パーマ
ストレートパーマを長持ちさせたい!その方法と注意したい点
またくせ毛ではなくてもストレートパーマをかけておくと、朝のヘアケアがとても楽になるなどメリットは多々あるのです。
しかしせっかくかけたストレートパーマがあまり長持ちしないという声も少なくありません。早い人ならたったの数日でとれることもあります。
ストレートパーマが長持ちしないのは髪質や美容師の技術などが原因だと考える方もいますが、それだけが原因ではないのです。
ストレートパーマがすぐにとれてしまう原因と、長持ちさせるための注意点について紹介していきます。
ストレートパーマが長持ちしない!その原因とは
ストレートパーマの効果が持続する期間は人によってさまざま。たったの数日から2か月ほどとかなり差が大きいのが現状なのです。まずはパーマが長持ちしない理由について理解しておきましょう。
長持ちしないのは髪質が原因!
人それぞれ髪質が異なりますが、中にはパーマがかかりにくい髪質の方もいます。
- 太くて固いもしくは細い
- 普通よりも髪の毛1本1本が太くて固いとキューティクルの層も厚みがあり、パーマ液が浸透しづらいのです。
またその逆である細い髪の毛も髪の毛の内部にすきまがほとんどなく、パーマ液が入りにくいのです。
- ダメージヘア
- ダメージを受けている髪の毛は髪表面のキューティクルがはがれてしまっていて内部のたんぱく質が流れ出てしまっています。
たんぱく質は髪の毛の主成分ですから、それが少なくなるとパーマがかかりにくくなるのです。
- 潤いのある髪の毛
- 先ほどのダメージケアとは逆なのですが、健康な潤いのある髪の毛もパーマがかかりにくいのです。
潤いのある髪の毛はキューティクルが引き締まっていてパーマ液が髪の内部に浸透しづらいからです。
- 柔らかい髪質
- 髪質が柔らかい方は髪の毛にクセがつきにくく、パーマを持続させるのが難しいのです。
- シリコンシャンプーを使っている
- 最近はノンシリコンが流行りですが髪の毛をコーティングしてくれるシリコン入りのシャンプーを好んで使っている方おまだいます。
しかしシリコンシャンプーはシリコン剤のコーティングがパーマ液の浸透を邪魔してしまうためパーマもかかりにくくなります。同様の理由でカラーリングの効果も薄れやすいと言われていますよ。
自分の髪の毛をチェックしてみて以上のような点が見つかったら、それがパーマをかかりにくくしている原因かもしれませんね。
どうすれば長持ちさせられる?ストレートパーマを長持ちさせるコツ
せっかくお金と時間を費やしてかけたストレートパーマ。できる限り長持ちさせたいですよね。そこでストレートパーマを長持ちさせるためのコツについて紹介していきますね。
パーマをかかりやすくするには
髪質や髪の毛の状態によってパーマのかかりやすさ、持ちにも影響が出てきます。パーマをかける前にパーマのかかりやすい状態に近づけることも、パーマの持ちに影響しますよ。
- ダメージケアをする
- 髪がダメージを受けているとパーマがかかりにくくなりますのでケアしましょう。トリートメントなどを使って傷んだ髪の毛を補修しましょう。
- 髪質改善効果のあるシャンプーを使ってみる
- 生まれ持った髪質はそう簡単に変えられません。そこで髪質改善効果が期待できるシャンプーを使ってみましょう。髪質改善まで少し時間はかかりますがパーマのかかりやすい状態に近づけられます。
- ノンシリコンシャンプーに変える
- 今までシリコンなどのコーティング剤が入っているシャンプーを使っていた方は、ノンシリコンシャンプーに切り替えます。
- パーマを何度かあててみる
- 健康でツヤのある髪の毛の方もパーマがかかりにくいことがあります。その場合はパーマをかける頻度を多くすることでかかりや持ちがよくなることがあります。
ただし頻繁にパーマをかけると髪や頭皮へのダメージも大きくなりますので、行きつけの美容師さんとよく相談したうえで行うようにしてくださいね。
髪質やダメージに関してのアドバイスも併せてしてもらえると思いますのでどんどん聞いてみましょう。
パーマの後のシャンプーに要注意
パーマをかけた後はしっかりパーマがかかっているように見えますが、実は24時間以上かけてその形を定着させていきます。
つまり髪の毛にパーマ液が浸透するまでは2~3日くらいかかるわけです。
それなのにシャンプーをしてしまうとせっかく浸透しているパーマ剤を落としてしまうことになります。パーマをかけてからは最低でも2日はシャンプーを我慢しましょう。
またパーマをかけてから数日後にシャンプーをするときも、洗浄力の優しいシャンプーを使うのがおすすめ。
パーマを長持ちさせるヘアケアのコツ
パーマ液はゆっくりと髪の内部に浸透していきます。そこでパーマ液をしっかり浸透させるために重要になってくるのがキューティクルを意識したヘアケアですね。キューティクルがはがれてしまうとパーマ液が流出して持ちが悪くなるからです。
- ブラッシングに注意
- 髪の毛を無理に引っ張ってしまうとそのダメージでキューティクルがはがれやすくなります。毛先から優しくもつれをほぐすようにブラッシングしていきましょう。
- オイルやトリートメントでケア
- ドライヤーをかける前、ブラッシングの前にトリートメントやオイルを塗っておきましょう。ドライヤーの熱やブラッシングの刺激、紫外線から髪を保護してくれます。
- 長時間髪の毛を濡らさない
- 髪の毛が濡れるとキューティクルが開きやすくなりますので、なるべく長い時間髪の毛を濡らさないようにします。シャンプー後は必ずドライヤーを使って髪を乾かすようにしてくださいね。
- ダメージを補修する
- パーマをかけた髪と頭皮や強いダメ―ジを受けていますので、ダメージケアをしておかないと頭皮と髪が傷むだけでなくパーマの持ちも悪くなります。
インバストリートメントや洗い流さないトリートメントを使うなどしてダメージケアに努めましょう。
ヘアケアをしっかり行うことで美髪になれるだけでなく、パーマの持ちもよくなりますよ。
パーマの種類について相談してみる
パーマ技術も日々進化しています。今まで髪質などが原因でパーマがかかりにくかったような人にも対応できるパーマが出てきています。
もしもいろいろ試してみてもどうしてもストレートパーマを維持できないときは、そのようなパーマをかけてみるのもいいでしょう。
注意やケア次第でパーマは長持ちできる!
パーマがかかりにくい、持ちが悪いのは髪質やダメージなどもともとの髪の状態だけでなく、その後のケアも影響しています。
ストレートパーマを長持ちさせたければまずは自分の髪質や髪の状態をよく知ることが先決です。その後必要なケアを行ってパーマがかかりやすい状態に改善していきましょう。
パーマをかけた後の注意点を守ることによって、今までよりも長くストレートパーマを保てるようになりますよ。