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ドライシャンプーとは?効果を活かす正しい使い方で頭スッキリ!
ドライシャンプーは、日本ではあまり使われないアイテムですが、海外ではオシャレのために使うという人も多く、気軽に使う美容アイテムの1つとして重宝されています。
ドライシャンプーは、どういった使い方をするのか、またどういう効果があるのか分からないという人も中にはいると思います。
海外では頻繁に使われているドライシャンプーとはどういうものなのでしょうか。
海外のようにもっと手軽に使えるようにするには、ドライシャンプーのことをもっと知ることが大事です。
Contents
ドライシャンプーって何?日本ではある出来事以降に注目を集める
そもそも、ドライシャンプーとはどういったものなのでしょうか?
ドライシャンプーとは、名前の通り、水を使わないシャンプーのことを言います。
普通、シャンプーというと髪を水やお湯で濡らし泡立て、またお湯で洗い流します。
しかし、ドライシャンプーは普通のシャンプーで使うような水が一切必要ありません。
日本には、昔からドライシャンプーというものがあったそうですが粉状のもので洗浄力が強く、髪がきしきしとしたり頭皮へかなりの負担がかかるため、頻繁に使うアイテムとしては浸透しませんでした。
現在は、頭皮や髪に優しいものになっているため、水があまり使えない介護の現場などではよく使われています。
また、風邪などをひいてお風呂に入れない時などにも、ドライシャンプーは大活躍します。
海外では、毎日シャンプーをする人が少ないらしく、普通のシャンプーとドライシャンプーを交互に行うという人も多いそうです。
日本でドライシャンプーが広まったのは震災以降
ドライシャンプーが日本でよく使われるようになったのは、阪神淡路大震災以降と言われています。
震災時、水が出なかったり制限されていることでお風呂に入れず髪を洗うことができない時に、ドライシャンプーを使って頭皮や髪の毛を清潔に保つようになりました。
それ以降、防災アイテムには必ずドライシャンプーが入っていたり、自宅でも防災グッズの中に用意をしているという人が増えました。
使いやすさで選ぶ!ドライシャンプーには様々な種類がある
ドライシャンプーといっても、様々な種類があります。
せっかくいいアイテムでも、自分が使いやすいものを選ばないと効果を発揮させることができません。
ドライシャンプーを選ぶ時は、自分が使いやすいものを選ぶようにしましょう。
その1.初心者でも簡単に使える「スプレータイプ」
ドラッグストアで販売されているドライシャンプーのほとんどが、スプレータイプになります。
スプレータイプは、髪の毛や頭皮にスプレーをかけていくだけなので初心者も簡単に使うことができます。
また、スプレーするだけなので手にドライシャンプーをつけなくていいので、手もほとんど汚れません。
その2.整髪料のような泡が出てくる「フォームタイプ」
フォームタイプは、整髪料のように泡状態で出てきます。これを、頭皮につけてシャンプーとして使います。
フォームタイプは、頭皮や髪の毛につける時にムラができることもあるので、整髪料としてフォームを使っている人にはオススメです。
その3.メイク落としのように洗浄液が染み込んでいる「シートタイプ」
ドライシャンプーの洗浄液がシートに染み込んでいるのが、シートタイプです。
よくメイクを落とす時にシートを使いますが、そのような形になります。
シートタイプは頭皮全体に付けるのは少し面倒で、どちらかというと髪の毛のニオイが気になる時などに使うと便利なアイテムです。
その4.皮脂が多く出る人にオススメの「パウダータイプ」
昔からあるドライシャンプーというのが、このパウダータイプです。
頭皮や髪の毛に適量を付けるのですが、頭皮や髪の毛の余分な皮脂を吸着するのにかなり優れています。
そのため、乾燥肌の人よりも、皮脂が多く出て頭皮のベタつきが気になる人にオススメのドライシャンプーです。
その5.整髪料のような使い方をする「ジェルタイプ」
フォームタイプと同様、整髪料のようなジェルを頭皮や髪につけるタイプのドライシャンプーです。
揮発性のあるものなので、ベタつきは残りませんがフォームタイプと同じように慣れないとムラができることもあります。
また、つけすぎると頭皮に残るような感じがする人もいます。
ベビーパウダーがドライシャンプーの代わりになる!?
