薄毛
薄毛でワックスを使う時は注意!髪を守りながらセットしよう
しかし、ワックスが持つ髪や頭皮への悪影響を考えると、使いたくても使えないという人がいます。薄毛で悩んでいる人達です。
ヘアアレンジや髪をまとめる事で薄毛をカバーしたヘアスタイルを作りたいと思っている一方で、ワックスによる薄毛の悪化を考えると使えないという人が多いのです。
ワックスは使い方を間違えれば薄毛を悪化し、頭皮に悪影響を与えてしまいますが、正しい使い方をマスターすれば、薄毛に影響を与えずにスタイリングをする事ができます。今回は、薄毛の人がワックスを使う時の注意点と使い方を紹介します。
ワックスは薄毛を悪化させる?薄毛にワックスを使う時の注意点
ワックスは薄毛を悪化させてしまうと言われています。これは、ワックスの正しい使い方を守らずに使ってしまう事によって起きているのです。
薄毛の人は、髪の毛はもちろん頭皮もデリケートな状態になっています。ワックスを使用する際には、以下の注意点を守って使うようにして下さい。
ワックスの適切な量を守る
ワックスは適切な量が決まっています。髪の毛の量や長さによって違いがありますが、ワックスの使い方や説明を見ると、髪の量や長さに合った量が記載されています。ワックスを使用する時はこの量を守るようにしましょう。
ワックスが髪に対して少なすぎるとスタイリングができません。かといって、必要な量以上のワックスを使ってしまうと、髪の毛と頭皮にワックスが付き過ぎてしまいます。ワックスが髪や頭皮に必要以上付いてしまうと、薄毛の悪化や頭皮トラブルの元になります。
ワックスを使用する際は、決められた量を守って使用するようにしましょう。
ワックスを頭皮につけないようにする
ワックスを使用する際に大切なのが、ワックスを頭皮につけないようにする事です。ワックスには、水分と油分を結合させる界面活性剤が配合されている物が多いです。この界面活性剤が頭皮についてしまうと、頭皮トラブルの原因となってしまうのです。
薄毛は頭皮の働きが上手くいかない事で起きる現象です。ワックスが頭皮につくと薄毛になる、薄毛が悪化するといわれているのはこの為です。
また、界面活性剤画だけでなく、
- ワックスに含まれている油分が毛穴を塞ぎ、髪の成長を妨げる
- ワックスに誇りや汚れが付着し、それによって頭皮トラブルが起きる
こうしたワックスによる頭皮トラブルが起きてしまう場合もあります。ワックスを使用する際は、絶対に頭皮につかないようにして下さい。
使用するワックスのタイプにも注目
ワックスには使い心地やセットのニュアンス、配合成分によって様々な種類があります。中には、薄毛に対応したタイプや、頭皮に優しいタイプも存在しています。こうしたタイプを選択するのも大切です。
薄毛でも使えるワックスの特徴として、界面活性剤を使用していないタイプや、敏感肌でも使用できるタイプが挙げられます。もちろん、薄毛用に作られたタイプのワックスもおすすめです。
こうしたタイプのワックスは市販されている物も多いですが、美容院等で販売されている物もあります。美容院でワックスについて相談してみると、良いワックスを紹介してもらえる事もあります。
使用後はしっかり洗髪する
ワックスを使用した時には、いつも以上に洗髪に時間をかけるようにして下さい。ワックスの洗い残しがあると、薄毛の悪化をはじめとした髪トラブルや、頭皮の炎症やかゆみといった頭皮トラブルの元となります。
ワックスを使用した日のシャンプーは、いつもより予洗いを念入りにするようにし、洗髪の時に使用するお湯の温度も高めに設定して下さい。高めのお湯でしっかり予洗いしておくと、ワックスを落としやすい状態にする事ができます。
シャンプーの際は爪を立ててゴシゴシ洗うのではなく、指の腹で頭皮をマッサージするように、優しく洗うようにして下さい。最後のすすぎもいつもよりも時間をかけ、汚れや油分をしっかり洗い流すようにしましょう。
薄毛をカバーしながらワックスを使う方法
次に、薄毛をカバーしながらワックスを使う方法を紹介します。この使い方をマスターすれば、薄毛でも髪や頭皮に負担をかける事なくスタイリングができるようになります。しっかりやり方を覚えるようにしましょう。
使用前に髪と手の状態をチェック
まず、使用前に髪と手の状態をチェックして下さい。髪の毛や手が濡れている場合は、水分を取り除いてから使うようにして下さい。
髪はある程度水分が残っていても問題ありませんが、手に水分が残っているとワックスが上手く手に馴染まない場合があります。スタイリングやワックスの量にも影響を与えるので、注意して下さい。
手の平と指にまんべんなくワックスを伸ばす
手と髪の状態を確認したら、手にワックスを適量取り、手の平と指にまんべんなくワックスを広げ、手全体に行き渡らせましょう。これによって、指先で細かいヘアアレンジをした時にしっかり形をキープできるようになります。
髪の毛全体に全体にワックスが行き渡るようにすると、きれいにスタイリングする事ができます。ボリュームを抑えたい所はなでるように押さえ、逆にボリュームを出したい部分は握ってクセを作ると上手くいきます。
つける量は髪の毛の位置によって変える
ワックスの量は、髪の毛の位置によって必要な量が違います。ワックスの量によって順序を付けると、この様な形になります。
- 毛先、髪のパサつきが気になる部分
- 毛先と根本の中間
- 根元付近、前髪
一番多く使っていいのは毛先やパサつきが気になる箇所、逆にワックスの量が少ない方がいい部分は髪の根本付近や前髪になります。ワックスを使ってスタイリングする際は、この量に合わせて使うといいでしょう。
具体的には、毛先やパサつきの期になる部分のスタイリングから始め、前髪等は最後にスタイリングすると上手くいきます。
根本付近は頭皮に近い部分ですので、ここにワックスを使う時はワックスが頭皮につかないように気を付けて下さい。
薄毛でも使い方に気を付ければ、ワックスでスタイリングができる
薄毛の人でも、ワックスの正しい使い方をマスターすれば、ワックスでスタイリングをする事ができます。髪の状態にあったワックスを正しく使って、ヘアアレンジを楽しんで下さい。