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生活習慣

髪の毛の気になる静電気対策で抜け毛や切れ毛の原因を解消

これは全て静電気が原因と言われています。髪の静電気は一時的なもので、時間が経てば解消されるし、髪へのダメージはそんなにないだろうと思っている人も多いようです。

髪の毛は頻繁に触るものではないため、多少の静電気も気にならないから大丈夫と思っていても、静電気は髪へダメージを与えるためよくありません。

髪の状態が良くないという人も、静電気を解消するだけで髪の毛の傷みがなくなったという人もいます。

静電気は髪にどのようなダメージを与えているのか。そして、どうしたら髪の毛の静電気を予防することができるのかを知ることで美髪にも繋がります。


原因は髪の毛だけではない!髪に静電気が起こる原因

髪の毛に静電気が起こると、原因は髪の毛にあると思ってしまいます。しかし、原因は髪の毛だけではありません。

髪に起こる静電気の原因として、主に次の3つが挙げられます。

その1.髪の毛の水分が少なくて乾燥している

髪の毛はダメージを受けていると、キューティクルが乱れたり剥がれてしまい、髪の水分が不足していきます。

髪の水分が減ると、髪の毛がパサパサになり静電気が起こりやすい状態になります。

その状態で、プラスチックのブラシやクシで髪を梳かすと摩擦が起こり、静電気が発生します。

ダメージヘアの人がブラッシングをしたのに髪の毛が広がってしまうのは、静電気が起こって髪にまとまりがなくなっているからです。

その2.空気が乾燥しているため静電気が起こる

静電気は、冬に起こりやすくなります。

洋服などを着る時にも、パチパチと言いますが、これは空気が乾燥しているところに、洋服の摩擦が起こることで静電気が発生するからです。

髪の毛も同じで、空気が乾燥していると髪の毛同士の摩擦やブラシやクシとの摩擦で静電気が起こります。

髪が潤っていても、室内が乾燥状態になっていると髪を梳かした時に静電気が起こる可能性が高くなります。

その3.体内の水分量が不足している

ドアノブを触った時、パチッと静電気が起こることがあります。

こういった静電気は空気の乾燥もありますが、体内の水分量が不足している人も静電気が起こりやすくなります。

髪だけではなく、他の部分で静電気が発生しやすい人や肌が乾燥しやすい人は、体内の水分量が不足している可能性があります。

こういう人は、体自体に静電気を溜め込みやすくなっているため、髪にも静電気が起こりやすくなります。

髪を傷める!?静電気が与える髪へのダメージ

髪の静電気は、パチパチとするだけではありません。髪にかなりのダメージを与えるため、よくありません。

髪の静電気は、次のようなダメージの原因となります。

  • 抜け毛
  • 切れ毛
  • キューティクルが剥がれやすくなる(ダメージヘア)
  • 髪のうねり

髪の毛に静電気が起こると、ブラシの通りが悪くなるため無理に引っ張って髪を梳かしてしまいます。そうすると、切れ毛やキューティクルの剥がれに繋がります。

また、引っ張って髪を梳かすことが長期間続くと、抜け毛に繋がり薄毛の原因にもなります。

キューティクルが剥がれたダメージへは髪のツヤもなく潤いのあるツヤ髪じゃなくなるため、一気に老けこんで見えてしまいます。

これで大丈夫!髪の静電気を予防・解消する方法

髪の静電気は、乾燥する季節になると起こりやすくなります。そのため、静電気が起こらないようケアしてあげることが大事です。

毎日の髪のケアを少し見直すことで、静電気は予防することができます。

バチバチの嫌な静電気を起こさないためにも、しっかりとケアしてあげるようにしましょう。

その1.髪が乾燥しないよう保湿を心がける

髪の静電気を予防するために1番大事なのが髪の保湿です。髪が乾燥すると、静電気が起こりやすくなります。

髪の乾燥の原因の1番の原因は、髪の乾かし方です。

タオルドライをする時にゴシゴシとすると、髪に負担がかかるだけはなく摩擦で静電気が起こりやすくなります。

また、ドライヤーを使う時も同じです。髪の毛を乾かす時は、髪の根元(頭皮部分)から乾かすと、自然と毛先の方も乾いていきます。

ドライヤーを使って髪を乾かす時は、なるべく短い時間で終わらせるようにすることで、髪の乾燥を予防することができます。

もう1つ、髪の静電気予防に効果的なのがイオン機能のあるドライヤーです。

最近では、髪に潤いを与えてくれるマイナスイオンやナノイオンといったものが発生するドライヤーが数多く販売されています。

髪の乾燥が気になるという人は、髪を乾かす時だけではなくセットする時もイオン機能のドライヤーを使うと、髪に適度な水分が入るため潤いのある綺麗な髪の毛にもなります。

その2.静電気を予防するシャンプー・トリートメントを使う

髪の乾燥を予防するのには、シャンプーも大事です。保湿効果のあるシャンプーを使うと、髪に潤いを与えることができます。

保湿効果のあるシャンプー・トリートメントを使っても、髪の静電気が解消されない場合は、静電気を予防する効果のあるシャンプーを使うようにします。

静電気を予防するシャンプーには、髪の絡まりや摩擦を予防する働きがあります。

また、頭皮の皮脂が気になるため、メントール効果のあるさっぱりタイプのものや、洗浄力の強いものを使うと髪の水分も奪われてしまいます。

頭皮の皮脂は、髪の水分を保持するためにも適度に必要です。

頭皮を触った時、皮脂がたくさん付着する場合はさっぱりタイプのシャンプーでも大丈夫ですが、皮脂が適度にしか分泌されていない場合は、さっぱりタイプやメントールタイプのシャンプー・トリートメントは避けるようにしましょう。

