スタイリング剤
内巻きカールのキープには、ドライヤーの使い方が決め手!
内巻きカールをきれいにキープするには、スタイリングの仕方とコツをつかんでおく必要があります。今回は、内巻きカールをきれいにキープするスタイリングの仕方と内巻きカールを作る時のポイントを紹介します。
髪を内巻きにカールさせ、キープさせるスタイリングは、見た目のシンプルさとは違い、細かなポイントが存在しています。しかし、慣れていけば簡単にできるテクニックばかりなので、ぜひ挑戦してみて下さい。
内巻きカールをキープするスタイリング
まずは、内巻きカールを長時間キープできるスタイリングを紹介します。それぞれの工程にコツが存在していますので、そこも抑えながら実践してみて下さい。
まずはトリートメントやスタイリング剤を髪につける
まず初めに、ドライヤーやアイロンの熱によるダメージから髪の毛を守り、カールのキープ力を向上させるために、トリートメントや専用のスタイリング剤を使用します。髪の毛が傷んでいるとその分カールのキープ力が低下してしまいますので、しっかりケアしてあげて下さい。
内巻きカールをキープする際に有効なヘアケア用品は、以下の3点になります。
- アウトバストリートメント
- カールローション
- カール用のヘアミストやワックス
この3点を先に使用しておけば、髪をスタイリングの時に受けるダメージから守りつつ、内巻きカールをキープできる時間を延ばす事ができます。
ヘアケア用品を使用する際は、毛先を重点的につけ、頭皮近くである髪の根本には少なめに使用するのがポイントです。これにより、ダメージの影響を受けやすく、スタイリングが崩れやすい毛先をケアする事ができます。
ドライヤーでブロー、又はアイロンで形を作る
トリートメントやスタイリング剤で髪の状態を整えたら、ドライヤーやアイロンで内巻きカールの形を作っていきます。最初はドライヤーで髪の毛の根本を髪の流れに沿って乾かしていきます。根元から毛先をそろえ、浮かせる事でより自然なシルエットを作る事ができます。
次に、ブラシで髪を整えます。この時にカールブラシがあると便利です。髪の中間から毛先にかけて、しっかりブラシを入れていきます。この時、力任せに引っ張るのではなく、優しく行うようにして下さい。
アイロンを使う際は、この後に使用していきます。アイロンを使用する時は、1回だけでなく数回繰り返してカールさせていきます。少し強めに巻いていくのがコツです。自転車に乗る場合等、髪の毛が乱れる可能性が高い場合は、より強めにセットするといいでしょう。
ドライヤーの冷風モードでカールを整える
最後に、ドライヤーの冷風モードで内巻きカールをキープします。これにより、熱で開いたキューティクルが閉まり、カールがより長持ちするようになるのです。
この時、カールブラシ等で髪を軽く引っ張りながら行うとよりきれいな内巻きを作る事ができます。髪の毛の熱が完全に冷めたら完了です。
最後にヘアスプレーで仕上げを
最後に、ヘアスプレーを髪の内側と外側にかけ、内巻きカールをキープさせます。少し毛先を持ち上げ、根本付近に軽くスプレーが当たるようにすると、きれいなカールをキープできます。
内側と外側の両方に軽くヘアスプレーをかけると、カールをキープしつつ髪の広がりを抑える事ができます。この時のヘアスプレーは、キープ力が高い物よりも軽めのキープ力のものを使った方が、自然に仕上がります。
束感や髪の毛のツヤをプラスしたい時は、ワックスを薄く手に取って塗るときれいにまとめる事ができます。
内巻きカールを作る時のポイント
次に、内巻きカールを作る際に気を付けておくと良いポイントを紹介します。髪をセットしている時に気を付けるべき点や、きれいなカールを維持するのに便利な道具等を取り上げていきます。
髪に与えるダメージに注意
きれいな内巻きカールを作るには、ドライヤーやヘアアイロンの使用が不可欠ですが、こうした熱を利用する道具は髪の毛にダメージを与えてしまいます。ドライヤーやヘアアイロンを使用する際は、髪へのダメージにも注意しながら使用して下さい。
ドライヤーを当てる時は、髪の毛や頭皮の近くに当てないようにして下さい。ドライヤーの熱によって髪や頭皮が乾燥する上に、熱によるダメージを受けてしまいます。ドライヤーを使用する時は、髪や頭皮から10㎝以上離して使うようにしましょう。
ヘアアイロンを使用する場合は、ヘアアイロンの温度と使用時間に注意して下さい。ヘアアイロンの温度が高すぎると、髪にダメージを与えてしまいます。温度設定を適切にしている場合でも、長時間ヘアアイロンの熱を当てていると同じ事になりますので、注意して下さい。
カーラー等を利用するのもおすすめ
朝や外出前に髪をセットするのが面倒な方、カールをセットしてもすぐに崩れてしまう人におすすめなのが、かーラーです。眠る前に髪の毛をカーラーで巻いておけば、朝起きる頃には髪の毛がある程度巻いてある状態になります。
髪の毛にカールが付きやすくなっているので、セットがしやすく、時間の短縮効果もあります。夜のうちにカールで髪にくせを作っているので、内巻きカールが崩れにくくなる効果もあります。
髪の毛のセットをする際だけでなく、夜眠る時にもこうしたグッズを利用すれば、効率的に髪の毛をセットする事ができるのです。
どうしてもカールが崩れてしまうなら、美容院も選択肢に入れよう
内巻きカールを作ってもすぐ崩れてしまう方、髪をセットする時以外にも道具を使っているのに、どうしてもカールが長持ちしない方は、美容院を利用すると改善できる場合があります。
髪の毛に内巻きになるようパーマをかけてもらえば、カールの持続力を向上させる事ができます。また、美容師さんに自分の髪に合ったセットの仕方を教えてもらうのも良い方法です。
どうしても内巻きカールのセットが上手くいかない方や、カールがすぐにとれてしまう方は、美容院で相談してみましょう。
ドライヤーをはじめとした道具をうまく使って、内巻きカールをキープしよう
意外とセットが難しい内巻きカールですが、道具をうまく使えばきれいなカールを作る事ができます。正しいやり方をしっかり覚えて、きれいな内巻きカールを作れるようになりましょう。