シャンプー
リバースケアのやり方とその効果。はじめからリンスでコーティング!
また、専用のヘアケア商品を買わなくても、普段使いのシャンプー、トリートメントを使うので、今日からでも始められるのも嬉しいポイント。ヘアオイルがあればもっと効果が期待できます。
前半では効果の高い通常のリバースケア。後半では最もお手軽にできるリバースケア方法も紹介しています。通常のリバースケアでは加減が難しい行程がありますが、手軽にできる方法はその行程を省いています。
「くせっ毛で髪が絡まりやすい」「毛先がぱさぱさ」「細くてまとめづらい」という髪トラブルを持っている方に、特にオススメのヘアケアです!
リバースケアの効果とは
リバースケアは、ヘアケア商品の追加が不要なのも利点ですが、髪にはどんな効果があるのでしょう?
キューティクルを失った髪の毛をシャンプーをすると、髪同士の摩擦によってさらにダメージを受けます。いくら丁寧に洗っても、キューティクルがなければボロボロになっていく一方。トリートメントをしても時間が経つと元に戻ってしまいます。
そこで、リバースケアの登場です!シャンプーの前にトリートメントを使って髪の毛をコーティング。これがキューティクルの代わりとなります。シャンプー洗いによる髪への摩擦を軽減されるので、キレイな髪の仕上がりになります。
リバースケアの主なやり方
ではさっそくリバースケアのやり方をご紹介していきます。
毎日行うのではなく、週に1回程度で大丈夫です。ご自宅にあるシャンプーとトリートメント、ヘアオイルでカンタンに始められますよ。
1.ブラッシング
お湯で髪をぬらす前に、優しくブラシで髪の抜け毛やホコリを落とします。シャンプーから始めないため、このブラッシングが重要になります。
リバースケアではないいつもの洗い方でも、ブラッシングをしてから行うと、髪へのダメージが軽減され、汚れが落としやすくなりますよ。
2.ヘアオイル
毛先を中心に、髪全体にヘアオイル塗り込みます。これを行うことでツヤが出てキレイな仕上がりになります。15分から20分間置いておくと効果的。
純度の高い椿油やホホバオイルを使うのがオススメです。オイルの加減が難しい行程でもあります。
3.トリートメント
ヘアオイルを付けたままトリートメントを塗り重ねる。トリートメントとヘアオイルをなじませて取れやすくします。オイルがよくなじんでいないと仕上がり重くなってしまったり、髪のボリュームが出にくくなってしまいます。
4.洗い流す
お湯でトリートメントとヘアオイルを、ぬるぬるとした手触りになるまで洗い流します。この時完全に洗い流さないように注意。シャンプーの摩擦を弱める効果が小さくなってしまいます。
5.シャンプー
髪にシャンプー液を直づけしないように手のひらでよく泡立ててから、髪の毛に揉み込むように優しく洗っていきます。
オイルのべたつきをなくすように洗っていきます。頭皮に爪を立てないように気をつけて。
6.トリートメント
始めに使ったトリートメントをもう一度使います。2回目は毛先を中心に揉み込み、洗い流しておしまいです。
お手軽版!リバースケアのやり方
普通のリバースケアで使うヘアオイルは、種類や付け方によってはべたついてしまったり、仕上がりが重くなってしまったりと難しい一面も。
また、ヘアオイルの準備が難しいという方や、普段もリバースケアをしてみたいという方にオススメのやり方があります。それは
- ブラッシングで軽く汚れ落とし
- トリートメント
- シャンプー
- 再びトリートメント
というヘアオイルを取り除いた手順です。ブラッシングを省いて、お湯を流した後にトリートメントという方法もあります。
これだけでも、トリートメントがシャンプーの摩擦を弱め、髪の毛へのダメージを軽減させてくれます。
まずは1ヵ月。効果が出にくい場合は別の方法を
リバースケアの方法をご紹介してきましたがいかがでしたか?まとめづらかった髪がするする指通りが良くなれば、リバースケア大成功です!
リバースケアを継続的に行っても髪のダメージが改善されないという場合は、シャンプーを刺激の少ないものに変えてみたり、髪の洗い方を変えてみたりしてください。