また、洗う時もゴシゴシと洗うと髪が絡まり、静電気の原因となります。シャンプーをする時は、頭皮をマッサージするように優しく洗うようにしましょう。

その3.洗い流さないトリートメントやミストでパサつきを予防する

髪の乾燥が酷い時は、髪を乾かした後に使う洗い流さないトリートメントやミストを使うと髪のパサつきを予防することができます。

洗い流さないトリートメントは、付けることで潤いだけではなくキューティクルの剥がれを補修してくれる効果があります。

自宅では洗い流さないトリートメントをし、外出先では手軽に使えるミストなどを持ち歩くと、髪の乾燥を常に予防することができます。

洗い流さないトリートメントというと、オイル分が強いから苦手という人もいますが、オイル分の少ないものなど様々な種類があります。

自分に合ったものを選び、毎日のケアにプラスしてあげましょう。

その4.ブラッシング方法・使うブラシを見直す

毎日のブラッシングでも、髪の静電気を作り出すことがあります。まず1つは、使うブラシです。

プラスチックのブラシやクシは摩擦が起こるため、静電気が発生しやすくなります。

髪の静電気が気になる場合は、次のようなブラシやクシを使うと静電気を予防することができます。

  • つげ櫛
  • 木製のブラシ
  • 豚毛などの獣毛のブラシ
  • 静電気予防処理がしてあるブラシ

つげ櫛は、美髪に効果的な櫛として有名です。それだけではなく、100円ショップで販売されている木製ブラシも静電気予防になります。

もう1つ有名なのが、豚毛などの獣毛ブラシです。獣毛ブラシも髪には良いとされていますが、良いものになると少し値段が高くなります。

また、ドラッグストアなどで見かけるのが静電気予防をしてあるブラシです。お手入れも簡単なので、使いやすいブラシです。

ブラッシン方法にも注意が必要です。よく、根元からいきなり梳かしている人がいますが、これは摩擦を起こす原因となります。

まずは、毛先部分を梳かして絡まりなどをほぐしてから、少しずつ髪を梳かしていくと髪への負担も少なくなり静電気も起こりにくくなります。

その5.部屋の湿度が下がらないように管理する

髪の毛の保湿効果をしても、部屋の湿度が低いと髪の静電気の原因となります。

特に、エアコンやストーブなどを入れる寒い時期は空気が乾燥しやすくなるので、湿度管理が必要です。

部屋の湿度は60~65%ぐらいがいいと言われています。乾燥している時期は、部屋の湿度が20%以下になることもあるので、髪には良くありません。

湿度管理には、加湿器が便利です。湿度を設定しておけば、常に湿度を保ってくれます。

加湿器がない場合は、濡らしたバスタオルを部屋に干したり、コップに水を入れておくだけでも湿度は上がります。

また、最近はペットボトルに水を入れて差し込むだけの携帯加湿器なども販売されているので、そういったものを持っておくといつでも加湿ができるので便利です。

その6.喉が渇いていなくてもこまめに水分補給する

