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スタイリング剤

ヘアムースの使い方をマスターして、自在にパーマをアレンジ!

人気のウエットヘアやフワフワ感のあるウエーブなど、様々なニュアンスが出しやすいヘアムース。水分が多いため髪全体に行きわたりやすく、保湿効果があり艶やかに仕上がるのも魅力です。

しかし、ヘアムースの正しい使い方は意外と知られていません。ただ缶から出して、髪に付ければいいと思っていませんか?

ムースヘアの仕上がりは、使い方によってまったく違ってきます。今回はヘアムースを使う上での注意点やポイントをご紹介しますので、この機会にぜひ覚えてくださいね。


ヘアムースの種類は、理想の仕上がりに合わせて選ぼう!

ヘアムースに様々な種類があることは皆さんご存知だと思いますが、どうやって選べばよいのか迷う人も多いのでは?

ヘアムースは望むウエーブの仕上がりに合わせて選ぶのがベスト。以下にそれぞれのムースの特徴をご紹介します。

ナチュラルタイプ
自然で軽い仕上がりを求める方に。トリートメント成分が含まれているものが多いため、しっとりサラサラに仕上がります。固まり方は弱くなりますが、髪のパサつきやべたつきが気になる方にはおすすめ。ゆるいウエーブやストレートヘアにも使うことができます。
ハードタイプ
しっかり固まるので、スタイリングした髪型を長時間キープしたい人におすすめです。乾くのが早いため、手早く理想の髪型を作れ、まとめ髪や前髪の立ち上げなどにも適しています。ただし、整髪力が強いため手触りはパサつきがあり、潤い感は低い傾向があります。
スーパーハードタイプ
ハードタイプより、さらにしっかりと固めたい方におすすめ。速乾性で、髪型を絶対崩したくない人に適していますが、仕上がりのパサつきも強い傾向にあります。
ウエットタイプ
水で濡れたような仕上がりにしたい人に。人気のウエットヘアを手軽に作ることができます。髪がパサつきがちの人にもおすすめです。
ワックスムースタイプ
髪を固めずに整えるため、自然でソフトな質感に仕上がります。手ぐしで何度でもスタイリングできるため、動きのあるヘアスタイルを求める人に。ふわっとしたウエーブや、手ぐしで作る自在なスタイルにも適しています。

ヘアムースを効果的に使うために。大切なこと3つ

ヘアムースでのスタイリングは付けるだけで簡単ですが、より効果的にウエーブを出すには、気を付けたいポイントもあります。以下にまとめましたので、参考にしてくださいね。

綺麗にウエーブを出したいなら、濡れた髪に付けよう!

朝起きて時間がなく、乾いた髪に直接ムースを付けてしまう人もいると思います。

しかし、パーマは濡れた時に縮れる特性を持っていますので、綺麗にウエーブを出したいなら、朝にシャンプーするか、霧吹きなどで髪を湿らせてから付けるようにしましょう。

タオルドライをして、髪に1~2割水分が残った状態でムースを付けると、ムースが髪を包み込み、ウエーブが綺麗に出た状態を長くキープすることができます。

ウエーブの度合いにより、自然乾燥とドライヤーを使い分ける

ムースを付ける前、濡れた髪を乾かす時、自然乾燥かドライヤーか迷う人も多いと思います。その場合、自分がどの程度ウエーブを出したいかで決めるとよいでしょう。

自然乾燥の場合は、髪に水分が残った状態でムースを付けるため、くっきりと強くウエーブが出ます。一方、ウエーブを弱めにしたいなら、ドライヤーである程度乾かしてからムースを付けるとよいでしょう。

強い風で一気に乾かすとウエーブはかなり弱めになります。また、弱めの風で少しずつ乾かし、半分程度乾いたところでムースを付けると、ふんわり感のあるウエーブに仕上がります。

デジタルパーマの場合は、ヘアムースはNG

パーマ液を付けた後、熱を加えて定着させる、今流行りのデジタルパーマ。このパーマの場合、通常のパーマとは違い、乾いた時にウエーブが出る仕組みになっているので、水分量の多いヘアムースはスタイリングに適していません。

デジタルパーマをかけた場合は、どんなスタイリング剤を使うといいのか、しっかり美容師さんに確認するようにしましょう。

髪型がしっかり決まる!正しいヘアムースの使い方

ヘアムースは正しく使うと、よりウエーブの映える効果的なスタイリングに仕上げることができます。使う時は以下のようなことに気を付けてみましょう。

  1. 髪を霧吹きなどで濡らし、タオルドライする。
  2. ピンポン玉大のムースを手に取り、泡をつぶさないように両方の手の平の上にしっかり伸ばす。
  3. 髪の中間から毛先にかけて揉み込みながら、まんべんなくムースをなじませてゆく。根元にムースを付けると、重みでスタイリングが崩れてしまうのでNG。
  4. ムースが乾く前に髪型を整える。ハード系のワックスはすぐに乾いてしまうため、手早くなじませて整えるようにする。
1回に使うムースの量は、髪型や髪の量、長さなどによって異なります。まずは少なめに取ってなじませてから、足りないようであれば、ムースを追加するようにすれば、付け過ぎることなく仕上がりますよ。

ヘアムースを活用して、理想のウエーブヘアを実現!

いかがでしたか?手軽に使えるヘアムースですが、ご紹介したようなポイントに気を付ければ、より効果的にウエーブを出すことができそうです。特に難しいことはないので、ぜひ使う時は実践してみてください。

商品によってはトリートメント成分も含まれており、潤いも充分で、ケア効果が高いヘアムース。しっかりウエーブを固めたい時も、ウエットヘアや自然なニュアンスヘアにも、様々な用途で使えるので、ぜひ正しい使い方をマスターして、活用していきましょう。

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