生活習慣
髪は紫外線だけでも痛んでいく。帽子・日傘以外でも対策法アリ!
これは、紫外線が髪の毛の外側を覆うキューティクルを破って、髪の中心に入り込んでしまうことで起きます。メラニンが分解されて褪色が。たんぱく質が流出し枝毛や切れ毛ができやすくなるのです。
今回はこの紫外線をいかにガードするか、その対策をご紹介。また、無防備で紫外線を受けてしまったときのケアも一緒に紹介します。「髪の毛のUVケアは具体的にどうすれば良いの?」という方にオススメです。
今すぐにできる紫外線対策
日差しの強い時間帯を避ける、日影にいるというのが最適ですが、難しいことが多いです。紫外線に晒されても大丈夫な装備を調えましょう。
一番効果的!帽子・日傘
紫外線の透過率で一番低いのが濃い色や黒。反対に白が最も通しやすくなっています。カラフルな色やデザインを選ぶなら、帽子なら
- セラミックや紫外線吸収剤を使ったUVカット加工のもの
- 7センチから10センチの全方位にあるツバ
- 隙間がないもの
を選びましょう。傘であれば
- カット率99%の遮光傘
- 熱がこもりにくい遮熱加工のもの
を選ぶと快適に過ごせますよ。
保湿力の高いシャンプーや洗い流さないトリートメントで髪質を変える
紫外線で壊れてしまうキューティクルを保護するために、シャンプーやトリートメントでガードしておきましょう。
保湿の高いものを使用しておけば、紫外線だけでなく、乾燥や摩擦などの外的刺激を軽減させてくれます。日々のケアでダメージを受けにくい髪を育てるのも大切です。
髪型を変えてみる
髪の分け目がいつも同じだと、部分的に紫外線があたり、頭皮が出続けているとダメージを直に受けてしまいます。気分転換に変えるだけでなく、紫外線対策として替えて見るのも良いかもしれませんね。
なお、髪を全下ろしにすると髪の毛全体に紫外線が当たってしまうので、お団子ヘアなどで髪をまとめるほうが紫外線を浴びにくくなります。
活性酸素を減らす、ビタミンの摂取
髪を茶褐色に褪色させるのは光老化が原因。それを作るのは、肌のシミやしわの原因でもある活性酸素です。紫外線を浴びることで作られるこの活性酸素を減らすビタミン、抗酸化成分で対抗していきましょう。それは
- ナッツなど種実類に多いビタミンE
- トマトやキウイなどビタミンC
- ワインやチョコレートなどポリフェノール
など、お肌にも良く髪にも栄養を届ける成分が多いです。抗酸化成分を食べ物で取り入れて、髪を健康にしてみては。
UVカットのヘアスプレーでガード
「帽子も傘もない、でも外出しなければ…」そんなときに使える髪専用のUVカットスプレー。出先でも気軽に使えます。
使い方は様々ですが、日の当たりやすい部分と頭皮が出やすい髪の分け目にも忘れずに吹きかけます。頭皮に合わない場合もあるため、使う前はパッチテストで確認してください。
紫外線対策を忘れてもアフターケアで修復!
なにもガードせずうっかり出てしまっても、その日のうちにケアすれば、ダメージは軽減されます。その方法とは、
- ブラッシングしてほこりを落とす
- シャンプーとコンディショナーで洗う
- トリートメントを付けた後、蒸しタオルなどで髪を保護
- 10分ほど放置
- 洗い流す
という手順があります。または、
- ブラッシングする
- ヘアオイルをなじませる
- 蒸しタオルなどで髪を保護
- 20分ほど放置
- シャンプーでヘアオイルを洗い流す
- トリートメント(コンディショナー)をして終える
という、ヘアオイルを使った手順もあります。
紫外線対策できるオスス商品
持ち運びできやすい、UVカットスプレーをメインに紹介していきます。
香りで選ぶUVカット「いち髪 さらツヤつづく和草UVカットスプレー」
髪を強力な紫外線から長時間ガード。褪色を防ぎつつ、自然な髪つやを持続させます。甘い香りがUVカットスプレーとは思わせず、髪をふんわり包み込みます。
髪の毛のための日焼け止め「資生堂 デープロテクターUVスプレー/UVミルク」
紫外線によるダメージを「髪の日焼け」として開発した、本格UVヘアケア商品。キューティクルの破壊から守ります。
UVミルクはスプレーとは異なり、タオルドライ後で使用します。痛んでいる部分を中心に髪全体へかけた後に乾かします。ドライ後でも、足りなければ重ねて塗布可能です。
これ一本で全身ガード!「ドクターシーラボ UVプロテクトスプレー100SPF50+PA++++」
頭の先から足の先まで全身に使えるUVカットスプレー。乾燥を防ぎ、どんな強力な紫外線も徹底的にガードしていきます。
紫外線が特に強い日に出かける際は、この一本で紫外線を解決!洗い落とす時は手間はなく、いつも通りシャンプーで洗い落とせます。
紫外線対策をして、髪を健康に
ここまで紫外線対策についてごしょうかいしてきましたがいかがでしたか?髪は肌以上に紫外線と接する距離が近いので、日差しがキツイ日は対策が必須です。
しっかり髪を守れば、いつもキレイなつや髪を維持できますよ。