figure mask

白髪

白髪染め用シャンプーやコンディショナー、人気度TOP5の特徴は?

ついこの前白髪染めをしたばかりなのに、じーっと鏡を見つめると根本3~5mmがもう白くなっていたり…それもそのはず、髪は毎日少しずつ伸びるもの。1日0.3mm~0.6mm、一週間でおよそ2mm~2.5mmほど伸びると言われています。

視覚的に5mmあれば目立つように感じられる人もいますので、おおよそ2週間くらいで白髪のプレッシャーを感じるという方が多いのも無理はありません。

しかし、染毛はキューティクルを開いて薬剤を浸透させるものですから、だいたい一カ月~一ヶ月半毎に行う方がベターです。となると、その間どんなに白髪が気になったとしても何もしない方が良いということになってしまいます。

それはストレスになってしまうし、そうも言っていられない…という人にとって強い味方になるのが「白髪染めシャンプー」です。基本的に毎日使えるものも多く、スペシャルケアとして取り入れている人も増えています。

人気のある5つの白髪染めシャンプーの特徴や口コミから、自分にぴったりと思えるお気に入りの一品を見つけてみて下さい。


不動の人気No1!利尻カラーシャンプー

利尻カラーシャンプーの商品画像

比較ランキングサイトで必ず上位に上がるのが利尻カラーシャンプーでした。ドラッグストアなどでも見かけることの出来るアイテムなので、一度は目にした人、気になっている人も多いのではないでしょうか?

化粧品マーケティングの白髪用トリートメントケア部門で2016年度ブランドシェア1位となっており、男女問わず親しまれているカラーシャンプーと言えそうです。

洗うだけで自然に染まっていく

利尻昆布のミネラルは髪をしっとりとさせる効果があり、ヘアケア製品としても非常に優秀な原料です。

利尻カラーシャンプーの場合、この利尻昆布エキスの他カミツレやローズマリーといった頭皮や髪そのものに対して有効な植物性エキスを多く配合し、ヒアルロン酸やケラチン成分がダメージから髪を保護するようにブレンドされています。

色素成分としても、傷んだ髪に着色するためのイオンカラーという概念に加え、シコン、クチナシ、ウコン、アナトーといった植物系の色素成分で着色していくため、従来の白髪染め用薬剤のように大ダメージを与える心配がないというのも特徴です。

毎日使えるのも魅力

利尻カラーシャンプーは髪の保護、頭皮の保護成分が染料よりも多いため「毎日使いたい」という人に向いているようです。

使用している間に徐々に髪が染まっていくという製品であるため、1回だけでは通常の染毛剤のような変化は見られません。継続して使っていくうちに、「そう言えばあんまり白髪が気にならなくなってきたな…」という実感を得る方が多いようです。

通常価格は3780円(税込)ですので、1日あたり約126円。シャンプーとしてはやや高値ですが、「白髪染め」+「高保湿美容シャンプー」であることを考えると妥当かもしれません。

利尻カラーシャンプーを使った率直な口コミ

楽天やアットコスメ、白髪対策ランキングサイトなどの評価を見ると、利尻カラーシャンプーは個人差が少し大きいようです。

あまり染まったように感じられない
3週間継続利用したものの、うっすら色がついていると感じるくらいで、CMのようにしっかりと染まった、という実感はありません。知人は「美容院で染めたの?」と思うほどキレイに染まっていたのですが、ちょっと残念でした(40代前半女性)
全体をぼかすというイメージ
まばらに増え始めたので使用を始めました。最初はあまり実感できなかったのですが、1ヶ月継続したところ黒髪の間で目立っていたまばら白髪があまり気にならなくなりました。根本だけを染めたいという人より、全体をぼかしたいという人に合っているかもしれません(40代後半女性)
トリートメント剤として優秀
2週間で白髪が目立たなくなったように感じました。白髪が目立たなくなったというだけでも良かったのですが、潤いが髪に戻り、天使の輪が出来るようになったのが嬉しいです。白髪染め、というより「加齢で傷んだ髪向け」のトリートメントとして非常に優秀だと思います(30代後半女性)

通常の染毛剤のような効果を期待するとちょっとがっかりという結果になりやすいようですが、染毛剤は月に1度、それ以外のときはこのシャンプーでカラーリペアするというイメージで使うと満足度が高い傾向にあるようですね。

