湿らせてから付けるようにしましょう。
ウエーブの度合いにより、自然乾燥とドライヤーを使い分ける
ムースを付ける前、濡れた髪を乾かす時、自然乾燥かドライヤーか迷う人も多いと思います。その場合、自分がどの程度ウエーブを出したいかで決めるとよいでしょう。
自然乾燥の場合は、髪に水分が残った状態でムースを付けるため、くっきりと強くウエーブが出ます。一方、ウエーブを弱めにしたいなら、ドライヤーである程度乾かしてからムースを付けるとよいでしょう。
デジタルパーマの場合は、ヘアムースはNG
パーマ液を付けた後、熱を加えて定着させる、今流行りのデジタルパーマ。このパーマの場合、通常のパーマとは違い、乾いた時にウエーブが出る仕組みになっているので、水分量の多いヘアムースはスタイリングに適していません。
髪型がしっかり決まる!正しいヘアムースの使い方
ヘアムースは正しく使うと、よりウエーブの映える効果的なスタイリングに仕上げることができます。使う時は以下のようなことに気を付けてみましょう。
- 髪を霧吹きなどで濡らし、タオルドライする。
- ピンポン玉大のムースを手に取り、泡をつぶさないように両方の手の平の上にしっかり伸ばす。
- 髪の中間から毛先にかけて揉み込みながら、まんべんなくムースをなじませてゆく。根元にムースを付けると、重みでスタイリングが崩れてしまうのでNG。
- ムースが乾く前に髪型を整える。ハード系のワックスはすぐに乾いてしまうため、手早くなじませて整えるようにする。
ヘアムースを活用して、理想のウエーブヘアを実現!
いかがでしたか?手軽に使えるヘアムースですが、ご紹介したようなポイントに気を付ければ、より効果的にウエーブを出すことができそうです。特に難しいことはないので、ぜひ使う時は実践してみてください。