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シャンプーが泡立たないのは汚れ!?気になる原因と対処法

シャンプーが泡立たないと、髪や頭皮がしっかりと洗えているのか不安になってしまうことがあります。

そのため、無理に泡立てようとしたり髪や頭皮によくない洗髪方法をしたりする人もいます。これでは、髪や頭皮を傷めてしまいます。

今までシャンプーをする時にしっかりと泡立っていたのに、急に泡立たなくなるのにはどんな理由があるのでしょうか。

また、泡立たない時のシャンプー方法やシャンプーが泡立たなくても綺麗に汚れを落とすシャンプー方法にはどういうものがあるのでしょうか。

意外!?シャンプーが泡立たない7つの原因

シャンプーが泡立たないと、髪や頭皮に問題があるのかと考えてしまいます。

シャンプーが泡立たないのには7つの原因があり、この中の1つでもあるとシャンプーは思ったように泡立たないことがあります。

その1.髪や頭皮に皮脂やほこりがたくさんついている

シャンプーが泡立たない原因で1番に考えられるのが、髪や頭皮に皮脂やほこりが多くついていることです。

  • 風邪などで数日シャンプーをしていない
  • いつもより汗をかいた
  • ほこりっぽいところに長時間いた
  • 冬など乾燥しているため皮脂分泌が増える

上記のような時は、髪や頭皮に皮脂やほこりが多くつくため、いつものようにシャンプーをしても泡立たないことが多いです。

適量の皮脂は髪や頭皮には必要ですが、過剰分泌されたり髪の毛がべたつくほどついていると、シャンプーが油分と混ざるため泡が立ちにくくなります。

その2.スタイリング剤やトリートメントの付け過ぎ

シャンプーは、油分が多いと泡立ちません。油分というと、髪や頭皮の皮脂を思い出しますが、髪につけるもので油分を含んでいるものも同じです。

まずは、髪の毛のセットに必要不可欠なスタイリング剤です。

  • ワックス
  • オイル
  • スプレー
  • ムース

上記のようなものにも、油分が含まれています。

少量であればシャンプーの泡立ち悪くすることはありませんが、たくさんつけると髪や頭皮の油分が増えるため泡立たなくなります。

また、スプレーの場合は、撥水性のものもあります。撥水性があるものは水をはじくため、シャンプーもはじいてしまい泡立たなくなることがあります。

意外に知られていないのが、毎日使っているトリートメントです。

特に、乾燥する時期によく使う「洗い流さないトリートメント」を髪が乾燥しないようにとたっぷりと付けている人がいますが、これもシャンプーの泡立ちを妨げてしまいます。

その3.しっかりとシャンプー前に予洗いをしていない

皆さんは、シャンプーをする前にしっかりとお湯で予洗いをしていますか?

予洗いは、髪や頭皮の汚れを落とすだけではなく、髪や頭皮をしっかりと濡らす役割があります。

予洗いをすることである程度の汚れが落ち、髪や頭皮もしっかりと塗れるため、シャンプーの泡立ちも良くなります。

十分に濡れていない髪にシャンプーをつけても、泡は立ちません。また、髪がしっかりと濡れていないため、汚れも落ちません。

シャンプーを泡立たせるためだけではなく、予洗いをすることで汚れは6~7割が落ちるとされているため、とても重要になってきます。

また、髪が硬い人は水をはじきやすい性質を持っています。そのため、簡単に濡らす程度では頭皮や髪の根元まで水が行き渡っていないこともあります。

特に髪が硬い人は、予洗いを入念にするようにしましょう。

その4.泡立ちのよくないシャンプーを使っている

シャンプーといっても様々な種類があります。泡立ちやすい成分が入っているものや、高級アルコール系のシャンプーは泡立ちが良いとされています。

しかし、その分洗浄力が高いため、髪や頭皮への負担も大きいと言われています。

髪や頭皮に優しいとされているアミノ酸系のシャンプーは、上記のようなシャンプーに比べて泡立ちは悪くなっています。

そのため、今まで泡立ちのシャンプーを使っていた人にとっては泡立ちが悪く感じられることもあります。

また、最近では泡立ちを減らすことでしっかりと髪や頭皮を洗えるようなシャンプーや、元々泡が立たないようなクリームシャンプーなども出てきています。

その5.使うシャンプーの量が少なすぎる

シャンプーには適量があります。

ボトルなどに「〇プッシュで洗う」と書かれていますが、髪や頭皮にダメージを与えたくないからといってシャンプーの量を減らしたり、水で薄めて使っている人がいます。

シャンプーの量が少なすぎたり水で薄めすぎると泡立ちはなくなります。

髪や頭皮のためにシャンプーの量を減らしたり薄めるのはいいですが、泡立たないからといってゴシゴシと洗うと逆にダメージを与えてしまうので、適量を使うようにすることが大事です。

その6.指先で細かくゴシゴシと洗っている

シャンプーをする時、どういう洗い方をしていますか?指先でゴシゴシと細かく洗っていませんか?

