白髪
ストレスで白髪が増えるって本当?予防法や改善法はあるの?
ふと鏡を見ていたら、白髪を発見してショック!なんてことはありませんか?特に若い人は、この年齢で白髪が生えるなんて、と驚いてしまいますよね。
実は白髪ができるのは、加齢や遺伝のほかにストレスとも深い関係があると言われています。もし若くして白髪ができるという人は、自分でも気付かないうちに大きなストレスを受けているのかもしれません。
なぜストレスで白髪になるの?まずはそのメカニズムを知ろう!
なぜストレスを受けると白髪になるのか、疑問に思う人もいると思います。まずはそのメカニズムをご紹介しましょう。
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髪の毛はもともと白いもので、黒くなるのは髪にメラニン色素が供給されるため。メラニン色素を作るのは、メラノサイトという色素細胞です。このメラノサイトは精神的なダメージに弱く、ストレスを受けると機能が低下してしまいます。
白髪を予防&改善するのに効果的な5つの方法とは?
誰も若くして白髪にはなりたくないですが、かといって日々のストレスを簡単になくすことはできませんよね。
しかし、生活習慣を改善するだけでも、白髪を予防&改善するには効果的です。白髪が気になる人は以下の5つの方法を、ぜひ試してみてください。
夜更かしはせず、6時間以上の睡眠をとるようにする
黒髪の色を作るメラニン色素は、寝ている間に生成されます。生成が活発に行われるには、4時間以上深い眠りを継続させることが大切だと言われています。
できるだけ夜更かしをせず、夜12時ごろには寝付くことを心がけたいもの。睡眠時間は長いほどいいというわけではなく、質のよい睡眠であれば6時間程度でも構いません。
栄養バランスのよい食事を心がける
日頃からファーストフードなど油っこいものばかり食べていると、白髪を加速させる可能性が。髪は血液に栄養をもらって作られるので、バランスが良く栄養豊富な食事を心がけることが大切です。
また、できるだけ油分が少なく、自然な調味料を使用した方がよいので、和食中心にすることをおすすめします。
喫煙や受動喫煙を控えるようにする
煙草は血行が悪くなったり、ビタミン不足や酸欠状態に陥り、毛母細胞やメラノサイトに必要な栄養分が供給されないおそれがあります。できるだけ喫煙は控えるようにしましょう。
適度な運動で、成長ホルモンの分泌を促す
白髪の予防&改善には適度な運動も効果的です。血行が良くなるため、髪に栄養が行きわたりやすくなるほか、成長ホルモンの分泌も活発にします。
おすすめはジョギングやウォーキングなどの有酸素運動のほか、加圧トレーニング、スロートレーニングなど。
スロートレーニングとは、ダンベルなど筋肉に負荷をかける運動をゆっくり行うトレーニングのこと。加圧トレーニングとは、腕や足の付け根にベルトなどで圧をかけるトレーニングです。
何より、適度な運動はストレス発散にも繋がります。運動をする時間がなかなか作れない人は、家事などを行うことで体を動かすだけでもだいぶ違いますよ。
頭皮マッサージで血流を改善し、栄養を届ける
頭の血流は首から入って頭頂部へ流れ、再び首に戻っていきますが、ハチの膨らみによって頭頂部は血流が滞りやすく、白髪になりやすくなります。顔周りから白髪が生えることが多いのもそのため。逆に言えば、頭頂部に血流を届きやすくすれば、白髪を防ぐことができるのです。
血流をスムーズにするためには、頭皮マッサージが効果的です
- まずは生え際、耳の上、耳の後ろからそれぞれ頭頂部に向かって、指の腹を滑らせます。
- 次に親指以外の4本の指の腹を使い、耳の下から鎖骨まで優しく撫でるように、首のリンパを流していきましょう。
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頭皮を強く押しすぎると、毛細血管が破壊され、余計に血流が滞る可能性がありますので、力加減には注意してください。優しく撫でるようにマッサージするだけで充分ですよ。
ストレスを上手くコントロールして、白髪よさようなら!
いかがでしたか?白髪とストレスには、やはり深い因果関係があることが分かりましたね。
女性としては、できれば白髪は増やしたくないですが、生活を営む上で、ストレスを完全になくすのも難しいもの。ならば上記のように生活習慣を改善しながら、白髪を予防するしかなさそうです。
また嫌なことがあっても、あまり思い詰めないことも大切です。自分なりのリフレッシュ法を見付けて、適度に発散しながら、ストレスと上手く付き合って、白髪にさよならしましょう!