注目度急上昇!週1でOKのグローリン・ワンクロス

グローリン・ワンクロスの商品画像
「徐々に染まる」というのではなく、1回で効果を感じたい!という人の間で人気が高まっているのが「グローリン・ワンクロス」というアイテムです。

染め力が高く、使用頻度も週1でOKという手軽さから「使ってみた」という人も増え始めており、「白髪染めシャンプー」という分野の中で新たな注目株として人気が高まっています。

週1、月4回目安でもしっかり染まる

通常白髪染めシャンプーというと、「毎日使って少しずつ染まる」というものが多い中、このグローリン・ワングロスは1回でほとんどの人が「染まった」と実感出来るのが最大の特徴です。

染毛剤とカラーシャンプーのちょうど中間といった立ち位置であるため、「髪や地肌は傷めたくないけど、染まったという安心感は欲しい」という人にとっては好感度が高いのかもしれません。

特に根本や耳の周りの「色素はないが太さはある」という髪の状態ですと染毛力の弱いシャンプーだと届きにくいことがあるのですが、このグローリン・ワンクロスの場合そうした「太い白髪」も染まるため、顧客満足度も高くなる傾向にあるようです。

アミノ酸系シャンプーだから傷みにくい

グローリン・ワンクロスはアルコールやバラペンを使用していないアミノ酸系シャンプーのひとつです。過剰な洗浄力を排除し、潤いを保ちやすいよう加水分解ケラチンやヘマチンを配合しているため、髪の傷みが気になっている人でも使用することが出来ます。

価格は通常価格5800円。ただし、これはショートヘア~ミディアムヘアの方の4回分となっているため、ロングヘアの方の場合は2本必要になるようです。その場合、2本合計が11600円となり、4回分のコストとしては高め。

公式通販ページでは定期コース、2本定期コースなどが用意されており、35%~50%値引きで購入出来るようです。目的に合いそう、と感じたらこうした定期コースで購入した方が継続しやすくなります。

グローリン・ワンクロスを使用した率直な口コミ

グローリン・ワンクロスを実際に使用した方、モニターをされた方の口コミを見ると、染め力には満足度が高いものの、使用感としてはいまいち…という評価が目立ちました。

1回で染まる、というのは本当
生え際の白髪が目立つのですが、嫌な匂いもなく思っていた以上に色がよく入りました。1週間に1度のケアで済むので、面倒くさがりな自分でも継続できるのが嬉しいです(40代女性)
水っぽいテクスチャが使いにくい
白髪はきちんと染まるのですが、「シャンプー」というにはあまりにも水っぽいテクスチャ、どちらかというと「墨汁」のような感じなので液垂れがすごく、使いにくい…というのが率直な感想です(30代後半女性)
カラーバリエーションが欲しい
きちんと発色もするし、白髪染めシャンプーとしては優秀です。しかし、色のバリエーションが2色しかないため、地毛の色に合わせにくいです。ブラックだと嘘みたいな黒々しさ、ブラウンだと赤みが強すぎるので、中間色が欲しいと思いました(30代後半女性)

染毛力が強い、満足度が高い分だけ、その他のマイナスポイントが目立ってしまうようです。キシミを感じるという声もあり、保湿効果が欲しいという人にとっては少し手が出にくい印象です。

女性支持率No1!レフィーネヘッドスパトリートメントカラー

美容系雑誌などでもよく目にするのがレフィーネのトリートメントカラー。スペシャルケアアイテムとして使えるということから、白髪染めに癒し効果も欲しいという方に絶大な人気があるようです。

ヘッドスパ感覚で使えるのが魅力

レフィーネヘッドスパカラートリートメントは「白髪染めなのに気持ちいい」というコンセプトの元、染料の他にトリートメント成分やアロマ成分をたっぷりと配合し、「セルフヘッドスパ」をしている間に髪が染められるのが嬉しい特徴です。

ごま油やパンテノールなど頭皮に潤いと新陳代謝を促進させる効果をもつ自然成分を配合しているので地肌ケアも行えますし、センブリやショウガといった血行促進効果のある成分が地肌の冷えやダメージの回復を促してくれます。

乾いた髪、濡れた髪どちらでもOKなので、ゆっくりとお風呂に浸かって頭皮マッサージをしながら白髪染め…というのが一度に出来るのも良いですね。

天然アロマが10種配合されており、シトラス系の爽やかな香りに癒し効果を感じるという愛用者も多いようです。

色混ぜが出来るのでより自分に似合う色を追求できる

白髪染めシャンプーの場合カラーバリエーションが2~4色程度というメーカーが多い中、レフィーネヘッドスパトリートメントカラーは5色展開しています。また、この5色のカラーを自分の好みの髪色のブレンドし、オリジナルのカラーを作れるというのも楽しいポイント。