ドライシャンプーがない時、ベビーパウダーがあればドライシャンプーの代わりに使えるという口コミがネットなどでよく見られます。
本当にベビーパウダーで代用できるのでしょうか?
パウダータイプのドライシャンプーには、コーンスターチが入っています。
ベビーパウダーにもコーンスターチが入っており、頭皮や髪の余分な皮脂や水分を取り除くのには十分効果があると言われています。
ベビーパウダーは、肌への負担もあまりないのでドライシャンプーの代わりとして使うこともできます。
しかし、パウダータイプのドライシャンプー同様、慣れないと頭皮に付着したまま取れなくなったりすることもあります。
ベビーパウダーをドライシャンプーの代わりに使うことは可能ですが、使い方次第では髪の毛や頭皮が余計に汚れてしまうこともあるので、緊急時などに使うのがベストです。
使う前に知っておきたい、ドライシャンプーのメリット・デメリット
ドライシャンプーはとても便利なアイテムと言われています。髪や頭皮に良いこともたくさんありますが、デメリットもあります。
ドライシャンプーを使う前に、まずはメリットとデメリットを知っておきましょう。
メリット その1.お風呂がない場所でも手軽にシャンプーできる
ドライシャンプーの利点は、水がなくてもシャンプーができるという点です。
そのため、震災時や水が使えない環境でも簡単にシャンプーをすることができます。
また、水で髪を濡らさないため、洋服を着たままシャンプーができるのも嬉しい点です。
特に、子供などが水を嫌ってシャンプーさせてくれない時などには、洋服を着たままできるためすぐにシャンプーをすることができます。
メリット その2.頭皮や髪の毛への負担を軽減できる
ほとんどの人が、毎日シャンプーをしていると思います。
頭皮や髪の毛を清潔に保つことは大事ですが、毎日シャンプーをすると頭皮や髪の毛へかなりの負担を与えてしまいます。
ドライシャンプーと普通のシャンプーを交互にすることで、頭皮や髪の毛への負担も軽減できます。
ちなみに、海外では普通のシャンプーは2~3日に1回で、あとはドライシャンプーを使っているという人も多いようです。
メリット その3.体調が悪い時でもシャンプーを我慢しないでできる
風邪をひいた時は体調が悪い時、病院でお風呂に入るのを止められることがあります。
しかし、高熱が出ると汗をかくのでシャンプーをしたくなるということがあります。
そういう時、ドライシャンプーは水を使わずできるので、簡単にシャンプーすることができます。
ドライシャンプーは元々、介護の現場でもよく使われていたので病気の時などはとても便利なアイテムです。
デメリット その1.初めて使う時の分量が難しい
ドライシャンプーは、頭皮や髪の毛につけます。この時、どのくらいの量をつけた方がいいのか分からず、つけすぎてしまうことがあります。
- スプレータイプ
- フォームタイプ
- ジェルタイプ
- シートタイプ
上記のものは揮発性のため、つけすぎても髪や頭皮は乾きますが、つけすぎると頭皮に違和感が残るという人もいます。
また、パウダータイプの場合はあまり付けすぎると髪の毛からしっかりとパウダーが落ちないこともあります。
デメリット その2.敏感肌や乾燥肌の人には合わないこともある
普段、シャンプーを選ぶ時には肌に合ったものを選びます。
しかし、ドライシャンプーの場合はなかなかドラッグストアなどで敏感肌用や乾燥肌用のドライシャンプーを見つけることができません。
普通のシャンプーより洗浄力は落ちて肌に優しい成分になっていますが、揮発性のあるものは敏感肌の場合は刺激になる可能性もあります。
簡単に使える!?正しいドライシャンプーの使い方
ドライシャンプーは、ただ頭皮や髪につければいいというわけではありません。使い方を間違えると、シャンプーの効果も半減してしまいます。
ドライシャンプーを使う前に、必ず正しい使い方をマスターしましょう。
その1.基本的なドライシャンプーの使い方
