白髪
白髪を染めない人急増!染めなくてもおしゃれなヘアスタイル
多くの人が、白髪を見つけると染めたりして対処をしています。
1本、2本といった少ない場合は、気になる白髪を短くカットすれば目立たなくなります。
しかし、白髪の本数が増えてくるに連れて、目立たなくするためにはこまめに染めたり、毎日のシャンプーでカラートリートメントをする必要があります。
そんな中、「染めるのが面倒」「白髪を気にするのに疲れた」という人の中で増えているのが、白髪を染めないグレーヘアです。
グレーヘアでもおしゃれに楽しめるヘアスタイルや、グレーヘアにするための注意点などについて調べてみました。
Contents
白髪を染めない「グレーヘア」を楽しむ人が増えている理由
外国の女性を見ると、白髪でも染めずにグレーヘアを楽しんでいる人が多くいます。
外国人は顔つきも違うから、グレーヘアが似合うんだと日本人女性の多くが諦めて髪を染めて白髪を隠していました。
しかしここ数年、女優さんなどの有名人の中で髪を染めずにグレーヘアを楽しむ女性が増えてきました。
何故、白髪を染めないグレーヘアにする人が増えてきたのでしょうか。
その1.頻繁に染めたり、白髪を気にするのが大変
白髪があるとどうしても気になってしまいます。
目立たないようにするためには、こまめに染めたり染めた後もカラートリートメントを使って、白髪が出てこないようにしなくてはいけません。
白髪は気になりだしたら、ちょっとしたものでも気になってしまいます。
毎日、髪のセットをしながらどのくらい白髪が出ているか、いつ染めるかなどを考えるのが大変で、そのままグレーヘアに移行する人も増えています。
その2.自然体で年相応のスタイルで生活したい
ここ数年、自然やナチュラルと言ったものが流行っています。シャンプーなどもそうで、オーガニックやボタニカルと言った自然のものが増えています。
白髪も同じで、染めずに自然体のままでいいのでは?と感じる人が多くなっています。
そのため、白髪が生えても染めずにグレーヘアにしてしまうという人が増えています。
また、白髪が気になるからといって、染めているとずっと染めなくてはいけません。
髪を染めていると、歳はとっていくのに髪の毛は黒々としていて年相応に見えないこともあります。
若々しく見えるから嬉しいという人も多くいますが、やはり年相応の女性として見てもらいたいという人も増えていることから、白髪を染めないグレーヘアにする人も増えています。
その3.これ以上、髪に負担をかけるのを避ける
若い頃からパーマをかけたり髪を染めていると、髪にかなりの負担をかけていることになります。
髪に負担をかけすぎると、次のような症状が出てきます。
- 切れ毛
- 髪の乾燥
- 抜け毛、薄毛
特に、年齢と共に髪は抜けやすくなります。そこへ髪のダメージがプラスされると抜け毛や薄毛に拍車をかけてしまう可能性があります。
髪を守るために、これ以上髪に負担をかけないようにしようと髪を染めるのを避けるという人も増えています。
その4.今の年齢にしか楽しめないから染めない
若い頃から白髪があると、やはり気になってしまい染めてしまいます。しかし、40代に入ってくると白髪で悩む女性も増えてきます。
悩んで髪を染めるのもいいですが、「白髪はこの年齢から出るもの。だから今の年齢しか楽しめないもの」とグレーヘアを楽しむ女性も増えています。
特に、年齢と共に肌色も変わってきてくすみが出てきます。顔色が若い頃よりくすんでくると、茶髪や黒髪が似合わなくなってきます。
そのため、「白髪は今しか楽しめないもの」と割り切ってグレーヘアにする人も増えています。
そう感じて「あえて」白髪を染めずオシャレにキメるシニア女性が増えています。
グレーヘアを楽しむ前に知っておきたいメリット・デメリット
白髪を染めないグレーヘアにする人が増えていますが、髪を染めないからといってメリットばかりではありません。
グレーヘアにする前には、メリットだけではなくデメリットも必ずチェックしておきましょう。
メリットその1.髪への負担が少ないので傷みにくい
1番のメリットは、やはり髪への負担です。
白髪染めはブリーチやおしゃれ染めよりはダメージが少ないように感じますが、髪に薬剤を塗布して染めているため、やはりダメージはあります。
白髪が目立ってくるたびに染めていると、髪へのダメージはかなり大きくなります。
グレーヘアにすると白髪を染めないため、薬剤による髪への負担は少なくなるので、染めている時に比べると髪は傷みにくくなります。
メリットその2.赤やオレンジなどの華やかな色が似合うようになる
髪色が黒や茶色の場合、メイクに赤やオレンジを持ってくるとバランスが悪く似合わないことがあります。
これは洋服も同じで、髪色とのバランスが悪くなるために合わないということもあります。
グレーヘアの場合、髪に色がないため赤やオレンジといった華やかな色が栄えて似合うようになります。
リップやもちろん、洋服なども地味目の色を着ると反対にぼやけてしまうこともあります。
