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髪のダメージ、髪の傷み

ダメージがすすんだビビリ毛とは?その原因とおすすめ対処法

切れ毛や枝毛もダメージヘアで起こる症状のひとつですが、ビビリ毛はそれよりもさらにダメージがすすんだ状態になります。

ダメージの状態を一言で表すと「死」つまり、髪の毛を元の状態に戻せないのです。通常はまっすぐな髪の毛ですが、ビビリ毛は髪の毛がほうきのようにうねった状態になります。

見た目にも悪いだけでなく、髪の毛もパサパサで指通りもごわごわで扱いにくくなるのです。

ビビリ毛になってしまう原因や、その治し方について理解しておきましょう。ビビリ毛に悩む方は参考にしてみてくださいね。


なぜチリチリに?ビビリ毛になってしまう原因

ビビリ毛になってしまったら、改善するのは簡単ではありません。だからこそ普段からビビリ毛にならないように注意することが大切になってきます。ビビリ毛にならないためには、ビビリ毛の原因について理解するのが先決ですね。

髪のおしゃれがダメージに

私達は髪のおしゃれのために、

  • カラーリング
  • パーマ
  • 縮毛矯正

といったアレンジやヘアメニューを取り入れますよね。

ところがこれらの多くが髪と頭皮に強いダメージを与えてしまっています。特にクセ毛の方がよく利用する縮毛矯正はダメージ強度がかなり強く、縮毛矯正による失敗でビビリ毛になるケースも少なくないのです。

熱によるダメージ

ヘアケアやアレンジでかかせないコテやヘアアイロン。これらは熱の力で髪を乾かしたり、ヘアスタイルを作ったりしてくれる便利アイテムです。

ところがこの熱が髪にとっては強いダメージとなります。このダメージが蓄積されると、髪がその健康状態を維持できなくなりビビリ毛になってしまうのです。

ビビリ毛をそのまま放置しておくと見た目が悪いだけではないのです。恐ろしいのが健康な髪の毛までダメージを広げてしまうことです

健康な髪の毛を取り戻すためにも、ビビリ毛になってしまったら早めに対策を取りましょう!

ビビリ毛を何とかしたい!ビビリ毛に効果的な2つの対策

ビビリ毛は髪のダメージが最も進んだ状態であり、改善するのが難しいです。それでもそのままにしておくわけにはいかないので、適切な対策をすぐに取りましょう!

美容院で対応してもらう

ビビリ毛は髪のダメージを修復できない状態ですので、自力で何とかするのは限界があります。まずは美容院に行って対策を相談してみましょう。

ビビリ毛をカットする
ビビリ毛を改善するのに最も効果的なのはビビリ毛を切ってしまうこと。しかしビビリ毛の進行度合いによってはかなりの量をカットすることにもなります。

その場合は特にダメージが激しい部分だけをカットするなどして対応してもらえるでしょう。

ビビリ毛修復をしてもらう
美容院によってはビビリ毛直しメニューを提供しているところがあります。ダメージが全体に及びカットで対応できない、どうしてもカットしたくないと言う方は修復を受けることも検討してみましょう。

ビビリ毛修復とは縮毛矯正と同じように見た目と質感を元の状態に近づける効果が期待できます。

ただしこのケアによって髪や頭皮がダメージを強く受けますし、傷んだ髪を根本的に修復するわけではありません。

美容院ではどちらかの対応が主流になります。ビビリ毛ができてしまったら、行きつけの美容師さんに相談してみましょう。

とにかく徹底保湿!傷んだ髪の毛をコーティング

ビビリ毛は髪の毛のキューティクルが修復不能な状態です。キューティクルがないと髪の内部成分が流出して髪は乾燥してスカスカ。さらには髪にツヤやまとまりもなくなります。

