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馬油シャンプーの効果って?美髪作りにも育毛にもOKの理由とは

  • 火傷
  • 切り傷や擦り傷
  • ニキビや肌荒れ
  • 乾燥 など

お肌に良い馬油はもちろん髪にも良い、というのをご存知でしょうか?

「常識でしょ!」という方も「知らなかった!」という方もいらっしゃるとは思いますが、馬油が「髪にも肌にも良い理由」にはある共通の理由があるのです。

近年では髪の悩みをもつ方が増加傾向にあり、この馬油の効果に着目したスキンケア・ヘアケアメーカーが様々な馬油配合のシャンプーを開発しています。

優れた美容液のような効能をもつ馬油を使った「馬油シャンプー」には、髪にどんな良いメリットがあるのでしょうか。


馬油シャンプーにはどんな効果があるの?

馬油を配合したシャンプーは確かに頭皮や髪には良い効果がありそうですが、具体的にどのような効果があるかをご存知でしょうか?

馬油がもつ成分が、実際に髪に与える影響というのは複数あります。まずはどんな効果があるのかをチェックしてみましょう。

育毛効果

馬油シャンプーがブームになった最初の理由は「育毛効果」です。

質の良い豊富な脂質が頭皮環境を理想的なバランスに保つため、新陳代謝力が上がる上に発毛が阻害されず、髪の毛の赤ちゃんがどんどん生まれる循環が生まれるのです。

個人差は当然多少はあるものの、各メーカーの口コミなどを総合的にみると薄毛に悩んでいる人が馬油シャンプーを利用し始めて平均で半年以内には「育毛効果があった」「髪が増えた」という実感をしているようです。

もちろん育毛というのは馬油を使っていれば良いというものではなく、効果を実感した人の大半は同時進行で食事に気を使ったり、運動をするなどでホルモンバランスを整えるなどの努力をしていらっしゃいます。

が、相乗効果があった方が努力の効果を早く実感出来ますよね!馬油シャンプーはそうした日常の努力をサポートする力もあるのです。

抜け毛・薄毛予防

育毛効果と同じく、抜け毛予防や薄毛予防の効果を実感している人も多くいます。

馬油に含まれている成分には、頭皮の血行を促すものもあります。また、オイルインシャンプーは指通りがなめらかなので頭皮マッサージをしやすいこともあり、「シャンプーをしながらマッサージを行える」というメリットがある商品もあります。

さらに最近では「馬油+美容オイル」といった、保湿成分をブレンドしたアイテムも増えています。

あまり知られてはいないのですが、馬油を始め近年ブームになっているアルガンオイルなどの美容オイルには常在菌が増えすぎるのを防ぐ効果もあり、雑菌が増えることによる「かゆみ」「乾燥」、それに伴う抜け毛や薄毛状態を抑制する働きがあるのです。

過剰に常在菌を落としすぎる、という心配もないため、頭皮のバリア機能は維持出来ますし、臭いや炎症に悩む方にとっても馬油シャンプーは強い味方となりそうです。

白髪対策

白髪は年齢や生活習慣、日頃のストレスなどによって男女問わず現れる悩ましい症状です。気がつくとあちらにもこちらにも…という状態になりやすいため、カラーリングを短期間で繰り返すという方も多いのではないでしょうか。

白髪は頭皮の中にある色素幹細胞を活性化させれば抑制することは可能ですが、それには細胞レベルでのケアが必要となります。

馬油シャンプーなら、この細胞レベルでのケアが一度に行えるのです。抗菌作用や保湿効果、さらに血行促進効果に加え「頭皮細胞の酸化を抑える」という抗酸化作用が白髪の予防に役立ちます。

クセ毛・猫毛の改善

髪が細い、ハリやコシがない、すぐうねる…こうした髪質の悩みも、頭皮環境を整えることで改善する可能性が高くなります。

クセ毛の遺伝などがないのであれば、本来髪はまっすぐに生えてまっすぐに伸びていきます。しかし何らかの原因によって毛根や毛穴に歪みが生じた場合、髪はねじれるように生えるため成長途中でうねる、はねるなどのクセが出やすくなります。