この洗い方をすると、髪の中に空気が含まれないため、いくらゴシゴシと洗っても泡立ちにくくなります。

髪を洗う時は、指先でゴシゴシと細かく洗うのではなく、指の腹を使って頭皮を揉むようにゆっくりと洗っていくと、洗っている部分に空気が含まれて泡立ちやすくなります。

美容師さんが洗っているのをみると、ゴシゴシと洗っていませんよね?マッサージをするように洗っていくと自然とシャンプーも泡立ちやすくなります。

その7.毛量が減ってくるとシャンプーも泡立たない

シャンプーが泡立つのには、ある程度の毛量が必要となります。抜け毛が増えて、薄毛になってくるとシャンプーの泡立ちも悪くなってきます。

急にシャンプーの泡立ちが悪くなった時は、もしかすると抜け毛が増えているサインかもしれません。

シャンプーが泡立たない時に覚えておきたい対策

シャンプーはもこもこと泡立たなくても、髪や頭皮は洗えています。しかし、泡立たないと何だか汚れが落ちていないんじゃないかと不安になることもあります。

シャンプーが泡立ちにくい人は、シャンプーをする時に次のようなことに注意をしてみましょう。そうすることで、シャンプーの泡立ちも元に戻ってきます。

その1.シャンプー前にしっかりとブラッシングをする

髪がもつれていたり、ホコリがついていると予洗いをした時に髪に水が行き渡らないことがあります。

そうならないため、シャンプー前に必ずブラッシングをして髪のもつれをなくしておきます。

また、ブラッシングをすることで、頭皮の汚れも落ちやすくなります。

ブラッシングをする時はゴシゴシと力を入れてするのではなく、クッションブラシなど頭皮に刺激を与え肉ブラシを使います。

その2.シャンプー前にしっかりと予洗いをする

いきなりシャンプーをするのではなく、まずはお湯で予洗いをします。

予洗いをする時、シャワーで簡単に髪を濡らす程度で終わる人がいますが、これではしっかりと水が行き渡りません。

予洗いもある程度時間をかけて行うようにします。

  1. 髪全体をシャワーで濡らす
  2. 普通にシャンプーをするような感じで頭皮を揉みながらシャワーをかける

約2分程かけて予洗いをします。これだけ時間をかけて予洗いをすると、7割程度の汚れは落ちます。

また、整髪料などを使っていても予洗いで少しは落ちていきます。そのため、シャンプーも泡立ちやすくなります。

その3.シャンプーは手のひらで泡立ててから使う

シャンプーをする時、いきなり髪につけて泡立てようとすると、髪質などによっては泡立ちにくいこともあります。

シャンプーをする時は、まずは手のひらで泡立ててから頭皮や髪につけていきます。そうすることで泡立ちやすくなります。

また、洗う時も、頭頂部ばかり洗うのではなく、下から上に向かって洗うと汚れも落ちやすくなります。

手のひらでシャンプーを泡立てるのが苦手という人は、100円ショップなどで販売されている洗顔用の泡を作るネットやホイップマシンを使うと空気を含んだ泡を作ることができます。

▼シャンプーの泡立てネットについてはコチラも参考にしてください!

シャンプーの泡立てネットの記事のトップ画像

その4.頭皮や髪質に合ったシャンプーを選ぶ

「なんとなく頭皮や髪に優しそうだから」や「このシャンプーが流行っているから」といった理由で、シャンプーを選んでいませんか?