また、アクセサリーも似合う・似合わないがあります。グレーヘアの場合、アクセサリーは髪色に似たパール系が栄えます。
ピアスなどもパールが入ったものを付けると、品良く見えるようになります。
デメリットその1.白髪が混じることで老けて見える
黒髪に白髪が混じるので、人によっては老けて見えることもあります。
また、白髪は黒髪に比べると髪のツヤやハリがないため、今までと同じようなケアをしても老けこんで見えることもあります。
綺麗なグレーヘアになる前は黒髪と白髪が混じっているため、清潔感がないと感じられることもあります。
デメリットその2.6ヵ月程度髪が伸びるのを我慢しなくてはいけない
髪を染めていた人が、急に白髪を染めるのをやめてグレーヘアにする場合、白髪染めをしていた部分をなくていかなくてはいけません。
ショートヘアの場合、白髪染めをしていた部分が完全になくなるのに、約6ヵ月と言われています。
その間、髪は染めずカットだけをしてグレーヘアにしていかなくてはいけません。セミロングやロングの場合はもっと時間がかかります。
最近は、2~3か月は髪を染めずに我慢をして、あとはブリーチをして色を抜いていくという人もいます。
しかし、ブリーチをすると白髪染めをしているよりも髪に負担ををかけるので、少しずつ白髪に戻しておく方が髪への負担は軽減できます。
何がオススメ!?グレーヘアが活きるヘアスタイル
グレーヘアにしたいけれど、今までのヘアスタイルでも似合うのか不安な部分もあります。
グレーヘアにした時に、その個性が活きるヘアスタイルにはどんなものがあるのでしょうか。
その1.グレーヘアの定番はショートヘア
グレーヘアの中で定番と言われているのがショートヘアです。ロングが似合わないという人でも、ショートヘアは似合うと言われています。
ショートの場合、アクセサリーなども栄えるのでオシャレが好きという人にもオススメのヘアスタイルです。
その2.初めてグレーヘアにチャレンジする時はセミロングがオススメ
ロングの人がグレーヘアにしたい場合、ロングで自然と白髪にしていくのはかなり時間がかかります。
だからといって、いきなりショートにするのには抵抗があるという場合は、セミロングが最適です。
セミロングの場合、自然と髪色を変える時にもあまり違和感がありません。
また、セミロングはヘアバンドやヘアアクセサリーをつけるとさらにオシャレになります。
その3.ロングヘアはゆるふわパーマをかけるとオシャレになる
グレーヘアの場合、髪が長くなればなるほど老けて見えることがあります。
特に、ストレートのロングにしていると、老け顔に見えることもあるので注意が必要です。
グレーヘアでロングにしたい場合、毛先に動きを与えるとオシャレな大人女性になります。
ゆるふわパーマをかけるのもいいですが、大きめのカーラーで毛先を巻いて緩いカールをつけてあげたり、ヘアアイロンで巻いてあげると様々なヘアスタイルを楽しむことができます。
グレーヘアでパーマをかける時は、細かいパーマをかけると老けて見えるだけではなく清潔感もなくなることがあるので、避けるようにしましょう。
白髪を染めないグレーヘアにする時の注意点
髪への負担が少なく、髪を染める手間もなくなるからといってグレーヘアにする人がいます。
しかし、グレーヘアにすることによってやらなければいけない注意点もあるので必ずチェックしておきましょう。
その1.髪にハリコシを与えるケアをする
白髪になると、黒髪の時に比べると髪のハリコシが落ちることがあります。そのままの状態で髪を伸ばすと一気に老けこんで見えてしまいます。
そうならないためにも、髪にハリコシを与えるケアをする必要があります。
髪にハリコシが出るシャンプーを使ってケアをして、髪にボリュームが出るようにしてあげるようにしましょう。
その2.髪にツヤが出るようにトリートメントを必ずする
トリートメントというと、髪が傷んだ時にするものというイメージがあります。
そのため、グレーヘアにしたらトリートメントは必要ないだろうと思っている人もいます。
白髪は白いので髪にツヤがあるように感じますが、ツヤはあまりありません。また、潤いがなく見えることもあります。
グレーヘアだからこそ、トリートメントで髪に潤いを与えてツヤが出るようにしてあげる必要があります。
自宅でこまめにトリートメントをして髪にツヤと潤いを与えることも大事ですが、時々美容室でトリートメントを受けると髪質も改善してツヤのある髪になります。
白髪を染めないで自分らしい髪色を楽しむことも大事
白髪があると、どうしても目立たないようにと染めてしまいます。
若い頃は染めて白髪を隠すこともいいですが、年齢を重ねるに連れて白髪を染めずに白髪を楽しむことも大事です。
白髪は1度染めると、ずっと染めなくてはいけないようになります。
しかし、白髪を染めないグレーヘアにすることによって、白髪を染めない自分らしい髪色を楽しむことができます。
また、グレーヘアにすることによって今まで試せなかった色のメイクや洋服、アクセサリーにもチャレンジすることができます。
「白髪が生えたら染める」ではなく、自分の今の髪色に向き合って、それを楽しむことも大事です。