そこでコンディショナーやトリートメントで髪の毛の表面に擬似的にキューティクルを作ってあげます。

インバス、アウトバスを併用
トリートメントには使用後に洗い流すインバストリートメントとつけっぱなしにするアウトバストリートメントの2種類があります。ダメージがひどい時は両方を併用するのがおすすめです。
シリコン入りを選ぼう
最近はシャンプーもノンシリコンが主流ですが、シリコンは髪をキューティクルのようにコーティングする働きがあります。

ビビリ毛の時は適度にシリコンを与えたほうが、髪を保護するのでおすすめです。ただしシリコンの使いすぎも髪にはよくありませんので、使用するヘアケアグッズはシリコンの配合量をよく調べて使うようにしましょう。

事前対策が重要!ビビリ毛を作らないための3つの対策

一度ビビリ毛になってしまったら改善が難しいのが現状です。結局カットするのが最善策になりますので、場合によっては髪の毛をかなりカットする必要が出てくるでしょう。ビビリ毛を作らないためには、ビビリ毛対策を知っておくことです。

カラーやパーマの頻度や前処理をしておくこと

髪のおしゃれのためのパーマやカラーは髪と頭皮に強いダメージを与える原因を作ります。そのためカラーやパーマを行うのはある程度の間隔をあけることが大切です。

カラーやパーマの間隔は3か月くらいあけて行うのが望ましいですね。またカラーやパーマを同時に行うなど、ダメージの強い施術を両方行うのもあまりおすすめできません。

カラーやパーマの前には前処理を行うだけでも、ダメージを抑えるのに効果的ですよ。

ケラチンやコラーゲンといった髪の修復を促してくれる成分が配合されていると、ダメージ軽減に働いてくれます。

美容師さんとのコミュニケーションが重要!

美容師さんは髪の毛のプロフェッショナルですが、髪や頭皮の状態を見ただけで全てを察知してくれるわけではありません。

ビビリ毛を防ぐためにも自分の髪の毛の状態をきちんと伝えるようにしましょう。美容室を頻繁に変えている、美容室は同じでも毎回同じ美容師さんに担当してもらうわけではない場合は、特に注意が必要です。

面倒かもしれませんがその都度細かく髪や頭皮の状態を伝えるようにします。カラーやパーマといったダメージが強い施術を行うときは、傷みにくいようにしてほしいなど自分の要望を明確にすることです。

普段から適切なヘアケアをすること!

毎日のケアが髪の健康を維持することにつながりますので、日ごろのケアはしっかり行いましょう。日ごろのケアで特に気を付けたい点を紹介しておきます。

予洗いをする
シャンプーを必要以上に使用しないためにも、泡立ちをよくするためにもシャンプー前の予洗いをしっかり行います。38度前後のお湯で十分髪の毛を湿らせます。
指の腹で優しくマッサージ
シャンプーするときはゴシゴシと髪や頭皮をこすってはいけません。髪は洗うのではなく頭皮を指の腹を使って優しくマッサージしましょう。
トリートメントは水気を切ってから
インバストリートメントを使うときはよく水気を切ってから使います。水分が残っているとトリートメントの浸透を妨げてしまうからです。
ドライヤー前にアウトバストリートメントを
ドライヤーによる熱のダメージを防ぐためにもアウトバストリートメントを使用しましょう。ドライヤーも距離を20センチほど離して、長時間当てすぎないように気を付けます。

日ごろのケアが誤っているとそれがダメージを蓄積させる原因にもなります。コテやヘアアイロンも使用頻度が多いと髪を傷めますので、頻繁に使用するのは控えます。

巻き髪を作りたいときは、熱を加えなくてもクセがつけられるカーラーを巻くという方法も試してみてください。

修復が難しいからこそ、ならないための対策が重要

ビビリ毛ができてしまったら回復が難しいのが現状です。ある程度目立たなくすることはできるものの、髪を根本的に修復できないのです。

だからこそビビリ毛にならないように日ごろからケアに気を付けること、カラーやパーマなどのダメージが強い施術を受けるときの対策が必要なのです。

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