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生活習慣

髪を乾かさないで寝るのはNG!ダメージを受けてしまう5つの理由

…と、つい髪が濡れたまま寝てしまうことってありませんか?あるいは、ドライヤーの熱で髪が傷むのが嫌で、あえて乾かさずに寝ている人もいるかもしれません。

でも、髪を乾かさずに寝ることで、実は頭皮や髪には様々な悪影響があるのです。今回は髪を乾かさずに寝るのはなぜダメなのか、その理由について詳しくご説明します。


デメリットだらけ!髪を乾かさずに寝るとよくない理由5つ

よく「濡れたまま寝ても、起きた頃には自然乾燥している」という声をよく聞きますが、それは表面が乾いているだけで、中の水分は残ったままになっている可能性があります。

では、水分が髪に残ったままだと、なぜよくないのでしょうか?以下に主な理由をご説明します。

髪に残った水分で雑菌が繁殖!臭いや炎症の原因に!

普段使っている枕やベッドなどの寝具には、カビや様々な雑菌が存在しています。そこに髪の水分や体温、皮脂などの要因が加わることで、それらが非常に繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

頭皮にカビや雑菌が繁殖すると、臭いの原因になるほか、フケやかゆみ、ニキビなどを引き起こす可能性があります。また、ひどい場合は皮膚炎などを発症するおそれもあるので、注意が必要です。

頭皮が冷えて血行が悪くなり、薄毛の原因に!

意外に思われるかもしれませんが、髪を乾かさずに寝ることが薄毛の原因になる場合があります。

薄毛は髪に栄養が行き届かなくなることで起こりますが、それを引き起こす主な原因が血行不良。髪が濡れたまま寝ると、夜の間に頭皮が水分で冷えてしまい、血行不良に陥りやすくなってしまうのです。

キューティクルがはがれやすくなり、ダメージヘアに!

また、濡れたまま寝ることで髪も傷みやすくなります。というのも、濡れた髪は表面のキューティクルが開いており、水分やたんぱく質が失われやすい状態になっているからです。

また、寝ている間に枕などとの摩擦でキューティクルがはがれるおそれもあります。キューティクルがはがれると髪は乾燥してツヤがなく、パサついた状態になってしまいます。そして一度はがれてしまったキューティクルは、元に戻ることがありません。

特に後頭部のあたりは髪の毛も太く、密集して生えているため、水分が残りやすく、ダメージも受けやすくなるので注意しましょう。

髪は濡れたまま寝ると、ハネやすくなる!

髪を乾かさずに寝てしまうと、翌朝ひどい寝癖がついていて驚いた経験はありませんか?

実は髪は濡れたまま寝ると、クセが付きやすい特徴があります。髪に水気が残っていると、水素結合が引き起こされ、そのまま固まってしまうため、髪が折れ曲がった状態で固定されてしまうのです。

寝癖を取るためには、この水素結合を解かないといけないため、水やお湯で髪を濡らす必要があります。朝、またクセ直しをする面倒さを思えば、ドライヤーでしっかり乾かして寝た方がよさそうですね。

風邪や頭痛、アレルギーなどの原因にもなる

また、髪が濡れたまま寝ることで起こるデメリットは髪だけにとどまらず、身体全体にも及びます。

髪が濡れたまま眠ると、その湿気により体温が急激に低下し、血流が悪くなって頭痛を引き起こします。

また、湿気は身体の防御作用も弱めるため、免疫力も落ちてしまいます。それにより風邪を引きやすくなったり、アレルギー反応を引き起こす恐れもあります。

髪を乾かして寝ることは、つや髪に繋がる第一歩!

いかがでしたか?髪が濡れたまま寝ても、朝には乾いているからいいか、と思っていた人でも、この記事を読むと考えが変わったのでは?

一度や二度ではなかなか変化が見えにくいかもしれませんが、実は濡れた髪で寝ることは頭皮や髪、身体全体にもたくさんのデメリットを及ぼしているのです。

面倒でつい濡れた髪のまま寝てしまうというズボラさんも、これからはぜひドライヤーでしっかりと髪を乾かしてから寝るようにしてくださいね。一度習慣になってしまえば、意外と面倒ではないものですよ。

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