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シャンプーの頻度はどれくらい?頭皮の状態に合わせてご紹介

「毎日洗わないと汚い気がするし、臭くなるかも」という心配があるかもしれませんが、洗いすぎは頭皮の皮脂を過剰に出してしまい、べたつきや臭いなど髪のトラブルが起きている可能性があります。

この記事では洗いすぎることよるデメリットをカンタンに解説。そしてシャンプーの適切な頻度を、頭皮の状態に合わせてご紹介していきます。適度なシャンプーで、美しい髪に変えていきましょう。


キレイにしたつもりが逆効果!髪や頭皮を傷付けてる原因に

1日1回、または1日に2回などシャンプーで洗いすぎてしまうと髪や頭皮にどんな影響があるのでしょうか。

べたつき、かゆみなど頭皮トラブルの発生

健康な髪を生やす頭皮を守る皮脂が、シャンプーの洗浄力や洗い方によって過剰に洗い流されることで様々なトラブルが起こります。

皮脂が過剰に出ていると髪のべたつきや臭いが。少なすぎていると髪のぱさつき、かゆみが目立ち、頭皮だけでなく紫外線や熱などにも弱くなってしまうのです。

頭皮の環境を見極める目安としては、髪を洗ってから10分以上、1時間以内に皮脂が出ると良い頭皮環境です。10分ほどで皮脂が出る場合は皮脂の過剰分泌。1時間経っても皮脂が出てこない場合は乾燥しています。

乾燥による抜け毛は増えたり、薄毛になってしまう

頭皮のトラブルは髪に大きな影響を与えます。「汚れをおとさなきゃ、髪が臭いのはイヤ」と、何度もシャンプーをしたり、洗浄力が強すぎるシャンプーを使ったりすると皮脂が少なくなります。頭皮が乾燥しているので、ツヤやこしのある髪が生えてくる環境が保たれません。

頭皮の状態からシャンプーの頻度を探そう!

シャンプーは毎日ではなく2日に1回、3日に1回など間隔を空けて頭皮の環境を整えていきますが、この頻度は頭皮の環境によって変わります。

例えば乾燥やべたつきなどで、シャンプーの頻度が増減。季節の変化や汗などの汚れでも変化します。ここではそれぞれ頭皮の環境別にシャンプーの頻度をご紹介していきます。

頭皮がカサカサ気味で、フケやかゆみが多い

フケやかゆみがあり、頭皮がカサカサと乾燥している場合。シャンプーの頻度を3日に1回または4日に1回など間隔を空けます。または、季節が秋冬で空気が乾燥している時なども、この頻度にすると良いでしょう。

カサカサの原因は、シャンプーによる皮脂の過剰な洗い流しや、空気の乾燥です。残った皮脂を落とそうとせず日を空けて、皮脂の分泌を促してあげましょう。

頭皮がべたついたり、臭いが気になる

頭皮のべたつきが気になるという場合は、シャンプーの頻度を2日に1回、または毎日行います。基本的に毎日シャンプーするのはあまり良くないですが、頭皮のべたつきは別問題。

皮脂を過剰に分泌している状態なので、長く放置していると毛穴に詰まった汚れが酸化、イヤな臭いの原因にもなります。

個人の健康状態にも影響されますが、べたつきの原因のひとつとして、頭皮をごしごしと強く洗ってしまうことが挙げられます。ガードの役割である皮脂がたくさん洗い流され、それを補おうと過剰に皮脂が分泌している状態です。

アミノ酸系のシャンプーに切り替えるなどして、頭皮を優しく洗ってあげましょう。爪を立てずに指の腹で洗うのがコツです。数週間、または数ヶ月かけてじっくり頭皮の環境を変えていきます。べたつきが改善されたら、シャンプーの頻度を減らして様子を見てみましょう。

汗をたくさん流す。または油を扱うことが多い

仕事やスポーツで毎日汗を流す方。油を扱う職場で勤務されている方は、汗や油分が頭皮に付着しやすいため頭皮が汚れやすいです。そのままにしておくと頭皮トラブルの原因に繋がります。

汗や軽い汚れはお湯だけでも落とすことができますが、髪の毛や頭皮が汚れていると思ったら、放置せずにシャンプーをしましょう。

プールの塩素は髪のきしみやぱさつきの原因になります。お湯だけでは塩素の臭いは落ちないため、プールに入った後はしっかりシャンプーで洗いましょう。頭皮を保湿するヘアケア商品を活用して頭皮や髪のダメージを減らすと効果的です。

どうしても髪を洗いたい。そんなときはお湯で

「夏は1日2回は髪を洗いたい!」「毎日シャンプーの習慣が抜けられない」など、シャンプーの回数を減らしにくい場合は、お湯で髪を洗いましょう。

頭皮をマッサージしつつ、洗っていくことでシャンプーの洗浄力に頼らなくても、髪をすすぐことで汚れや余分な皮脂を落としてくれます。髪を濡らす前に髪の毛をブラッシングしておくと小さな汚れや抜け毛が落ちるので、お湯洗いがしやすくなりますよ。

36度から38度が適温。熱すぎは頭皮が痛む!

お湯だけで髪を洗う場合は温度が大切。36度から38度程度のお湯だと髪や頭皮を痛めずに、汚れを落としてくれます。

ですが、40度など高め温度で髪を洗うと頭皮が痛み、皮脂が溶け出してしまうため乾燥の原因になります。熱いお湯で温まりたい冬などは空気が乾燥しやすいので、髪を洗う温度には注意です。

シャンプーの頻度は頭皮の状態と相談しよう

ここまで頭皮に合わせたシャンプーの頻度を紹介してきましたがいかがでしたか?シャンプーは汚れを落とすだけでなく良い匂いも楽しめますが、使いすぎは髪や頭皮のトラブルを招きます。

ご自身の髪や頭皮の状態を把握したり、洗い方やシャンプーの種類など見直して、シャンプーの頻度を変えてみましょう。頭皮が健康になりキレイなつや髪が手に入りますよ。

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