公式ページには「色混ぜシュミレーター」という機能もあり、どのカラーをブレンドするとどういうニュアンスのカラーになるか…というのが事前にイメージしやすいようになっています。

自分の肌の色、よく着る服の色に併せてカラーのニュアンスを変えたい、というオシャレ女性が圧倒的に支持する理由のひとつでもあるようですね。

レフィーネトリートメントカラーへの率直な口コミ

レフィーネヘッドスパトリートメントカラーに集まっている口コミを見ると、使用感に対しての満足度が非常に高いという特徴がありました。

軽いテクスチャで地肌に爽快感がある
とてもいい匂いのトリートメント剤で、髪によく馴染むし軽くて地肌がスーッとする感覚が気持ちいいです。染まりにくい髪質のため30分放置、使用3回目でちらほら目立った白髪が目立たなくなりました(40代前半女性)
色落ちが気になる
確かによく染まるし、香りもよく髪もきれいにまとまるのですが、普通のシャンプーをするとかなり落ちてしまう感じがあります。タオルなどにも色移りしやすく、結果的にほぼ毎回これを使わないとならないように感じてしまいます(50代女性)
ちょっとしたコツが必要かも
予想以上に色がしっかりと入る反面、発色が思ったようにいかない場合がありました。染まりにくい髪質、乾燥しやすい髪の人の場合は、時間を長く置く、刷毛を使って根本までしっかり乗せる、アルミキャップなどを使用してしっかり温めるなどのコツが必要かもしれません(50代後半女性)

評価そのものは他のアイテムと比べても非常に高いものが多いのですが、100%満足感を得るためには「コツ」や「慣れ」が必要という意見がちらほら見受けられました。

5~60代女性にも人気!LpLpヘアカラートリートメント

LpLpヘアカラートリートメントの商品画像

「白髪染め」「人気」などでインターネット上を調べると、上位というわけではないものの必ずランキング内に出てくるのがこのLpLp(ルプルプ)というエイジングケア用トリートメントでした。

辛口批評も多いアットコスメなどのサイトにおいても評価が高く、特に40代以上、50代の女性からも支持率が高く見受けられます。

毎日でも使えるノンシリコン処方

ガゴメ昆布に含まれるフコイダンという成分に含まれる「自己修復機能」に注目し、髪と地肌を整えるために、

  • ノンシリコン
  • 無香料・無着色
  • 弱酸性、アルコールや鉱物油不使用

などの成分へのこだわりを前面に打ち出したエイジングケア商品です。乾燥や血行不良などの白髪の原因にアプローチすることで、「これから生えてくる白髪」に対しても対策ができるというのが最大の魅力です。

髪のエイジングトータルケアが出来るラインナップ

「白髪を染めるトリートメント」としてだけでなく、「エイジング髪のトータルケア」が出来るというのが人気が高まっている理由です。

シャンプーやエッセンス、スカルプ用のクレンジングジェルなどライン使いすることで加齢による白髪、薄毛にアプローチができるとしてランキングサイト内でも常に高評価を得ているのです。

価格帯としてもトリートメントなら1本3000円と、他のアイテムと比較してもそれほど突出した価格ではない印象です。

毎日使うことを想定するなら、1日あたりおよそ100円なら「白髪、薄毛対策、美髪育毛」といった効果に対しては「安い」と感じられる方も多いのではないでしょうか。

LpLpを実際に使った人の率直な口コミ

LpLpは口コミ数も多く、かつ全体的に「中の上」以上の高評価が高い印象です。使い方が簡単なので、親子で使用しているという口コミも多く見受けられました。

思っていたよりも染まった
1回目、2回目ではあまり色が入っていないように感じましたが、3回目に生え際の頑固な白髪にも色が入っているのを実感できました。使い方が簡単なので、高齢の母にも使えそうです(50代女性)
色落ちが気になる
洗い上がりにキシミもなく、匂いも強くないので使用感は良いのですが、タオルに色がつくこと、翌日以降は洗い上がりの時より薄く感じることからかなり色落ちしやすいカラートリートメントであるという印象です。(40代女性)
赤みが強く出やすい
ブラウンはやや赤みが強いため、自毛の色が明るい人や赤毛っぽくなりやすい人は全体に赤みがかって染まってしまいます。ブラック系は口コミで「青っぽくなった」という人もいるので、カラーバリエーションがもう少し欲しいと思います(40代女性)