多くの人が、喉が渇いた時に水分補給をします。

喉が渇いた時に水分を補給するのも大事ですが、喉が渇いていなくても体内は水分が不足いて乾いていることがあります。

水分は、喉が渇いたからといって1度に大量の水分を補給するのではなく、こまめに少しずつ補給することが大事です。

また、水分を補給する場合はお茶やコーヒーといったカフェインが多く含まれているものばかり摂取するのは控えましょう。

カフェインは、利尿作用があるので水分を補給しても体外に排出する量も多いので、体内の水分維持にはあまり向いていません。

お茶だけではなく、ミネラルウォーターなども適度に飲むと体内の水分補給もしっかりできます。

その7.静電気が起こりやすい洋服は避ける

髪にあまり関係ないように感じますが、着る洋服の素材も静電気に関係します。

よく寒い時期に、セーターなどを着ると脱ぐ時にパチパチと言います。これは、静電気が起こっていることになります。

静電気が起こりやすい素材、起こりにくい素材を知って、洋服選びに取り入れるようにしましょう。

【静電気が起こりにくい素材】

  • シルク
  • コットン
  • 麻 など
【静電気が起こりやすい素材】

  • ウール
  • ナイロン
  • ポリエステル など

洋服で静電気が起こると、髪の毛にも静電気が移ることもあるので、注意しましょう。

その8.外出先での緊急事態の3つの対処策

自宅で、髪の静電気対策をしても外出先でいきなり髪の毛で静電気が発生することがあります。

外出先で、何も持っていない時に髪に静電気が起きた場合は、次の3つの対処法があります。

あくまでも緊急時の対処法なので、毎回やるのは控えましょう。

髪の毛を水で濡らす
髪に静電気が起きた時、手を軽く水で濡らして髪の毛を押さえると静電気が落ち着きます。
しかし、髪の毛についている水分が蒸発する時に髪の水分も奪ってしまうことがあるので、頻繁に行うのはやめましょう。
髪の毛にハンドクリームをつける
髪に洗い流さないトリートメントを付けるように、ハンドクリームを薄くつけると髪の毛の静電気を押さえることができます。
ハンドクリームには水分だけではなく油分も含まれているので、広がりも抑えてくれます。
しかし、ハンドクリームは油分が多いため髪に付けすぎるとべたつくこともあるので、注意しましょう。

髪の静電気を予防してまとまりのある綺麗な髪を維持する

髪の毛の静電気は、髪を傷めるだけではなく髪の広がりにも繋がり、ヘアセットもうまくいかなくなります。

また、パサパサな髪になるので、老けて見えてしまいます。

静電気は毎日のケアで予防することができます。しっかりと静電気を予防し、まとまりのある綺麗な髪を目指しましょう。

髪の毛の状態で、見た目年齢も変わります。ツヤのある綺麗だと見た目年齢も若くなります。

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