シャンプーは自分の頭皮や髪質に合ったものを選ばないと、シャンプーの泡立ちが悪くなることもあります。

特に、皮脂分泌が多くべたつきがある人が洗浄力の弱いシャンプーを選ぶと、泡立ちが悪くなってしまいます。また、汚れが落ちていないということもあります。

頭皮は顔と同じで、化粧品を選ぶ時と同じように選ぶと失敗はないと言われています。

  • 乾燥肌、敏感肌 → 洗浄力が優しい「アミノ酸系シャンプー」
  • 皮脂分泌が多い、ベタつきが気になる → アルコール系シャンプー
  • 吹き出物や乾燥が気になる → 薬用シャンプー
  • 自然なもの、オーガニックを使っている → ボタニカルシャンプー

こういった選び方もあります。自分の頭皮や髪質をしっかりと知り、シャンプーを選べば泡立ちも自然と出てきます。

その5.汚れがひどい時は2度洗いをする

頭皮や髪が汚れていると、予洗いやシャンプーをしても泡立たないことがあります。

  • 汗を大量にかいた
  • 整髪料をたくさんつけた
  • シャンプーを数日していない

上記のような時は、2度洗いするとしっかりと泡立つようになります。

2度洗いする時、2回ともたっぷりとシャンプーを使うと洗浄力が強すぎるため、注意しましょう。

  1. 1回目は髪の毛にシャンプーをつけて髪の毛の油分や汚れを取り除く
  2. 2回目は泡立てたシャンプーを頭皮につけて頭皮や髪の根元を洗っていく

頭皮は2回洗うと必要な油分まで落ちてしまうので、1回目は頭皮にはシャンプーをつけないようにして洗うのがポイントです。

それはNG!シャンプーが泡立たない時にやりがちな対策

シャンプーが泡立たないと、髪や頭皮が洗えていないのではないかと間違った対処をしてしまう人がいます。

間違った対処をしてしまうと、髪や頭皮にダメージを与えてしまうので、注意が必要です。

その1.指で髪や頭皮をゴシゴシと洗ってしまう

シャンプーが泡立たないと、洗えてないと思い指でゴシゴシと洗ってしまう人がいます。

力を入れてゴシゴシと洗うと摩擦が大きくなり、シャンプーは泡立つこともありますが髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。

特に、爪などが頭皮を傷つけると炎症の原因になります。

また、髪や頭皮をゴシゴシと洗うと摩擦で抜け毛が増えたり、頭皮の必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥に繋がります。

頭皮が乾燥すると髪に必要な栄養が行き渡らなくなったり血行が悪くなることで、抜け毛が増えて薄毛の原因にもなります。

その2.シャンプーが泡立つまで足してしまう

シャンプーが泡立たないと、泡が立つまでシャンプーをどんどん足して洗う人がいます。

シャンプーを足していけば洗浄力が強くなり、髪や頭皮に必要な皮脂が奪われてしまいます。そのため、頭皮が乾燥しやすくなり抜け毛や薄毛に繋がります。

その3.髪や頭皮に関係なく泡立ちのいいシャンプーを選ぶ

シャンプーは、髪や頭皮環境に合ったものを選ばないと乾燥したり、余分な皮脂が残ったりすることがあります。

しかし、シャンプーの泡立ちを最優先にして選ぶと自分の髪や頭皮にシャンプーが合わず、髪や頭皮にダメージを与えてしまうことがあります。

特に、頭皮に合わないシャンプーを選ぶと乾燥だけではなく、炎症を起こしたりフケが出やすくなったりすることもあります。

その4.シャンプーが泡立つように2度洗いする

シャンプーが泡立たないと髪や頭皮がしっかりと洗えていないと思い、2度洗いする人がいます。

  • 汗をかいた時
  • 整髪料をたくさん使った時
  • 数日、入浴や洗髪をしていない時

上記のような時は、シャンプーを2度することは問題ありません。

しかし、シャンプーが泡立たないからといって毎日2度洗いをしていると、頭皮に必要な皮脂が落ちてしまい頭皮の乾燥に繋がります。

2度洗いは毎日せず、汚れている時に行うようにしましょう。

シャンプーが泡立たないのは汚れだけじゃない!きちんとした対処が必要

シャンプーが泡立たないのは、汚れがすべての原因と考えている人がいますがそうではありません。

シャンプーが合わないことが原因だったり、オシャレで使っている整髪料が原因であることもあります。

また、シャンプーが泡立たないからといってシャンプーをプラスすればいいというものでもありません。

「何だかシャンプーの泡立ちがよくないな」と感じた時は、シャンプーをプラスするのではなく、まずはシャンプーの方法や使うシャンプーを見直してみましょう。

そうすることで、泡立ちが復活することもあります。

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