トリートメント
カラートリートメントの使い方、髪を傷めないカラーリング
ところが伸びてきた地毛の色とカラーリングした髪の毛の色の差が激しいと、プリン頭になってしまいみっともない印象を与えます。
だからといって髪や頭皮へのダメージを考えると頻繁にはカラーリングできませんよね。
カラーリングでオシャレしたいものの、そのアフターケアが思っている以上に大変なのです。そこでおすすめしたいのがカラートリートメント。
使うたびに髪に色をつけてくれて同時に栄養をも与えてくれる優れものなのです。カラートリートメントの効果や使い方について紹介していきますね。
ダメージを受けた髪でもOK!カラートリートメントの効果
カラーリングは髪をコーティングしているキューティクルを剥がして内部に色を付けてくれます。
おかげで色持ちが良いのですが、キューティクルを剥がすことから髪と頭皮に強いダメージを与えてしまうのです。
そのためカラーリングを頻繁に繰り返す、適切なアフターケアを行わないとダメージがどんどん進みます。
カラートリートメントはダメージが目立つ髪の毛にも使用でき、優しく髪をカラーリングしながらトリートメントもしてくれます。
カラートリートメントの仕組みや使うことで得られるメリットや効果についてみていきましょう。
敏感肌やダメージヘアでも使用できる
美容院で広く使われているカラーリング剤は髪の内部に色を付けてくれるタイプです。強い薬品を使用していますので、敏感肌やアレルギーを持っている場合、皮膚トラブルが起こりやすいのです。
しかも普段は健康な方でも以下のような時期は肌が過敏になっているため、使用を控えた方がいいと言われています。
- 妊娠中
- 産後
- 生理中
- 体調がすぐれない時
カラートリートメントは一般的なカラー剤とは異なり髪の内部ではなく表面を着色しますので、ダメージが少ないのです。
しかもアレルギーを引き起こす原因となる化学薬品を使用していませんので、敏感肌やアレルギーを持っている方でもトラブルが起こりにくいのです。
色落ちや色褪せを防いでくれる
カラートリートメントは製品によっては色の展開が豊富にあり、好みの髪色を選べるようになっています。カラーリングをしてもらった後のケアにもカラートリートメントは適していますよ。
カラーリング後はキューティクルが開きやすい状態で、ダメージを受けやすくなっています。
ダメージが酷いときやケアの方法が間違っていると、キューティクルがなかなか閉じにくくなり、髪の色褪せや色落ちが起こりやすくなります。
使えば使うほど、美髪に近づける
トリートメント成分が配合されていますので、使うたびに髪に栄養を補給しダメージヘアを改善してくれます。
カラートリートメントにもいろいろな商品がありますが、商品によって配合されている有効成分が異なります。
ダメージレスで染められる
髪色を変えたい!生え際の白髪気になってきたときなど、手軽に染められるのもカラートリートメントのメリットになります。
カラートリートメントを併用することで、白髪染めやカラーリングの頻度を減らせますので髪や頭皮へのダメージを軽減できるのも嬉しいですね。
準備や後片付けが楽で失敗も少ない
美容院でカラーリングやリタッチをしてもらうと1時間以上の時間を要します。また自宅でセルフカラーリングやリタッチをするときも、手や周囲が汚れないように準備や後片付けが大変です。
リタッチにて生え際だけを染めることもできますが、生え際だけを自分で染めるのは思っている以上に難しいです。
カラートリートメントならトリートメントのように塗布するだけですので、初心者でも失敗が少ないのです。
しかもカラートリートメントの多くが素手のまま使用できますし、万が一色がついてしまっても石鹸で落とせるので気楽に使えます。
コツをつかんでなりたい髪色に!カラートリートメントの使い方
カラートリートメントは髪や頭皮へのダメージも少なく、誰でも失敗なく使えるのがメリットなのですが適切な使い方を知っておかないと、期待するような効果が得られないのです。使い方のコツや注意点について紹介していきます。
場合によってはブリーチが必要
一般のカラー剤とは異なりカラートリートメントは髪の表面に色を付けます。そのため黒色の部分には発色しづらいのが難点です。
もしもカラートリートメントだけで髪色をきれいに変えたいときは、事前にブリーチをしておくことをおすすめします。
髪色キープの秘訣は継続使用
髪の内部に色を付けるカラー剤は、染色効果が高く色も半永久的に持ちます。その点カラートリートメントは一度できれいに髪色をつけることが難しく、数回の使用で徐々に髪色がついていきます。
カラートリートメントの手順
カラートリートメントを使用するときの手順とコツについて紹介していきます。
- シャンプーの後に使う
- カラートリートメントによって若干使用法が異なることがありますが、基本はシャンプー後の髪の毛に塗布します。
汚れや皮脂、整髪料がついているとトリートメントが上手く浸透しなくなるからです。
また濡れた髪よりも乾いた髪のほうが染まりがいいと言われていますので、しっかり染めたいときは乾いた髪に塗布しましょう。
- 使用量を守ること
- カラートリートメントを使用するときは必ず説明書に書かれてある使用量を守ることです。使用量が少なすぎると染毛効果が薄れてしまって、色がつきにくくなるからです。
- 初回は20分以上置く
- カラートリートメントをはじめて使用したとき、思ったよりも色付きが悪いと感じる方は少なくありません。
初回は特に色がつきにくいですから20分以上時間を置くのがおすすめです。また温めると色付きがよくなりますので、シャワーキャップなどをかぶるとより効果的でしょう。2回目以降は5分から10分の放置でOKです。
- よくすすぐこと
- カラートリートメント使用後はよく髪の毛を洗い流しましょう。すすぎ残しがあるとタオルや衣服に付着してしまうからです。
その後は髪色の状態を見ながら2日から3日に1度の割合でカラートリートメントを使いましょう。
カラートリートメントで髪色と美髪を手に入れよう
カラートリートメントは手軽に髪色を変えられる便利なヘアケア製品です。特に髪のダメージが気になる方や白髪の多い方、きれいな髪色を保ちたい方にはおすすすめです。
一般的なカラー剤とは異なり色が付きにくく色持ちも悪いというデメリットもありますが、髪や頭皮に優しくダメージ補修効果が高いのは嬉しいですね。上手く活用すれば髪を傷めずにさまざまな髪の色を楽しめるようになりますよ。