成分や使用感に満足度が高い反面、仕上がりにやや不満を感じているという方の意見も少数ですが見られます。

公式ページからの注文であれば初回購入者は全額返金制度を受けられるので、一度試してみてから継続購入をする方が良いかもしれません。

手軽さに人気集中!資生堂プリオールカラーコンディショナー

最後は資生堂から発売されているエイジングケアライン「プリオール」のカラーコンディショナー。カラーケアシャンプーと併せて使うことで、色落ち対策と白髪染め両方ができるというスグレモノ。

ドラッグストアでも販売されていることから、その手軽さに「まずは試してみよう」と感じられる方も多く、まだ本数の少ない白髪の人の”入門アイテム”としても活用されています。

何と言っても低価格なのが嬉しい

プリオールカラーコンディショナーは1本1382円、通常のシャンプーが平均価格800円~1000円ですから、それほど「高い!」と感じることなく手に取れるのが魅力的です。

配合成分として紅藻や緑藻などの自然成分が多く、従来の白髪染めよりごわつきにくくなっています。

根本からしっかりと染め、かつハリやボリュームを出したいという人にはオススメです。

界面活性剤を使用しているので気になる人は注意

プリオールカラーコンディショナーの成分表示を見てみると、ステアロイルメチルタウリンNaという成分が含まれているのがわかります。

これはステアリン酸(脂肪酸)とタウリンの化学合成物質で、洗浄力を高める界面活性剤の一種。こうした界面活性剤を不使用にすると原価が上がり、低コストでは抑えられなくなるため使用するメーカーも多いのですが、プリオールにも含まれています。

このステアロイルメチルタウリンNa自体は安全性の高い界面活性剤として色々な化粧品に使用されていますので、使ったからすぐに髪が傷むというわけではありませんが、出来る限り界面活性剤不使用のものを使いたいという人は注意が必要です。

資生堂プリオールカラーコンディショナーへの率直な口コミ

プリオールのカラーコンディショナーの場合、シャンプーとセットで使っているという方の口コミが多く集まっていました。安価であるため20代など若い女性にも人気があるようです。

1日でしっかり染まった
手持ちの刷毛を使って根本をしっかり塗ったら、生え際の髪まで暗く白髪だとはわからないレベルまで染まりました。手の汚れも体を洗っているうちに落ちますし、色落ちも少なくコスパとしてはいいと感じました(30代前半女性)
キシみやパサつきが気になる
アルコール成分が入っているせいか、元々乾燥肌の私の髪にはやや刺激が強く感じました。髪がキシキシする、乾かした後もパサパサ感があるという感じです。色はしっかり着くのですが、毎日使用するにはどうかな…という感じでした。(20代後半女性)
シャンプーとセットでリタッチまでの期間を稼ぐ
3000円台のシャンプーやコンディショナーと比較すれば値段相応かなという感じですが、目立ちにくくはなるので継続しています。トリートメントで色味を付け、カラーケアシャンプーで色落ちを防ぐといった感じで使うと結構長持ちするように思います(30代後半女性)

染毛の間隔が長ければその分傷みも減りやすく、かつお財布にも優しい白髪ケアになります。毎日、毎月の出費で白髪ケアにそれほどお金はかけたくないという人には良い節約アイテムではないでしょうか。

仕上がりのイメージをしっかり持ってアイテムをチョイス

白髪染めシャンプーやコンディショナーを調べてみると、種類の豊富さに驚くばかりです。選ぶだけでもちょっとしたパワーを必要とするほど。そういう時はまず、「どんな仕上がりをイメージしているのか」を鮮明にしておきましょう。

  • 次の白髪染めまでの期間を稼ぎたい
  • パッと見で白髪とわからないようにしたい
  • 地肌ケアも一緒にしたい
  • 育毛効果、美髪効果も欲しい
  • 従来の白髪染めと同じくらいの染め力が欲しい

人によって白髪染めアイテムに期待するハードルは違いますし、白髪の状態や原因によっても効果の出方は異なります。

どういう状態が自分の髪にとってベストなのかをしっかりと定めたうえで、自分の体に合いそうなものを探してみて下さい。

Comment

ページトップへ