ドライシャンプーには、上記でも書いたようにいくつかの種類があります。
- スプレータイプ
- フォームタイプ
- ジェルタイプ
上記のドライシャンプーの使い方が基本となりますので、使い方を覚えましょう。
- ブラシやクシで髪の毛を梳かす
- ドライシャンプーを頭皮や髪の毛にまんべんなくつける
- 指の腹で頭皮や髪の毛をマッサージしていく
- 乾いたタオルでシャンプーを拭き取る
- ブラッシングをする
上記のドライシャンプーは揮発性があるので、少し髪に残っても大丈夫ですが汚れをしっかりと落とすためには、タオルで拭き取りをした方が効果的です。
また、濡れているのが気になる場合はドライヤーで乾かしても大丈夫です。
その2.シートタイプは拭き取る感じでシャンプーをする
シートタイプの場合、ドライシャンプーの液体を頭皮や髪の毛に直接つけるわけではないので、拭き取る感じで使っていきます。
- ブラシやクシで髪の毛を梳かす
- シートで髪の毛や頭皮を拭いていく
- ブラッシングをする
シートタイプの場合、他のドライシャンプーよりも頭皮の汚れは落としにくいので、髪の毛を重点的に洗うものとして使うようにしましょう。
その3.パウダータイプは頭皮にパウダーが残らないようにする
パウダータイプのドライシャンプーは揮発性などがないので、頭皮や髪の毛にパウダーが残らないようにしなくてはいけません。
そのため、少し基本のドライシャンプーの方法とは変わります。
- ブラシやクシで髪の毛を梳かす
- ドライシャンプーを頭皮や髪の毛にまんべんなくつける
- 指の腹で頭皮や髪の毛をマッサージしていく
- パウダーを落とすために目の細かいクシで髪の毛を梳かす
- 頭皮などパウダーが残っていないか気になる場合は、ドライヤーを当ててパウダーを落とす
パウダータイプのシャンプーは、シャンプー後に目の細かいクシで梳かすことでほとんどが落ちます。
しかし、頭皮などに残っているのが気になる場合は、ドライヤーを当ててパウダーを落とすようにしましょう。
使い方は様々!ドライシャンプーのオススメの使い方
ドライシャンプーは、毎日のシャンプー代わりに使うだけではありません。その他にもいろいろなシーンで使えるので、覚えておくととても便利です。
その1.スポーツをした後など汗をかいた時に使う
暑い季節やスポーツをした後、汗をかきます。すぐにシャンプーをしたくても外出先だとシャンプーすることができます。
ドライシャンプーは持ち運びしやすいサイズのものも多いので、外出先でも簡単にシャンプーをすることができます。
その2.仕事が終わった後などスッキリとしたい時に使う
仕事が終わった後、友達と食事に行ったりすることもあります。この時、頭皮や髪のニオイやべたつきが気になる時どうしていますか?
こういう時にもドライシャンプーはとても役立ちます。
髪の毛にタバコのニオイなどがついていると、周りに良い印象を与えないこともあります。
こういう時は、シートタイプのドライシャンプーなどを使えば、髪のニオイもしっかりと取り除くことができます。
その3.朝シャンをする時間がない時に使う
夜、シャンプーをしても朝起きて再度シャンプーをするという人がいます。
時間がある時はいいですが、時間がない時に髪を濡らしてシャンプーをすることができない時には、簡単にできるドライシャンプーがオススメです。
特に、寝ている時に汗をかいた時などは、ドライシャンプーがあると、朝行く前に髪や頭皮をスッキリとさせることができます。
ドライシャンプーは1つ持っておくととても便利
今まで、ドライシャンプーは介護や災害時に使うものと思っていた人が多いと思います。
しかし、それ以外でもドライシャンプーは使うシーンがたくさんあります。
常に、頭皮や髪の毛をスッキリさせたい人やベタつきが気になる人は1つ持っておくと便利です。
ドライシャンプーは使い方も難しくないですし、正しい使い方を覚えておくと本当に便利なアイテムです。
今まで使ったことがない人も、身だしなみの道具の1つとして持っておくといいかもしれません。