また、毛穴が詰まりやすい状態になっている場合は栄養や血行不良になっている場合が多く、うねりも強くなりますし、髪自体が細く柔らかい猫っ毛と呼ばれる髪質に変化しやすくなります。

馬油によるオイルクレンジング効果で毛穴を詰まらせている余分な脂質や汚れ、角栓を取り除き、毛穴にしっかりと潤いを補給し保護してあげることで、このような毛穴の歪みや髪質の変化を予防する効果が期待出来るのです。

乾燥頭皮や乾燥髪の予防

オイル系と言えばやはり真っ先に連想出来るのが「保湿効果」ではないでしょうか。

人の肌や頭皮は、水分8に対し油分が2の状態と言われています。水分量が少ないことはもとより、それを保護する2割の油分が少ない場合も頭皮や皮膚の状態は乾燥に傾いてしまいます。

毛髪が密集している頭皮は顔や首などの皮膚と比べれば皮脂量が減少しにくい部位ではあるのですが、血行不良や栄養不足などによって頭皮環境が乱れた場合には分泌量が少なくなります。

分泌量が減った頭皮は自浄作用も落ちますので、古くなった皮脂が酸化したり常在菌のエサになりやすく、そこから脱毛、薄毛、白髪、うねりなどの髪トラブルが起こります。

健康的なウルツヤ美髪を目指すのであれば、まずは水分と油分のバランスを整えること。このバランス調整に非常に良いサポート力を発揮するのが馬油を始めとした美容系オイルなのです。

髪のツヤやハリを出す美髪効果

馬油の脂質は頭皮にだけではなく、毛髪をコーティングする作用もあります。

一般的な手入れのされた馬を想像してみて下さい。非常に艷やかできらめき感のある毛質をしていないでしょうか?これは馬の皮脂に含まれるコーティング質の輝きによるものです。

このコーティング質は毛髪に対して密着力が高く、更に剥がれにくい性質を持っているため、人の毛髪に着くとキューティクルを補修しツヤのある輝きを演出してくれます。

キューティクルそのものが艷やかに強くなることで、髪内部の栄養がしっかりと毛根から毛先まで行き届きやすくなるため、髪が太くコシのある状態が作られます。更に太い栄養たっぷりの髪は毛根から抜けにくく、不必要な脱毛を防ぐ効果もあります。

馬油を配合したシャンプーは、様々な効果が様々な相乗効果を呼ぶ「好循環」によって髪や頭皮を健やかに生まれ変われせる力がある、ということがお分かりいただけましたでしょうか?

馬油シャンプーが髪に良い効果をもたらす理由

馬油がもつ成分が色々な影響を生み出すということは先述致しましたが、なぜ「シャンプー」にプラスすることで効果を発揮出来るのでしょうか。

肌に塗り込んでも良い「馬油」が、シャンプーに配合されることで生まれる良い効果の秘密をチェックしてみましょう!

人肌に近い成分”セラミド”が馬油に含まれている

セラミドという成分の名前を聞いたことはあるでしょうか?人の肌や髪にある細胞と細胞の隙間を埋めるための脂質成分です。

このセラミドが十分に足りていれば細胞の隙間がふっくらとし、ハリや潤いを保つ事ができますが、セラミドが不足していると細胞間に隙間が生まれ、そこから傷みが生じたりコシがなくなったりするのです。

馬油にはこのセラミドという脂質成分が含まれており、更に「人がもつ天然のセラミド成分」にかなり近いと言われています。そのため非常に浸透率が高く、無理なく人の頭皮や髪、皮膚に馴染んで代役を果たしてくれるというわけです。

最近では植物性のセラミドも化粧品に配合されますが、乾燥しがちな頭皮にとっては馬油などの高濃度脂質セラミドのほうが栄養価は高いと言えます。

アミノ酸系洗浄剤との相性が良い

脂質の高い馬油シャンプーにおいては基本的には合成シリコン剤が含まれていません。馬油のコーティング成分が合成シリコン剤とほぼ同じ、またはそれ以上の働きを行うため頭皮や髪に余分な負担をかけなくて済みます。

