ヘアオイル
椿油の効果と使い方。平安時代から使われていたツヤ髪の秘密兵器!
しかし、椿油の使い方は、意外と知られていませんよね。実は髪だけでもトリートメントや髪パック、頭皮マッサージなど幅広い用途に使えるのです。今回は椿油の効果と使い方について、詳しくご紹介したいと思います。
保湿やツヤ出し、白髪防止まで!椿油の髪への効果とは?
椿油には皮脂の成分に近いオレイン酸が85%も含まれており、肌への浸透性が高く、空気に触れても酸化しにくい(不乾性油)という特性があります。
- 高い保湿効果
- ツヤ出し
- 頭皮の汚れや角質を落とす
- 頭皮サイクルの正常化
- フケの除去や予防
- 白髪予防
- 静電気防止
- 頭皮のニキビ予防
- 紫外線やドライヤーの熱から髪を守る
- 髪にハリとコシを与える
ご覧の通り、たくさんの嬉しい美容効果が期待できます。まさに髪へのスペシャルケアができる、万能美容オイルと言えそうですね。
パックやトリートメントにも!目的別に見る、椿油の使い方7選
椿油は、目的によって様々な使い方ができるのも魅力。以下に具体的な使い方をご紹介します。
シャンプーに混ぜて、美しくツヤのある髪に!
椿油はシャンプーに混ぜて使うことで、つややかな髪に仕上げることができます。使い方は簡単で、シャンプーの際、椿油を1~2滴混ぜて、普通に洗うだけ。
洗い流さないトリートメントで、しっとり保湿!
椿油はシャンプー後にトリートメントとして使うこともできます。
毛先を集中ケアしたい人に、おすすめのトリートメント
傷んだ毛先を集中ケアしたい人におすすめなのが、お風呂上りに行う洗い流さないトリートメント。シャンプー後、傷んだ毛先に椿油を塗り込むだけの簡単ケアで、しっかり潤いを届けることができます。
- ショートなら1滴、ミディアムなら1~2滴、ロングなら2~3滴を手のひらに伸ばします。
- シャンプー後、タオルドライした髪の毛先に揉み込むようになじませ、残った椿油は髪全体に塗布します。
- その後、いつものようにドライヤーで乾かしてください。
贅沢な椿油のヘアパックで、スペシャルなケアを
パーマやカラーなどで髪のダメージが気になる人は、椿油をたっぷり使ったヘアパックはいかがですか?髪全体にしっかりなじませ、時間を置くことでさらに浸透力が高まります。
- 使用する椿油の量は、ショートなら15ml、ミディアムなら20ml、ロングなら20~30ml程度。シャンプー前に丁寧にブラッシングした後、髪を5~6束に分け、椿油を髪全体がしっとりするまで手でなじませてゆきます。
- 髪を蒸しタオルやラップで包み、30分ほど浸透させます。
- ぬるま湯で椿油を洗い流し、いつも通りシャンプーをしてドライヤーをかけてください。パックをすることで、髪にハリとコシが生まれ、ダメージヘアを補修することができます。
頭皮マッサージで、フケや乾燥を防ぐ!
フケや乾燥が気になる人には、椿油を使った頭皮マッサージをおすすめします。マッサージを行うことで毛穴の汚れが落ち、頭皮を清潔に保つことができます。
- シャンプー前に髪をよくブラッシングし、椿油を適量指先につけ、指の腹で頭皮をよくマッサージします。
- 椿油がついた状態で、5分ほど放置します。(しっかり浸透させたい人は、蒸しタオルで髪を包んで15分ほど待ちましょう)。
- ぬるま湯で椿油をしっかり流した後、指の腹で優しく洗いながらシャンプーします。べたつきが気になる場合は2回シャンプーを行ってください。
木製の櫛に染み込ませて、高級なつげ櫛の使用感に!
木製の櫛に椿油を染み込ませて髪をとかすと、トリートメントいらずの、サラサラの髪に仕上がります。
ヘアクリームに混ぜて、しっとりまとまりやすい髪に!
髪をまとめる時や、スタイリングの際に使うヘアクリームに少量椿油を混ぜると、さらにしっとりして、髪がまとまりやすくなります。またツヤ感もアップし、紫外線などのダメージからも髪を守ってくれますよ。
使い方をマスターして、あなたも椿油デビューしよう!
いかがでしたか?椿油は髪にそのまま付けるだけでなく、トリートメントやヘアパックなど、幅広い用途で使えるのですね。
椿油というと、べたつくイメージを抱いていた人も、これならトライしてみたい、と思う方法が見付かったのでは?
ぜひ昔ながらの定番美容オイルの威力を自分の髪で実感してくださいね。