ブラッシング
ブラッシングの正しい方法。美しい髪と地肌を育てるコツと注意点
- 髪にツヤを出す
- シャンプー効果をアップさせる
- 育毛・発毛効果
- リラックス効果
などなど想像以上の美髪効果が期待できます。しかしこれはあくまでも適切なやり方でブラッシングを行ったときに得られる効果になります。
誤ったやり方でブラッシングをしてしまうと、美髪効果どころか髪や頭皮を傷める原因になってしまうのです。毎日のヘアケアだからこそ適切なやり方で行いたいですよね。
ブラッシングに適したブラシの選び方、ブラッシングで気を付けるポイントなど、適切なブラッシング方法を知りヘアケアに取り入れてみましょう!
使用するヘアブラシの選び方とブラッシングのベストタイミング
ブラッシングにて使用するヘアブラシは、何でもいいわけではありません。適したブラシを選んだ方がより高い美髪効果が期待できるようになりますよ。またブラッシングのタイミングも重要ポイントになりますね。
何を使えばいいの?ブラッシング用ブラシの選び方
クシやブラシにもいろいろな種類がありますが、ブラッシングをするときはブラッシング専用のブラシを使いましょう。
ブラシが細かいクシや寝癖直しなどで使用するロールブラシはブラッシングには適さないのです。
ブラシ選びの参考にするためにも、主なヘアブラシの素材や特徴について理解しておきましょう。
- 豚や猪
- 動物の毛を使ったブラシは毛が柔らかくブラッシングに適した素材のひとつになります。静電気も起こりにくく頭皮も炒めません。ただし水洗いに適さないものもあり、清潔に保つのが困難だったりします。
- ナイロン
- 値段もお手頃な物が多いのですが静電気が起こりやすいのが難点です。
- 金属
- ブラシが固く頭皮やキューティクルにもダメージが大きいです。
- 新素材
- マイナスイオンを放出したり、静電気を起こしにくくしてくれたりと美髪作りに効果があるように作られた素材です。
お店ではいろいろなタイプのブラシが販売されています。ブラシは試してから購入することが難しいですから、商品選びで迷ったときはお店の人に相談してみる、商品レビューを参考にしてみると適切なブラシが見つかりやすくなりますよ。
また人によって心地よいと感じるブラシの種類やその時によって適したブラシも異なったりしますよね。
ブラッシングはいつするのがベスト?
ブラッシングはいつ行うのが美髪作りに効果的に働くのでしょうか。基本的にいつやらなくてはいけないという決まりはありませんが、適したタイミングで行ったほうが美髪効果も高まりますよ。
- シャンプー前
- もっともブラッシングに適したタイミングがシャンプー前ですね。髪に付着したホコリやゴミ、頭皮の汚れを浮かせて落としやすくしてくれます。
また髪のもつれやからまりも解消してシャンプー時の指通りも良くしてくれますよ。
- ドライヤーの後
- シャンプーをして髪の毛を乾かした後に使うのもおすすめです。ブラッシングの適度な刺激が頭皮の血行をよくしてくれます。
- 寝る前のブラッシング
- 適度に頭皮に刺激が加わるとリラックスしてきます。それが質の良い睡眠にもつながりますよ。
寝る前だけでなくストレスがたまったり、疲れたりしたときなどリラックスしたいときにブラッシングすると癒されますよ。
ブラッシングのベストタイミングに合わせてブラッシングをする習慣をつけましょう。特にシャンプー前はシャンプーの効果を高めるので是非やったほうがいいですよ。
美髪効果をアップ!コツと注意点を抑えて正しいブラッシングを!
ブラッシングのやり方次第でブラッシングの美髪効果が大きく変わってきます。美髪効果をアップさせるための正しいブラッシングのコツをマスターしましょう。
ブラッシング前に髪の毛の状態をチェックすること!
傷んでいる、乾燥している頭皮や髪にいきなりブラシを通してしまうと、髪や頭皮に強いダメージを与えかねません。
乾燥や痛みが激しいときはブラッシング前に髪をオイルやスプレーで湿らせてから行うようにしましょう。
根本からではなく毛先からブラッシングすること
ブラッシングするときに頭皮から毛先に一気にブラシを通しては絶対にいけません。それは根本をブラシで強く引っ張ってしまうと髪と頭皮に強いダメージが加わるからです。
ブラッシングを始めるときはまずは毛先からブラシを通すのがポイント。毛先のからみやもつれがほぐれてきたら今度は髪の毛の中央部分のもつれやからみをほぐしていきましょう。
このようにして徐々にブラシを毛先から頭皮に向けて細かく分けてブラッシングすることが大切です。
部分的にからみやもつれが取れてきたら、根本から毛先までブラシを通してOKですよ。
このやり方はNG、ブラッシングでやってはいけないこと
髪や頭皮を傷めるようなやり方でブラッシングしてしまうと、せっかくのブラッシング効果が台無しになりますので注意が必要ですね。
- 濡れた髪にブラッシング
- 濡れた髪の毛はキューティクルがはがれやすい状態になっています。そのような髪の毛にブラシを通してしまうと、キューティクルがはがれてしまって髪のダメージが進行してしまいます。
またお風呂からあがった後は頭皮も柔らかくなっていて、ブラッシングによる刺激で傷つきやすくなっています。ブラッシングをするならドライヤーをした後で行ってくださいね。
- 逆向きブラッシング
- ブラッシングは上から下に向けて行うのが鉄則です。それは逆向きにしてしまうとキューティクルを痛めてしまうからです。
キューティクルは傘のような形をしていますので、下から上に向かってブラッシングするとキューティクルにひっかかってしまい傷つきます。それがキューティクルを破壊することにつながってしまうのです。
- 一部だけのブラッシング
- 髪の毛の量が多い、髪が長い人はブラッシングが一部分に偏りがちになります。それではせっかくのブラッシングの効果が得られにくくなってしまいます。
量や長さがある人は髪の毛をブロッキングするなどして髪全体にブラッシングするようにしてくださいね。
今挙げたNG行動は誰もがよくやりがち、やったことがあると思います。これらの点に注意しながらブラッシングをすすめていってくださいね。
正しいブラッシングを毎日の美髪作りに役立てよう!
ブラッシングはヘアケアの基本でありそのやり方次第で美髪効果も大きく変わってくるくらい重要なケアです。毎日行うブラッシングだからこそ、正しいケア方法を身に付けたいですよね。
ブラシの選び方やブラッシングで気を付けるべきポイントなどを理解して、正しいブラッシングを身に付けましょう。それが健康で美しい髪の毛を作るのに役立ちますよ。