また、近年では合成界面活性剤を非配合にするメーカーが増えています。代用として馬油と相性の良いアミノ酸系洗浄成分が含まれているものが多いのですが、髪にとっては弱酸性に近いpHバランスに仕上げてくれるアミノ酸系シャンプーのほうがダメージが少ないため理想的な配合バランスと言えるでしょう。

洗いすぎない、洗わなすぎない、という絶妙なバランスに仕上がるよう、馬油成分のもつ力を最大限有効活用した配合になっているものが多いのです。

優れた保湿成分と栄養成分

馬油に含まれたセラミドはもちろんのこと、もうひとつ注目したい栄養素が「α−リノレン酸」という不飽和脂肪酸です。

セラミドと同様こちらも人の皮膚や頭皮への浸透率が高い成分で、保湿と同時に血行を促進させる効果をもつ栄養素でもあります。

血行が良い頭皮は食物などから吸収したエネルギーを円滑に毛根に届けることが出来るので、育毛効果はもちろん抜け毛や白髪、うねりの予防につながるということは先述した通りです。

馬油に含まれている潤い成分は1種類ではなく、複数の保湿性の高い成分が互いを補い合いながら細胞に働きかけることで様々な相乗効果が生まれるのです。

スカルプケアもヘアケアも同時にアプローチ出来る

馬油がもつ豊富な脂質は頭皮からの浸透率が高いだけではなく、汚れや余分な油分を浮かして取り去る作用も十分にあります。

お顔にオイルクレンジングを使うと、皮膚の潤い感は残った状態でしっかりとメイクを落とすことが出来る、という経験をされた方は多いと思います。これと似た効果を、馬油シャンプーは頭皮で発揮するとお考えいただければわかりやすいかもしれません。

実は頭皮や髪には沢山の「汚れ」がついています。

  • 大気中の汚れや有害物質
  • 常在菌を含む有機細菌
  • 過剰に分泌した皮脂、酸化した古い皮脂
  • ムースやワックスなど整髪料など

こうした汚れは髪にも体にもあまり良くないため、大量であったり残っていたりすると体内の活性酸素が「除去しなくては!」と膨大に増加していきます。

しかし増えすぎた活性酸素は白髪や抜け毛の原因になるため、「活性酸素が増えすぎなくても良いように」スカルプケアで極力汚れを落としてサポートしておくべきなのです。

馬油で頭皮をオイルクレンジングしてあげることで、こうした体の自然な働き(自浄作用)を助けることが出来ます。

活性酸素除去をエイジングケアとして行うことも大切ですが、根本的に「増えすぎないようにする」ことも非常に重要なポイントなのです。

種類は様々!継続しやすいメーカーとコストで選んで

最近では国内外を問わず多くの健康系メーカーが馬油の育毛効果や髪のエイジングケア効果に注目し、配合成分などにオリジナリティを加えながら開発・販売しています。

馬油そのものが若干コストのかかる美容液のようなものなので、馬油を配合したシャンプーは一般的な合成シャンプーよりもやや高値になります。ドラッグストアで変えば1本900円前後のものが多いと思いますが、馬油シャンプーの場合1本2000〜3000円と3倍近くになる場合も多くあります。

シャンプーは一度使うだけのものではなく、毎日継続して使用するものです。そのためあまり高値になりすぎると、消費量に対してコストがかかりすぎてしまい続けることが難しい、という人もいるでしょう。

メーカーによっては「定期使用」を前提として、少し通常価格から割引値になる定期購入などのサービスを行っているところもありますし、通販サイトなどではタイムセールやイベントセールなどを行う場合もあるためまとめ買いをするのも一つの手。

自分の生活の中で負担にならない額のメーカーのアイテムを選ぶのが「続ける」ポイントです。販売価格を1ヶ月(30日)で割ると、一日あたりの負担額が見えやすくなりますよ。

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